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6年ぶりの北野監督の新作映画「首」を観てまいりました
いやぁ面白かった。
「アナログ」と「首」両方書けるってのが凄いですな

ということで以下ネタバレあります

とてつもなくおもしろかったです
この世界観が本当の戦国時代だったと思えちゃいます
信長も、秀吉も、家康もまったく格好よくない。
ヒーロー感が微塵も無い、これが本当かな、と。
普通のドラマの信長とかって、カッチョ良過ぎですよね。
ずっと名古屋弁なのも良かった。
秀吉と久しぶりに会ったとき「やっとかめ」って言ってて、本当に言うんだって思いました。つぼいノリオ以外で初めて聞きました。
本能寺で首を落とすのが弥助なのも、初めて観たパターンでした。
斬新です。

アウトレイジなんかだと、殺人は違法で罪で死体遺棄のことなんかを考えちゃうけど、戦国時代の殺しっぱなしで首を落とすことになんの抵抗もない世界観は、もう怖いとか通り越して面白いんだということに驚いた。
ほとんどコントだったもんなぁ、さすがです。
何度も笑っちゃいました。

男色描写は大島渚さんの影響なのでしょうか?
「戦メリ」とか「御法度」のアレを更に突き詰めた感じでしたね
おっさんのイチャイチャはキツかったです。

アマレス兄弟あんなに目立ってるるとは思わなかったので、なんか嬉しい
ホーキング青山さんも素晴らしい使われ方でした。


以下、余計なひとことを有料にしました
別にお金出してまで読むようなことは書いてません

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