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ずっとずっと身軽に生きてたはずだった
思ってもない事言って
好きでもない人と一緒に
対して興味もない物見て
面白くないのに笑った

そうやって生きてきたはずなのに
いつの間にか大切なもので
両手が塞がっていて。
話したい事、したい事、創りたい物、
会いたい人
そんな普通の希望で溢れていた。

あと少し、もう少し、
そうやって生き延びてきたから
いつからか生を惜しんでいる
自分らしくない、
いや、本当の私はこれが1番
らしい、のかもしれない。
あの時、私が傷付かなくて済んだなら
当たり前に死を恐れ生を望んだんだろう
もう10数年経ってしまったけど
やっと自分は、私を取り戻せたのかな

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