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今年の抱負というか意識したいこと

みなさん、こんにちは。あるいはこんばんは。
とげぬき法律事務所弁護士の寺岡です。

さて、まだまだ若手な私だが、実務家として改めて意識していきたいことを、記録として残す。おそらく他者において有用な記事ではない。トップ画像はサンプルから適当に選んだだけゆえに内緒ってほどでもないわけでして。

1 条文を大切にする

普段、受験生には口酸っぱく言っているので当たり前といえば当たり前。
ただ、この1年間は、目の前の事件処理に追われることが多かったため、「逐一、六法を引いて目で確認する」
という作業がおろそかになっていた自覚がある。

司法試験と実務とで、条文の大切さは本質的には変わらない。が、実務の場合、当該条文の存在を前提として実際に手続きを行うことが(目の前の事件処理のためには)まず大切という場面が多くある。時間も有限であるし、その結果、書籍は読んでも六法までは…ということが数多くあった。振り返ると、弁護士1年目のときは、判例六法プロフェッショナルにそれこそ線を引きながら丁寧に確認していた(1年目ゆえに時間がもう少し取れていたというのもあるが)。

こうした初心を忘れることなく、逐一、条文を引くことを改めて心掛けたい。この後、早速、判例六法プロフェッショナル令和6年版を購入してくる。

2 注力分野はより深く、他の分野への挑戦も

弊所は、離婚・男女問題や相続、インターネットの誹謗中傷、刑事事件あたりを注力分野として掲げている。特に離婚・男女問題は全体の5割以上を占めており、弊所のメイン分野といっても過言ではない。
たくさんの相談、依頼を受けてきたことで、他の分野との比較において、知識はある程度ついた自覚はある。が、それでもまだまだ勉強が足りていない自覚もある。1ともつながるが、特に条文とのリンク性はまだ弱いと感じているし、判例の分析、より細かな手続き等、勉強に終わりはない。

また、これまで扱ってこなかった分野についても、需要がある限りにおいては取り組んでいこうと考えている。無論、かえって他の事務所や他の弁護士のほうが適任と考えられる場合には、無理に受けることはしない。相談者の最大の利益を考慮しなければならない。

3 関連知識の習得

離婚や相続においては、当然に不動産が絡む。交通事故はもちろん、刑事事件なんかで自動車が問題となることもある。が、不動産に関する知識は不足しているし、自動車についてもペーパードライバー歴が長いため、知識以前の興味・関心が少ない。年金、保険その他関連する知識にも際限はない。

そこで、こうした関連知識についても意識的に習得を図っていこうと思う。具体的には、車を買ってみるとか、FP試験を受けてみるとか。ちらっと調べたところ、FP試験につき今年から3級のCBT受験が可能になるようだ(2級は2025年予定とのこと。詳細は下記。)。

無論、資格試験の勉強だけがすべてではないが、取っ掛かりにはいいだろう。余談だが、大学生の頃に、なぜか歴史検定2級(日本史)を取得した。
毎日、少しでもいいから勉強する時間を作ろうと思う、いや、作る。

4 その他

まず、健康。
令和5年、大きな病気をしたわけではなかったし、これまでコロナにり患したこともないが、夏くらいから始まった謎の咳はまあまあきつかったし、年末には目の細菌感染で腫れる等、健康の大切さを知る瞬間は複数あった。実家のわんこも病気になったりと、本当にかわいそうで。
そして何より、仕事は止まらないのであって、私のように一人事務所であると多数人に迷惑もかけてしまう。自宅ベッドの上からガラガラ声で裁判所と期日調整することもあった。運動するとか、食生活意識するとか、健康への投資は惜しまずしていきたい。

また、プライベートで言えば、もともと出不精なため、あちこち旅行に出かけることもせず、休むときはせいぜいゲームしたり配信サブスク観て終わるわけで(もともとミッションインポッシブル等スパイ作品が好きなことと、リーガルハイ好きなこともあり、堺雅人さん主演のVIVANTは大ハマり。副音声による解説付きも視聴してしまった。)。

一方、昨年は初めて福岡に行ってみたり、食わず嫌いしていた明太子好きになったり、新しい世界を知る楽しみも覚えた。
ただ、誘われて何度か挑戦したサウナは、、、心臓がドンドンする感じが苦手だ。私は下戸だが、アルコール摂取したときの嫌な感じに似ている。
でも、それはやってみて初めてわかるわけで。

今年は、選択肢に迷ったとき、3回に1回くらいは、「いつもと同じでいいや」ではなく「いつもこっちだから今回はそっち」と考える、そんな一年にしたい。

こうして言語化したり、記録したりすることで、頭の中が整理されるし、「去年こんなことあったな」とエモい気持ちにもなるのでおすすめ。

おわり。


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