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【全文無料・19000字】シティリーグS1準優勝ミライドン徹底解説&当日のマッチング

どうも、とげきすです。

初のシティリーグを終え、結果は準優勝!!
満足はしつつも、決勝の試合はテツノカイナスタートで逃げれず、先3までおとぼけスピットを2回通されてしまったのが悔やまれる結果となりました(最後までテツノカイナを採用しない選択肢があったくらい懸念していた展開)。
それまで負け直結の事故は回避できていたため、正直悔しいですがそれもポケカ(笑)。X(旧Twitter)でお祝いコメントをたくさんいただき元気をもらってます。

未来古代環境でトドロクツキを始め、テツノカイナや大地の器などで強化されたデッキも多い中、なぜミライドンを握ることにしたのか。そして採用カードの枚数や理由など徹底解説していきます。

またシティ当日のマッチングや感じたことなども記事後半に書いておいたので、
・これから初めてシティに参加する
・シティ握るデッキ迷っている
という方にも参考になればと思います。

最後には投げ銭機能をつけておりますが、全文無料で読めます。
環境デッキではあるので物珍しいカードの採用はありませんが、デッキに対して真剣に1枚1枚の採用理由を考えたのが初めてで、自分のメモを人に見せれる程度にはまとめましたので、ぜひ参考になればと思います。
文章が拙い点は多めに見てください🙏


↓↓ 過去記事はこちら ↓↓


Tier表 [ 11/3未来古代環境 ] 

一通り自分で回した上での見解で世間一般とズレがあると思います。

Tier1
ロスギラ、ミュウ
Tier2
リザードン、パオジアン、トドロクツキ、ミライドン、サーフゴー
Tier3
ルギア、サーナイト、レジギガス、アルセウス、サナ/ミュウツーVunion、ドダイトス、ガケガニ/ヒスイマルマインV、カビゴンLO

こちらはシティ実績ベースでのTier表

ブログ:ポケカ飯さんより引用

ロスギラ
どのデッキとも圧倒的に不利という対面がないロスギラは安定しており、来年もずっと上位に君臨し続けることになりそう。カウンターキャッチャーの再録により、終盤の雪道+ツツジ+カウンターキャッチャー+ロストマインが恐ろしいことになった。
もちろん、序盤で攻撃ができてない時にカウンターキャッチャーを使うことによって相手の動きを縛りつつ、アクロマの実験を使うこともできる優秀なカード。
雪道を無理なく入れれるのと、アビスシークがホントに強い。

ミュウ
レギュ落ち寸前なのに猛威を振るっているデッキ。安定度・殴り出しの早さ・妨害性能も高いのがこのデッキのいいところ。新規層は作ってないという背景もあり、使用者数は決して多くないものの、勝率がどの環境でも安定して高いデッキ
デッキタイプは主に雪道型とフュージョンエネルギー型の2つに分かれるが、どちらも甲乙付け難い。1個基準としてはミカルゲの採用が環境でどのくらいされているかによってデッキ選択が決まる印象。
アグロ型のトドロクツキの影響か意外と環境で増えてない印象。

悪テラスリザードン
黒煙の支配者で発売され、レイジングサーフ環境でも猛威を奮ってた悪テラスリザードン。新弾環境ではエヴォリューション・ビーダル採用構築が新たに活躍しており、デッキタイプが増えた。
カウンターキャッチャーとも相性がよく、序盤で打点が出ずにバトル場を突破できない時でも、ペパー→カウンターキャッチャー+封印石で進化!サイド2枚ゲットのような動きがしやすくなり、しっかり強化されてます。
テツノカイナの登場によりベンチポケモンがごっつあんされて負けたって展開が増えそうなので、終盤のテツノカイナに気をつけたベンチ展開など意識したいところ。
テツノカイナ採用案も見かけるが特性「れんごくしはい」で全エネルギーをテツノカイナにつけざるをえないので、個人的にオススメしない…。

