ねこぽんぽ

自閉症スペクトラムの娘と今どきCD屋を営むツレとの生活 自分らしさ認め合う心を大切に…

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自閉症スペクトラムの娘と今どきCD屋を営むツレとの生活 自分らしさ認め合う心を大切に バリ島の踊りとガムランが好き その他芸術芸能全般好き 猫好き動物好き 料理、庭いじり好き 絵や手芸も時々 生活しながら思ったこと、気持ちの整理をするために書き綴った覚え書きなど

最近の記事

ダウン症のA君の優しい気持ちと勇気を汲んでほしい

知的障害のある人が暮らすグループホームで遅番で働いている。 夕方、利用者のみんなが仕事を終えて帰ってくるちょっと前に入って、夕飯と次の日の朝食を用意しながら見守りを兼ねて利用者と夕飯時の団欒の時をすごす。 先日仕事に入ったら、ダウン症のA君が困ったことをしたと言う。 仕事からの帰りの道で、小さな女の子が倒れていたのでびっくりして電話で救急車を呼んだのだが、じきに女の子は歩いて帰ってしまい、それを見て安心したA君も救急車の到着を待たずにさっさと帰ってしまったと言うのだ。

    • コロナ禍になってからレゴンラッサムのプガワばかり練習している。

      コロナ禍になり、大好きなバリ舞踊の練習もやりにくくなり、去年の夏から大西由希子さんに月2回のオンラインレッスンで延々レゴン・ラッサム(女性が踊る宮廷舞踊)のプガワ(ゆっくりとした、特別意味のない抽象的な踊りの部分です)の部分を練習しています。Ibu Arini 先生のスタイルです。 由希子さんの踊りの大ファンなので、その踊りのエッセンスを教えていただけるのは本当に嬉しいです。 由希子さんがバリ舞踊を踊る時の、女性の踊りでも媚びることなく、凛としてストイックなオーラがとって

      • #遺骨を使った辺野古新基地建設に反対しますpart2に参加して

        沖縄の基地問題を考える小金井の会主催のイベントでした。 先月蟻塚先生の『沖縄戦と心の傷』講演で、いかに自分が沖縄に、特に本土と沖縄が実はどんな関係にあるのかを知らなすぎる事に気づきもっと知りたいと思っていたので、お隣の小金井でまた先生のお話しが聞けると知ってすぐに参加を申し込んだ。 6月の終わり、まだ沖縄戦について知らなすぎた私は、ヘリ基地反対協議会の『へのこTシャツ』を購入した。 7月の練馬での蟻塚先生の講演会に、何と図々しくもそのシャツを着て出掛けて行ったのだけど、講

        • 障害を持つ子の親であるというのは

          あた、ついまた、もうすぐ30になる発達障害(自閉症スペクトラム)の娘が、障害がなくて『普通』の娘だったら…今頃、むしろ別のことで親に心配かけたりしてるんだろうなぁ なんて想像してみる。 自分で働いたお金で友達と遊んだり好きなもの買ったり、色々工夫して独りの生活をエンジョイしてるんだろうな〜とか… 親がよくないと思っているような友達を作ったり、危ないから行っちゃダメ、やっちゃダメって言ってるようなことをしてみたり…でもそれはそれで、ウン、青春だよね、冒険だよね!… そんな風に子

        ダウン症のA君の優しい気持ちと勇気を汲んでほしい

          蟻塚亮二先生の『沖縄戦と心の傷』講演会に参加して

          『沖縄戦と心の傷』 〜沖縄戦から76年 トラウマ診療の現場から〜 蟻塚亮二先生 (沖縄戦を考える練馬の集い実行委員会) 7/10に練馬区勤労福祉会館で受講して来ました。 これまで私はどれだけ沖縄戦について知っていただろうか? 受講前に予習として同タイトルの蟻塚先生の本は読んだが、とりあえず知識を脳内にインプットするのに精一杯で、こんなに悲惨な戦争だったのかと思ったもののそれほど気持ちの揺れはなかった、と、思う。 が、当日蟻塚先生のお話を聞き、挨拶をしてから帰途につき、

          蟻塚亮二先生の『沖縄戦と心の傷』講演会に参加して

          ツレアイとはいつでも何でも言える仲でいよう。娘のことは一度、むしろ『出来ない子』だと認めなおそう。

          以下、2021/1/12にFacebookに投稿したものを転載しました。 ↓ 実は1月7日の朝に突然酷い嘔吐があり、それが何度も続き、その夜発熱し、かかりつけ医に診てもらうと 【ウィルス性胃腸炎】だった。 翌日娘も発症。 ツレが仕事を休んでくれ看病してくれた。 こんなご時世なのでやはり思う事はいつも同じで、はじめは、まさか、コロナ?と不安だった。副症状として胃腸症状が出ることもあるらしい。 でも医者が診てくれて違うとわかってほんとに安心した〜 でも生まれて初めての

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          目に見えない障害を持つ子どもを育てる時の難しさ

          軽度の自閉症スペクトラムの娘。 娘の障害は目に見えないので、そこがなかなか難しい。 でも、娘が出来ないのには理由がある。 それでも出来るように頑張れと言うならそれは 💡足が悪い人に「歩けたら楽しいのに」と言ってるのと同じである💡 娘はぱっと見どこに障害があるかわからないし、雑談してるくらいだと別に普通の人と変わらないような気がしてくる。なので親もつい普通の人みたいに接してしまいそうになる。 でも普通の人が簡単に出来ることが実は娘にとっては難しかったり出来なかったりする、障

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