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" きゅンとしちゃう図書 "名鑑


ページをめくれば
胸が「 ♡! 」とときめくような
テーマもブックデザインも
最高に素敵な本。


本屋さんで一目惚れして、
家の本棚に並んでいる姿を眺めるのも
ちょっと嬉しくて、
もう何度も読んだのに
不意にまた読みたくなるときがあって、
読めばいつのまにか
心が弾んでいる。

あなたにもそんな一冊が
あるでしょうか。

小説やエッセイもいいけれど
今日はちょっと違うジャンルを読みたいな、
というときの

わたしのおすすめを
紹介させてください。


***

暮らしの図鑑 ガラス

うっとりする輪郭。繊細で脆い美しさ。
厚みの変化が織りなす色彩のグラデーション。
トロピカルな色味にも素敵に染まる、
ガラスにしかない魅力を再発見できる一冊。
暮らしの図鑑シリーズの「お茶の時間」や
「色の楽しみ」もおすすめです。ぜひぜひ。


世界のふしぎな色の名前

色の名前に秘められたストーリーを
ちょっと覗いてみませんか?
潤色うるみいろ」「秘色ひそく」「妖精のふともも」、、、?!
初めて耳にする色名もきっとあるはず。
知れば知るほど楽しい色の世界に、
ついつい引き込まれてしまいます。
解説が充実していて面白い上に、
カラフルでキュートな挿絵がふんだんで
読みやすい本です。


信じてみたい 幸せを招く世界のしるし

日本では、お湯呑みの中に
茶柱が立つと縁起がいいと言われるように
世界にも不思議な迷信がたくさん。
この本を読んだあとは、
今まで何気なく見ていたコトが
吉事を連れてくる素敵な報せに見えてくるかもしれません。
世界の文化に触れることができる、
絵本のような、さくっと楽しめる一冊です。


配色スタイル ハンドブック

配色のアイデアを紹介する本は
幾つもありますが、
私はこの本に載っている色の組み合わせが
群を抜いて好きです。
デザインを考える時や、絵を描く時、
インテリアを選ぶ時のヒントに。
創作を楽しむ人へ贈りたい一冊です。


花と料理 おいしい、いとしい、365日

季節に合わせた花や料理の写真が
ことばと一緒に綴られています。
フラワースタイリスト×料理家×フォトグラファー
の3人がつくるその世界は
乙女心をくすぐるような可愛らしさでいっぱい。
ヤミツキになる本です。
365日、楽しめてしまうのも嬉しいポイント。


百花帖 もっと知りたい近づきたい100の花たち。

雨宮さんの生け花はどれも
「器の中で、花が自然に、朗らかに佇んでいる」
そんな雰囲気があります。
たおやかな花の美しさに加え、
花にまつわるちょっとしたお話が添えられて
やさしく静かな世界観の広がる一冊です。


***


きゅンとできるものがあるって
いいな、と
思います。


やっぱりこういうのが好きだなあって
自分のことを再確認できたり、

沈んだ気分に作用する
ビタミンになってくれたり、

まだまだ素敵なものはたくさんあるのかもって
世界をもっと知ってみたくなったり。


色々と
難しく考えてしまう毎日だけれど、
「 ♡! 」という
小さなヒカリを大切に。

そんなふうにできたら、
とっても素敵だと思うんです。

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