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新人保険プランナーにおすすめする7つのこと

保険プランナーは基本的に新卒はおらず、転職でなる方が多いと思います。
会社員→フルコミ営業へのシフトでやるべきことを書いていきます。

会社のとなりに引越す

私が新人時代に支社長に言われたこと、それは、「会社の近くに引越せ」でした。
私は転職時に30分くらいで通えるところに住んでいましたが、会社の一番近く、糸電話が引けそうなくらい近いところに引越しました。
これにより、会社に毎朝晩行く習慣や、通勤が1分であること、終電を気にせず仕事ができるようになりました。
フルコミの仕事は、独立自営家、自営業です。会社のとなりに引越してきた人は、退路を断っています。覚悟の様な意識も芽生えると思います。
引越しの際に断捨離もしましょう。
私の場合は、愛車や遊び道具など、仕事に関係ない諸々の物は実家に送りました。
お寺の修行僧になるようなイメージで、仕事に集中できる環境を構築することが大事です。
リモートワークが普及したとはいえ、出社をすれば先輩や仲間がいますので、そんな方々から教えて頂いたり、刺激を受けたりできます。
守破離の守の段階をまずはしっかりやることが大事です。

初月の成績で1位を目指す

外資系生保などのフルコミの会社に入社した場合、トップクラスの方々はもの凄い数字を上げています。とてもではないですが、新人が太刀打ちできる相手ではありません。
そこでまずは初月に同期1位を目指しましょう。
フルコミ営業でまともに生き残れるのは、上位1,2割程度ですので、数十人の同期でまず抜きに出る必要があります。
日々同期の成績ランキングをみて、それを励みにしたり、大きな数字を入れた同期がいたら、連絡して成功事例を聴くことが大事です。
フルコミ営業の場合、初月の数字は飛行機の巡航高度になります。
飛行機は離陸する際に、一番推進力が必要です。一気にパワーをかけて、上空へ飛び立つのです。高い高度まで上がることができれば、それがあなたのその後の基準になります。
出だしの高度が低いと、飛行機は不安定になります。
今まで生きてきた中で一番仕事をした月にし、精一杯仕事をして、どれだけの成果が出るかやってみましょう。
初月にやりきった数字はあなたの自信となります。
一番本気でやり抜いた者が、同期1位の座を手にします。
私も他の同期の誰よりも仕事をして、1位になりました。
新人にスキルの差はさほどありません。情熱の差です。

ロープレを徹底的にやる

保険営業はロープレが大事です。特に保険の場合は、他の高額商材と異なり、お客さまは保険に興味がありません。ニード喚起が必要になります。家やクルマなどと違って、無形で未来のもので、自分のためではなく家族のためのものです。自動車保険などと違って、自らリスクを感じで加入する事も少ないものです。
保険は嫌い、No、営業されたくないという人が大半です。
販売が最も難しい商材の1つです。
そんな人に短時間で、プランナーや保険に興味を持って頂くための人間力、営業力が必要です。
そのトークスクリプトを磨いて、練習を重ねることが大事です。
保険の原点である死亡保障の必要性をいかに顧客に感じて頂けるかが重要です。

小さな目標をクリアし続ける

保険会社や代理店に入ると、様々なコンテストがあると思います。
毎週の連続挙績、3W(毎週3件以上のご契約)、12件メダル(月に12件以上のご契約)、週間MVP、月間MVP、ルーキーコンテスト、Qのコンテスト、マイルストーン、社長杯、MDRT…
そのそれぞれをこだわってクリアしていくのです。なかなかしんどい時もあると思いますが、それらを乗り越えていくと、仕事をする習慣が身に付きます。この習慣こそが、成功のキーです。
小さなコンテストをクリアし続けていけば、1年後には社長杯やMDRTに入賞していることと思います。

MDRTは運転免許証

保険業界上位数%の称号であるMDRT。外資系生保ではMDRT会員比率が40%を超えています。
新人時代は私は支社長にMDRTは保険営業の運転免許証だ。新人の君たちは無免許運転。早く免許証をとりなさいと習いました。
MDRTなんてすごいではなくて、保険営業をするための免許と思ってしまえば、なるのが当たり前という感覚になります。
憧れや、なれたらいいなではなく、ならなければならない。必達の心構えが大事です。
初めてMDRTになったら、世界大会や日本大会、各種イベントには必ず参加をするべきです。そこにMDRT同期の仲間との出会いがあります。
私もMDRT世界大会で新人時代を共に過ごした同期と今でも親しくしています。
MDRTをクリアしてくれば、おのずと年収も会社員時代より大幅に上回っていることでしょう。
前職時代と年収が変わらなければ、交通費や飲食代、家賃補助などはない世界ですので、その分マイナスになってしまいます。
各種活動費を引いても前職時代を大きく上回るようにしなくてはなりません。
そうでなければ、ハードな世界に足を踏み入れたのに報われないからです。
MDRTクリアの先に、経済的にも時間的にも自由な世界が待っています。

素直さを持つ

トッププレイヤーの先輩方に、成功の秘訣は?と聞くと、たいてい言われるのが素直さです。
保険で売れていない人はたいていが我流でやっている人です。
学ぶは真似るという言葉の通り、まずはまわりで売れている人のやり方やトークを素直に受け入れることです。
売れている人は論理を用いて感情に訴えることができています。
営業の仕事は演劇の舞台の役者のようなものです。
営業や仕事の時は別人格になるくらいでも良いと思います。
同じことをしていれば同じような結果が出やすいです。
思い込みといった固定観念をとりはらって、諸先輩(売れている方)のアドバイスを素直に実行されることをおすすめいたします。
私はこうした方が良いと思うというような考えは、結果が出てからやっていけば良いのです。
守破離の順番を守ることが大事です。

情熱次第

出身大学や職歴も似ている。でも売れている人と売れていない人がいます。
違いをもたらしているのは情熱です。
保険プランナーの仕事で成功して、自身の夢や目的を叶える。
そのために目標数字を絶対に超えるというような気概が大切です。
達成後の世界を感情的にイメージングすることが大事です。
自分へのご褒美も大事なので、何々をやりきったら、○○を買おうでも良いと思います。
できるだけ壮大なイメージが良いと思います。
○○を達成したら、親孝行でも、家族孝行でも、2週間や1ヶ月、世界旅行をするでも、家やクルマや時計や趣味のものを買うでもいいですし、そこに感情的なものを含んでいることが大事です。
人はエクセル表の数字だけでは動かないので、エモーショナルな何かを常に持つことです。
私の場合は、1年間仕事を頑張るたびに、両親をハワイやNY、ロンドンなどの海外旅行に招待するということをやっていました。
しんどい時にに両親を想うと、頑張る気持ちが湧いてきました。
身内の大切な誰かのために頑張るというのは良いと思います。

自分は何のためのこの仕事をするのか、誰のために、なぜ?なぜ?と深考すると、自身の仕事に対する意義の腹落ちができ、覚悟が決まると思います。
本気で仕事をしていればその想いは顧客に伝わるものです。

夢や希望、勇気をもってお客さまにお役立ちしていきましょう。

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