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ハムをいれるとリッチな気分。

すでに完成形で、メニューとして名前もあるそんな料理に、たったひとつなにかの素材を追加する。それだけで一気に料理の格が上がったりすること、ありますよね。


🍳なにかをプラス

たとえば朝食の定番目玉焼き。ベーコンを敷いてから卵を割り落として焼くだけで、名前は横文字になり、そしてベーコンエッグとなったとたん、昼ごはんのメインディッシュにしてもいい気がしてきます。

たとえばカレーにカツを載せてカツカレーにしたら、一気にボリュームとわんぱく度は急上昇です。

そんなメニューは数あると思いますが、これ。みなさんのいつものレシピはどんな感じですか。

🥔ポテサラの構成

ポテトサラダなので、じゃがいもはもちろんメイン。なめらかに潰すという人もいれば、粗めにしてちょっとごろごろしたところが残るのがいいんだよという人もいるでしょう。

そこに加えるのは、玉ねぎ必須。この食感は大事。にんじん必須。彩り完璧。きゅうりも必須。じゃがいもの白、にんじんのオレンジときたら、緑は外せません。

ここで考えます。いまあげた材料にマヨネーズがあれば、それだけでポテトサラダになってますよね。いや、そもそもじゃがいもとマヨネーズだけでも、ポテトのサラダといえばサラダです。

でも、それはマヨネーズ風味のマッシュポテトといったほうがふさわしい。そこに彩りと食感の素材を加えることで、本物のサラダになるのです。

🥔あと2つはなに

しかし、ここでもう一度考えてみてください。思い浮かべるのは、デパ地下だったり、居酒屋だったり、洋食屋さんだったり。メニューとして販売されてるポテサラです。

そう、あと2つなにか入ってますよね。

卵。

ですです。そうです。ゆで卵を粗く潰したものが混ざってたりします。ボリュームも出るし、黄身の色はアクセントにもなりますね。

そしてハム。ハムですよ、ハム。

🔪ポテサラクッキング

今回はそんなハム入りのポテサラをつくります。

🥔材料(2人分)
・じゃがいも…2個
・にんじん…1/4
・玉ねぎ…1/4
・きゅうり…1/2
・ハム…2
・酢…1
・マヨネーズ…2
・フレンチマスタード…1
・こしょう…ひとつまみ

じゃがいもはレンチン、にんじんもサイコロ状に切ってレンチンしてあります。玉ねぎときゅうりは薄切りにして塩もみ。水分をしっかりと絞っておきました。

熱々のじゃがいもにお酢をまぶします。

このお酢の水分で、舌触りがなめらかに。

フォークの背で潰したら、味付けはマヨネーズ、フレンチマスタード、こしょう。フレンチマスタードは、なければ省いてもOKですが、あると俄然味に深みが出ます。

全体を混ぜて味をなじませたら、具材投入。ハムのピンクもここでお出まし。

さくっと混ぜたら完成です。粗熱を取って、冷蔵庫でしっかり冷やしておきます。

冷えたらハム入りポテサラの食べ頃です。

🥓ハム入りでちょっとリッチ

ところでハムってお肉類ですけど、ふだんはわりと軽く扱われがちな気がします。

おなじ豚肉でもチャーシューは、ラーメンのトッピングやおつまみという形で、メインの舞台はランチか夕食ですが、ハムって違いますよね。

ハムの晴れ舞台は、サラダや卵と一緒におもに朝。昼も夜も出てきたとしても、脇役に回る印象のハムですが、朝だけはお肉というだけでメインのポジションを割り当てられます。

冷製で食べる、薄切りで食感が軽やか。そんなハムの特徴は、夜には物足りないけど、軽く食べたい朝には重宝されるのです。

だからこそ、サラダにもマッチするのかもしれません。たしかに、ポテサラにチャーシューを入れるのもおいしそうてすけど、なんだか重くなりそうでもあります。

でもハムなら大丈夫。軽やか。そしてそれでもお肉。野菜だけだったポテサラに、お肉系の存在が加わるのです。なんかリッチな気分になりませんか。

もしここに卵を追加すれば、ポテサラの究極系になるのは間違いなし。でも、卵をこのために茹でるのって、ちょっと面倒じゃないですか。

だから我が家のポテトサラダは、ハム入りがちょっとリッチな豪華バージョンなのです。

📚ポテサラのショートストーリー

ポテトサラダが題材の創作です。

よかったらご一読ください。

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