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天才と呼ばれるレオナルド・ダ・ヴィンチから学ぶこと

前書き

誰もが知っているであろうレオナルド・ダヴィンチ。画家として有名で、彼の作った作品はとても独創的で、アイデアあるれるものばかり。

有名な作品でいえばモナリザや最後の晩餐。それらはその時代において、とても優れ、卓越したものだった。

天才とまで呼ばれるほどのレオナルドだが、彼はただ、天才で才能あふれる人で、それだけなのだろうか? レオナルドの作品はいわば才能が成した作品なのだろうか? 才能という面は作用していることはあるが、本当にそれだけの要因なのか? 

この記事では、レオナルドがどういう人物だったのかを主に解説して、それらから何を学びとることができるのか。順に書いていく。

1.レオナルドの人生

1452年にイタリアで生まれ、1514年に死去した、ルネサンス期を代表の芸術家。レオナルドは学校には行ってはいなかったが、常日頃からあらゆるものに興味を持ち、疑問を持っていた。例えば、なぜ空は青いのか、といった具合に、みんなが思う普遍的なものを、なぜそうなるのか、と疑問を持って、それを独学で学び、研究していた。

このことから分かるように、レオナルドの好奇心はかなり高いことが分かる。気になったものに興味を抱き、また、それがどういうものなのか、自分で調べようとする実行力があることが理解できる。

実際に、レオナルドは音楽、建築、幾何学、数学、解剖学、生理学、植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など、あらゆるものに興味を持ち、探求していったことがわかっている。

レオナルドの好奇心=開放性が一般の人に比べて異常に高いことが、レオナルドが天才と呼ばれる所以であるように思われる。

2.完璧主義者

レオナルドは極度の完璧主義者だった。完璧主義と聞くと、マイナスなイメージを思い浮かべるかもしれない。その理由としては、完璧主義な人は、あまり挑戦しない傾向があるからだ。
挑戦しないなら、自分ができることしかやらず、他の問いには、無視が安定だろう。(失敗が怖いから)

レオナルドも完璧主義の1人であったが、他の完璧主義とは少し違っていた。どのように違うのかというと、挑戦する完璧主義者だったことだ。

完璧主義の弱点は挑戦しないこと。自分ができることしかやらず、挑戦しないのだから、失敗もしない。

しかし、レオナルドは挑戦し続けた。完璧を目指そうとして。前述に述べた数々の学問を独学で学び、それを芸術に当てて、どうすればより良いものができるのか、試行錯誤を常にしていた。

とにかく、レオナルドは完璧主義で、なお挑戦し続けたのだから、失敗したのも多々ある。レオナルドの作品のほとんどは未完で終わっており、現在残っているものは10数点。天才と謳われていたが、その裏では失敗を重ねた努力家だったことがわかる。

3.これらのことから

才能の違いやセンス、遺伝的なもの。確かにそれらの要因があるのも事実。でも、それ以上にレオナルドは学び続けた。自分が知らないことをひたすらに学び続けたからこそ、天才と呼ばれるまで登り詰めた。

成功者たちを見て、才能や、センスなどで、一括りにまとめ、自分が成功できない言い訳をすることは簡単だ。

しかし、天才だから。恵まれていたから。それで終わるのは思考を放棄している。彼らは何をどうして、そこまで辿り着けたのか。その過程が何よりも学ぶべきことなのだと思う

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