PAAGO WORKS パーゴワークス SWING スイング L レビュー
私、普段はこのアカウントでショートショートや短編小説をアップしているのですが、実はバードウォッチングと山歩きが趣味です。
先日買ったサブバッグがとっても良かったので、レビュー記事を書いてみました。
目次
1.購入のきっかけ
軽くて防水のサブバッグが欲しい!
今まで山に行く時は、サコッシュやボディバッグにスマホ・カメラ・行動食などを入れて歩いていました。しかし、しばらく続けるうちに、
・サコッシュはスリムだけど容量がイマイチ…
・ボディバッグは首から双眼鏡を提げると邪魔!
・いずれも撥水加工は申し訳程度。雨が不安…
…といった点が気になるようになりました。
そこで、あれこれ調べるうちに行き着いたのが、「パーゴワークス スイングL」です。
2.仕様
軽くて気軽に使える3way!
詳細は公式サイトの紹介ページを見ていただけばいいんですが、この製品は元々、同社のザックに「チェストバッグ」として取り付けることを主眼に開発されたもののようです。私は前述のとおり、双眼鏡の邪魔をしたくないので、もっぱらショルダーバッグとして使う前提ですが、チェストバッグはザックに荷重を分散できるメリットがあるので、荷物が多い時や遠出するときは検討しても良さそうです。
販売ページの解説によれば、重量は160g。公式サイトには175gとの記載があったのですが、私が買ったモデルは一つ前の世代のものなので、モデルチェンジで素材の厚みが「100デニール」から「330デニール」に変わった影響と思われます。
購入サイト(楽天)
現行モデルは2色展開!
スイングには旧モデルと現行モデルがあり、私は色が気に入ったので、敢えて旧モデルを購入しました(まだ在庫があるようです)。
現行モデルはベージュとグレーの2色展開で、写真ではベルベットのような質感に見えます。スポーティーすぎるデザインが気になる方は、現行モデルのほうがいいかも。また、同社製のバックパック「Buddy」シリーズに取り付けができるため、色を揃えたい方は現行モデル一択になります。
MとLどっちがいいの?
スイングには2つのサイズがあり、購入時かなり迷いました。その際参考にさせていただいたのが以下のサイトです。
MとLの大きな違いとしては、
「オプションのインナーカメラバッグが使えるのはLサイズだけ」
という点があったのですが、現在インナーカメラバッグは、公式ストアを初め、どの店舗でも販売されていないようです。残念ながら廃盤ということになるのでしょうか。
となると、後はどちらの大きさを選ぶか、という点のみ。私は上記レビューにあった「Mサイズはシェルと500mlボトルを入れたらいっぱい」という記述が気になったので、Lサイズを購入しました。
※2022年6月現在、公式ストアでは、現行モデルのLサイズは品切れとなっているようです。
3.スイングのここがスゴイ!
とにかく大容量!
前述のレビュー記事などを参考に、大は小を兼ねる!とばかりにLサイズを購入したのですが、近場ならザックいらずで歩けるくらい、色々なものが入ります。
内部はこんな感じ。ポケットがたくさんあって便利です。
①ウインドシェル
②500mlのペットボトル
③ウェットティッシュ
④車のキーなど
⑤財布(ミニポーチに必要最小限を携帯してます)
⑥行動食
⑦どこでもベープ(効果は微妙…)
⑧コンデジ(PowerShotのハイズームタイプ)
⑨救急用品(絆創膏など)
全部入れるとこんな感じに。
ちょっとゴロッとしますが、まあ許容範囲です。
急な雨でも安心!手堅い防水仕様
公式サイトによれば、素材のナイロンにはテフロン加工とPUコーティングが施されているとのこと。また、ファスナーは全て止水仕様です。
水をかけてみたりはしていないのですが、小雨程度なら安心と思っていいでしょう。
まあぶっちゃけ、今まで雨に振られたことなんてないんですけど!笑
どう使う?ベルトループ
スイングには、本体に大4箇所、フラップに大小2箇所ずつ、背面に小一箇所と、計9箇所のループがついています。外したサングラスなどを掛ける、カラビナを付けて物を吊るす、というのが想定される使い方のようですが、これが地味に便利。
私は試しに「どこでもベープ」を固定してみました。(これからの季節、低山は蚊が多いので…)
また、コンデジをMapPocketに入れたら結構かさ張ったので、手持ちのカメラポーチを取り付けてみました。
工夫次第で色々な使い方ができそうです。
4.スイングのここがイマイチ…
バリバリ音が気になる!
フラップはマジックテープで留める仕様なのですが、開けるとき結構音が響きます。ちょっと気になるかも。まあ軽量化のため敢えてのセレクトなのでしょうから、これは我慢するしかないかな…。
ショルダーストラップが頼りない…
今回は、容量を試すために敢えて物を多めに入れてみたのですが、ペットボトルまで入れるとかなり重量感があり、付属のストラップ(幅2センチ)では肩に食い込む感じがありました。
幸いパーゴワークスでは、オプションで幅広の替えストラップを取り扱っているので、購入を検討しています。
Shoulder Belt(税込¥880)
Comfort Shoulder(税込¥1320)
※初めから幅広のベルトを付けてくれればいいのに…と思ったら、Shoulder Beltのページに
「SWINGに標準付属」との文字が。現行モデルではこの問題は解決されているということでしょうか?
安定感はボディバッグには敵わない
荷物を入れれば入れるほどゴロッとしたシルエットになるので、ショルダーバッグとして使っていると、体にフィット感がありません。前述したストラップの交換で感触は変わってくるかもしれませんが…。
5.スイングの後継モデルは今後も出るのか?
スイングは、パーゴワークス社のロングセラーである「パスファインダー」や「フォーカス」の中間のような位置づけの製品のようです。
PATHFINDER
FOCUS
スイングの現行モデルは、Lサイズが長らく品切れとなっている他、インナーカメラバッグも取り扱われなくなりました。
一方、同社では新しいサブバッグとして、「スイッチ」「スナップ」が登場しています。
SWITCH
SNAP
特に「スイッチ」は、スイングのような3Wayのボディバッグで、広く人気を博しているようです。
このラインナップを見ると、もしかしてスイングの位置づけって、ちょっと中途半端になるのでは…という気が少しだけしています。
個人的には、これからも長く使っていきたいので、ぜひカラーバリエーションも含めて、今後も生産を続けてほしいです。
6.まとめ 「今後はこう使いたい!」
色々試してみましたが改めて、使い道をあれこれ工夫しがいのあるバッグだと感じました。
今後はこのような感じで使ってみたいと思っています。
・近所の散策のお供に単体で
特に冬場は近所の散策程度なら、シェルを脱ぎ着する場面はまずないですし、飲料ボトルも小型でOKなので、スイング単体で出かけられそうです。
・ザックと合わせてサコッシュ的に
スイング自体にかなり容量があるのですが、やはりあまり入れすぎると物が取り出しにくくなるため、シェルかボトルのどちらかをザックに入れた方がよいと感じました。代わりにフィールドノートや薄手の野鳥図鑑なんかを入れるのはよいかもしれません。
7.その他参考にしたサイト
購入にあたり、以下のブログなどを参考にさせていただきました。皆様経験豊かな登山家の方ばかりで、へっぽこハイカーの私には眩しかったです笑
貴重な情報をありがとうございました!