パオジアン
新環境ではテツノカイナ入りのパオジアンが登場。サイドレースで2-2-2を進めやすくなった。また、大地の器もテツノカイナを動かしやすくしたり、隠し札に繋げたり、ヘイルブレードのエネ枚数調整など色々役に立つ。理論上最強デッキだがセグレイブやビーダルに繋がらない、繋がってもヘイルブレードの要求エネ枚数を満たさないなど初動コケるとシステムポケモンが狩られ、どんどんと苦しくなるという課題はある。
個人的にはテツノカイナ採用も良さがあるし、今までの純正型も良さがある。似てるデッキだけどまったく

トドロクツキ
新弾の注目カード。アグロ型構築がメインでオーリム博士の気迫やダークパッチ、エネルギー付け替えなど使用して後攻1ターン目から相手ポケモンを倒していける。HPも230とexたねポケモンの中では高めで220ではない点が評価が高い。
また、新弾発売1週間あたりからロスト型トドロクツキのレシピが出回り、そちらもしっかり猛威を振るっている。
今後の新弾で古代のカードが加わっていくことが予想されるので、新弾カード情報が出るたびデッキを組むのが楽しめそう。

ミライドン
ミライドンの特性タンデムユニットが毎ターンVIPパスとズルいデッキ。テツノカイナの登場で世界が変わった(サンダーex&ルチャブルよりも断然強い)。アタッカーは豊富だが、エネ加速手段がモココと運に左右されるエレキジェネレーター次第なところがありエネが足りなくなることもある。メインアタッカーのHPが220程度しかないためワンパンされやすく、勇気のお守りが非常に大事になるデッキ。ベンチ展開できる安定感と速い動きができるのが魅力。
なお、ボス縛りがカウンターキャッチャーによってしやすくなったのでケアを常にしないといけなくなった。

サーフゴー
大地の器の登場によりデッキパワーが圧倒的に高くなったデッキの一つ。サーフゴーexが青天井火力という強み、ドローソースにもなる、HP260が絶妙に環境化における良い耐久性能をしており、優秀なメインアタッカー。さぎょういんとセイボリーの立て引きサポートも大活躍。また、非エクアタッカーハッサムがHPの打点も優秀すぎる!サーナイトデッキが向かい風な環境でもあるため一般的な見解よりも少し高い評価とした(ただロスギラはきつい)。あと、個人的にここ最近の新カードを使ったデッキの中で使ってて楽しいデッキの1つ。

ルギア
テツノカイナと古代の器を採用した基本エネルギー入りのルギアデッキが出てきており、プレイング難度は高いが戦術が増えた印象。打点の低さを補うことができたり弱点を突いてワンパンする構築ができるようにもなった。なお、1ターンで起動したいポケモンを1から動かすのは要求が高く、基本エネルギーが手札にないから動かせないということも多いことで安定感がないようには感じている。

新弾カードのサケブシッポやテツノカイナ、トドロクツキに対して相性が悪く、サーナイト同様に向かい風を感じてるのは私だけでしょうか。サーフゴーには勝てる気全くしない…。一方でロスギラには負ける気がしない。

サーナイト
サケブシッポやカウンターキャッチャーが加わりデッキが強化されているはずだが、それ以上にテツノカイナやトドロクツキ、パオジアンが活躍している現状などを踏まえると向かい風傾向…。
新弾環境からサケブシッポとセイボリーで盤面を狂わせる構築が新たに優勝報告など目にする。特にサケブシッポが優秀でベンチにもダメージを通すことができるため、セグレイブやアーケオスをボスの指令なしで倒せるのやばいと思ってる
2回ごっつあんされると捲るの厳しい…。

(この辺りからTier4よりなんですが紹介したいデッキ達です)

アルセウス
雪道ジャッジマンが強力で最近はチェレンの気配りを2枚以上採用したコントロール型が活躍してる。ギラティナやパオジアン、トドロクツキなどのワンパンを簡単にしてくるかつ、こちらがワンパンしにくいデッキに対しては不利なことが多いが、中打点やシステムポケモンを多く用意しないといけないデッキなどに対しては強く出れる。海外大会で活躍しており、少し前の環境のアルギラとは違うコンセプトなので知らない方はこの機会に調べておかないと対面した時に相手の術中にハマる

