明るいところを目指して書く
ヤスさん主催の66日ライランに参加しつつ、書くことを習慣として続けています。
で、そんな中でずっとひっそり考えているのが、
「みんなどうやって書いてるんだろう」
という素朴な疑問です。
スマホとかパソコンとかの手段ではなく。
書きながら考えるのか。
それとも頭の中にある「書きたいこと」を、一気呵成に出力しているのか。
あるいはその両方、ぽやぽやした曖昧な「書きたいこと」を可視化するべく書いてるうちに、いつの間にやらいい感じの文章が出来上がっているのか。
こういうことを考えるうちに自然と思い出すのは、作家・森博嗣さんの書き方です。
この人は速筆でも有名なんですが、小説の書き方として「頭の中にある映像を文字にするだけ」だから速い、という内容のことを、以前どこかで仰っていたはず。
(精確な引用でなくて申し訳ない)
小説ではないにせよ「書く」という行為において、その境地は憧れでもあります。
そんなふうに書けたら、もう少し本を読む時間を取れるんじゃないかと。
継続をもってアウトプットの重要性を思い知りつつ、書いてると読めないってのは切実な問題ですほんとに。
で、私の場合。
毎日続けてきた中で何となく実感しているのが、
「タイトルか見出し画像がハマれば書ける」
という気付きです。
noteの下書きをメモ代わりにしています。
現時点で60ぐらい溜まっているその一覧を眺めながら、今日は何を書こうかと選んだり、これ書きたいから先にこっちを書いちゃおうとか決めたりするわけです。
でも、いざ書こうとしても意外に書き進められない。
最低でも毎日900文字以上にはしたいんです。
しかし下書き画面の文字数カウントを見ては、増えない文字数に頭を悩ませる。
そして手が止まる。
下書き保存して画面を閉じて、他のクリエイターさんの記事を読みに行ったり別のSNSを開いたり……のどう考えてもダメパターンな行動をついつい取ってしまう。
そういう時ってだいたい「タイトル」も「見出し画像」も決めていない状態かも。
と、最近になってようやく思い当たった次第です。
両方じゃなくていい。
どっちかでいいんです。
自分の中でカチッとハマるものが決まれば、その決まったタイトルか見出し画像が導いてくれる。
篝火のようにして前に進めるのと同時に、少し先で燦然と輝く明るい目印にもなってくれるんです。
(みんなのフォトギャラリー機能にお写真を提供してくださってる方々には感謝しかありません)
継続を念頭に置くなら、そのための手段を知っておくと間違いなく強みになる。
書く話題としての「自分なりの書き方」を、客観的に振り返ってみるのはいかがでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました。
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