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リクエストは洋食屋さんのランチ風。

ゴールデンウィーク、中盤のお天気はちょっと微妙。午前中は少し足を伸ばして、散歩をしてきました。コロナ禍以降、習慣になっているので、帰省中もそのあたりはペースを崩さずにいたい性質です。


🏕故郷の景色

向こうに見える山が靄に煙っています。湿度の高い日のこういう光景も、山が見えるからこそ。

故郷の景色って、意識してなくてもなんとなくほっとします。きっと子どもの頃から当たり前のように見て育ったから、自分の中の基準になっているんだろうなと思います。

🏠実家ランチはリクエスト

そんなこの日のランチは実家ごはん。この間、夜に中華を作った反動か、母と話をしているうちに、洋食が食べたいよねということに。

じゃあ自分がつくるよというと、母のリクエストも取り入れてこんな感じになりました。

洋食屋さんの日替わりランチ風の盛り合わせです。

メインはしょうが焼きと白身フライ。サラダと赤スパを添えることにします。

🔪洋食屋さん風ランチづくり

💧たれはいつもの常備だれ

まずはしょうが焼きのたれづくり。

おろしにんにくにおろししょうが、醤油、砂糖、みりんを合わせて火にかけます。

ひと煮立ちさせて、冷ましておきます。

作り置きしておくと便利なので、今回も多めにつくりました。

🐟タルタルソースも手作り

白身フライはスーパーで特売していたので、タラにします。

パン粉を付けて準備OK。

タルタルソースも手作りです。実家の冷蔵庫にもピクルスが作り置きしてありました。

これがあると、タルタルソースも手早くつくれます。今回は粉チーズも少し加えてコク出しします。

🍝付け合せに赤スパも

付け合せには赤スパを準備。

やわらかく茹でたスパゲティの水気を切って、熱いうちにバターとオリーブオイル、ケチャップをからめて、こしょうを振ってよく和えておきます。

付け合せにするときは、炒めずにからめるこのスタイルが、さっぱりと仕上がっておすすめです。

生野菜と赤スパで、洋食屋さん気分の盛り上がる付け合せが揃いました。

🔪白身フライとしょうが焼き

ではメインをクッキング。

タラは火通りのいい素材なので、高温で揚げていきます。

途中で返して、からりと。両面がきつね色になったら、揚げ上がりのサイン。火通りが気になるときは、竹串を刺してすこし置いて、中まで熱くなっているか確認すればOKです。

しっかり油を切っておきます。

続いてしょうが焼き。あらかじめ、ソースに使う薄切りの玉ねぎをしんなりするまで炒めて用意しておきます。

バターを溶かしたフライパンに、小麦粉をまぶした豚ロースを広げて並べます。

焼色がついたら、返して反対面も焼きます。

玉ねぎとしょうが焼きのたれを投入。

からめながら炒めたらできあがり。

🍽洋食屋さん風に完成

メインが2品なので、まずしょうが焼きをすこし端に寄せて盛り付け。

白身フライをセットして、タルタルソースを載せたらできあがりです。

しょうが焼き、白身フライタルタルソース、サラダに赤スパ。洋食屋さん風の仕上がりです。

🏠食いしん坊な親子の会話

これ、なんぼくらいするやろ。

食べはじめるとき、東京のランチ事情を知らない母にそう訊かれました。

このところ、ランチの値段事情も右肩上がり。3年前には880円くらいだった日替わりランチがいまでは1000円を超えてしまったなんてお店も、珍しくありません。

そんな話をすると、毎日それやと大変やねぇと母。そして家でこんな感じのランチが食べられてありがたいわ、と喜んでくれました。

もちろんこの実家ランチがお店で食べたらいくらくらいするのかという仮定がすべてではなく、ひとりならついつい手を抜きたくなるランチを、しっかりとつくって食べられたことも喜んでくれたようです。

メインがひと品でなく2品あって、それがお肉と魚の組み合わせというあたりも、ねらいどおり洋食屋さんぽい雰囲気になって、満足してくれたのかもしれません。

お昼を食べ終わってすぐお皿を洗いながら、今晩はなににしようねぇ、なんてそんな話をするのも、帰省中ならではの会話です。食いしん坊で料理好きな親子ですからね。

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