焼肉鉄板の気分を味わいたい。

ご当地グルメのアレンジ再現もずいぶんとたくさんのレシピをつくってきました。

ご当地グルメアレンジ再現｜tokeiya｜note

いつしかその数、100本を超える記事を書いてきた自分に、あらためて驚きです。それと同時に、ちょっとほめてあげたい、そんな気分にも。

🥩テレビで見た福岡の味

今回、つくってみるのは、テレビの特集で見かけて、おいしそうだなと思ったひと品。

びっくり亭本家 | 博多焼肉鉄板発祥店│福岡県

福岡県のびっくり亭本家さんのこのメニュー。お肉と野菜を鉄板でじゅうじゅういわせたところに、辛味噌をつけるわんぱくさが、たまらなく魅力的です。

これをぱくぱくと食べながら、ぐいっと飲むビールもたまらなくおいしそうだし、白ごはんに載せてもこれまたおいしそう。定食なんかの焼き肉系のメニューって、にんにく醤油味が多いような印象があるんですが、これはガツンと味噌味というのも目新しい気がして、テレビの画面に釘付けになってしまいました。

🥩鉄板はないけれど

しかし、いざ再現しようと思ってみると、我が家にはあのじゅうじゅういう鉄板はありません。じゃあ、あきらめるしかないのか…。

いや、これでいこう。お気に入りのこれ。

そう、シルバープレート。

もちろん、この連想は形からきたもので、シルバープレートを火にかけてじゅうじゅうするわけではないのですが、この楕円形に肉野菜炒め的な焼き肉を載せると、ほら。

なんだか、鉄板焼肉の気分になってきませんか。

🥩焼肉鉄板風をつくります

🔥肉焼きタイムスタート

🐽材料
・豚こま
・キャベツ
・万能ねぎ
・醤油
・こしょう

お肉はじっくり焼くのがポイント。熱したフライパンに油を敷いてお肉を載せたら、焼色がつくまでそのまま動かさず待ちます。こんがりと色づいて、こりっとしたら返しのサイン。

キャベツを投入。これも動かさず、焼色がつくまで待ちます。

キャベツに焼色がついたら、さっと醤油を回しかけて、全体にからめます。

刻んだねぎを加えて、こしょうを振ります。

これでベースの焼肉はできあがり。

シルバープレートに盛り付けます。うん、定食屋さんっぽいですね。このあと、たれを一緒に盛り付けるので、お皿の端の方は隙間をあけておきます。

💧味のポイント辛味噌

そして、ここで今回の味のポイント、辛味噌づくり。

💧たれの材料
・コチュジャン…大さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・おろしにんにく…適量

材料をボウルで合わせます。コチュジャンが味のベース。焼肉っぽいですよね。

お肉を焼いたあとのフライパンにたれを入れたら、火にかけて、泡立ってくるまで加熱します。

お皿の端のスペースに、たれを注ぎます。

🥩鉄板はなくても

まずは、キャベツとお肉をそのままぱくり。シンプルな醤油味で、素朴なおいしさです。

そして味変。

辛味噌をつけながら、次のひと口。

おお、これはパンチのある味です。ご本家はこれが熱々の鉄板で出てくるので、たれも煮詰まってさらに濃厚な味が楽しめそうですが、これでも十分パワフルな感じです。

もりもり食べて、パワーチャージ。そんな感じのひと皿になりました。鉄板はなくても味わえる、気分は焼肉鉄板です。