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理学療法士による「お金のリハビリ」💴 ・CAPM(資本資産評価モデル)

ウィリアムス・シャープが提唱した、CAPM(資本資産評価モデル)によってマーゴヴィッツ氏が提唱したモダンポートフォリオ理論は終止符を打ちました。

シャープ氏は、個別株式を市場全体の動きと関連つける方法論を考えついたんです。

簡単に要約すると、ある株式の値動きというのは
①その銘柄の固有の動き(アルファ)
②市場の動きに感応する動き(ベータ)
③予測不可能なイベント
の3つに分かれるという理論です。

複数の銘柄を持つということは、③の非市場リスク、つまり統計上の予測不可能性を消し去ります。

そうなると、ポートフォリオの値動きは①と②の2つの要素で決まると考えました。

この際、①の動きは一定だからポートフォリオのリターンは最終的には②の大きさで決定される。

これがファイナンスの世界を席巻した「ベータ革命」なんです✋

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