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出雲とヤマト 歴史4 龍神信仰と神奈備山

本日は出雲の口伝のお話の続きをしたいと思いますが



その前に

先週 島根の西出雲と東出雲をお詣りしおりました。

出雲の口伝で伝えられている神社や山など。

出雲大社にもお詣りしましたが

その他の神社や山が それ以上にご神氣があり心地良かった。

鎮魂もさせて頂きました


今年 二回目で 今回はツアーを組んで開催しました。


3日間でしたが あっという間で 当然行きたい場所に


周りきることはできません


また 来年の春にも  再びお詣りしたいと思うほど


なぜか 出雲に惹かれます。

今回はそんな出雲の


龍神信仰と神奈備山​のお話をしたいと思います。


出雲族は インドの川にいたワニと 

森にいたコブラを恐れていた。 

ワニを川の神 コブラを森の神として祀っていた。

そのワニとコブラを合わせて 龍神信仰が生まれた。

そして その信仰が日本に伝わった。

その龍神信仰の龍神は

サイノカミの人格神の次に 重要な従属神とされた。
幸神(サイノカミ)→ 父神 クナトノ大神 母神 幸姫命  神子神 サルタ彦大神

出雲族は龍神と見立てた縄を藁でつくり 

木に巻き付けて拝むようになった。


現在の出雲の神社でも この光景が見られます。

巻き付けられた木は御神木とされ

齋の木、ハバキと呼ばれた。

出雲族は ワニをワニザメ

コブラをセグロウミヘビとして 信仰した。

セグロウミヘビの尾は平たく六角形である。


神社に奉納してトグロに整えて御神体としていた。

それを昔の出雲の人々は、竜蛇神と呼んでいた。

また、セグロウミヘビの尾は六角形であり 

神社の神紋となり 竜鱗紋と呼ばれていた。

今 呼ばれている亀甲紋は誤り。

竜蛇神は 出雲大社 熊野大社 美保神社 佐太神社に大切に祀られいる。

出雲大社では ウミヘビが流されてくる旧暦10月 

新暦11月頃に稲佐の浜から 竜蛇神をお迎えする 神迎祭が行われる。


出雲の神在月は もともと 竜蛇神の現れる月の意味であった。

ちなみに 神無月は ご存知の神嘗祭。

神嘗月から変化したもの。

神嘗月は神様に新米を捧げる月だったが 

神嘗が神無と変化して神無月となり 

旧暦の10月には全国から神々がいなくなると誤解されるようになった。

そして 出雲では逆に神在月と宣伝された。

※神在月の神在ですが これは出雲の神在餅の元でありその語源から善哉となった。

また 出雲大社の東西の19社は 神在月に神々の宿舎とされているが 

実際は 明治時代に小社を大社境内にまとめたものであった

と伝わっている。

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました

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