レジギガス、サナ/ミュウツーvunion、ドダイトス、ガケガニ/ヒスイマルマインV
非エクメインのデッキで注目してるのが、この4つのデッキ。注目ポイントとしては先3つのデッキはアタッカーがごっつあんプリファイで倒されにくい、カウンターキャッチャーを使いやすかったり、現環境で弱点を突きやすいことが理由。
ガケガニ/ヒスイマルマインVについては後攻1ターン目から高火力で殴りやすいかつ、エネ要求が簡単なため早い動きで制圧できるパワーがあることからピックアップした。なお、それぞれ勝つのが難しい対面はあるので、苦手対面用のメタカードが必要になるか、当たったら運が悪かったと割り切って握る必要がある。

カビゴンLO
嫌いな人も多いデッキの印象だが、圧倒的にカウンターキャッチャーの恩恵を受けているデッキの一つ。個人的に両負けが発生しやすいのでシティリーグで握るつもりはないが、デッキはとても評価してる。
ペパーでお守りや封印石をリサーチしつつ、カウンターキャッチャーができるようになったのが優秀で、クロススイッチャーやポケモンキャッチャーの枠に空きができるのでいろんなサポートカードやケケンカニVなど採用枠ができた。
一度デッキを回してみると、カビゴンLO側がされたら嫌なことが分かるはずなので、握りもせずに不満コメントを言ってる方は一度使ってみることを推奨。私自身が苦手意識がある中、自分で回してみて、カビゴンLOにはこう戦えばいいと自信を持てるようになった経験があるので超オススメする。

これら踏まえて各デッキの得意・苦手対面を考えると必ず勝率4割程度の不利対面ができるような環境で、全てのデッキに勝つのは難しいという結論に。
環境予想もあるデッキが偏って使用率が多いということもないだろうという判断になり、苦手対面にあたってしまったら運が悪かったと割り切ることにした。

とげきす使用候補のデッキ

ミライドン
サーフゴー
フュージョン型ミュウVMAX
ロスギラ
ロスバレ

シティリーグの上位デッキを見て、想像以上に悪テラスリザードン、トドロクツキが猛威を振るっていたため、ミュウを握るにはリスクが高いと思い断念。また、後攻でも強く、安定感があるという点からサーフゴーよりもミライドン、ロスト軸に軍配が上がった。

最後まで迷ったのはロスギラとミライドンの2デッキ。新弾前の状態で、自分の戦績はどちらも高水準。テツノカイナとトドロクツキを入れた構築が多いことを予想し、この2つに対応しやすいかつ環境デッキに圧倒的不利対面が少ないミライドンを選択することにした。

ただし、サーフゴーとミュウは対面苦手より。勝率40~45%くらいかなという印象(リザ対面苦手という意見をよく聞くが、微有利対面だと思ってる)。ただ、シティリーグの結果一覧を見て使用者数が少ないこと、全く勝てない対面ではなく(インテウーラのミュウくらい勝てないなら握ってない)、当たったら粘り強く丁寧にプレイングして勝利に繋げようと割り切った。その他環境上位のデッキには個人成績でしっかり勝ち越してたので💪

あと自身のプレイスピードが遅めなので、しっかり考える時間を作れるデッキを選択したかったというのも最終決定要因の一つ。

(レジギガスやガケガニ当たったらしんどいなーとかも考えてましたが割り切り)


使用デッキと採用理由

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ポケモン

🔴ミライドンex(2)
おそらく一番質問が多そうなのが3枚採用ではない理由についてでしょう。
ベンチに1体しか置かないことが多く、2体目置く必要がある盤面が限られることから2枚のみ(イキリンコやミュウを重要視してる)。2枚ともサイド落ちする確率は1%を下回るので一般的な3枚構築は久しくやってない。
初動1体しか出さないかつアタッカーとしてエレキジェネレーター・モココの対象にしたいマッチング(HP220のポケモンがいる対面)が結構多いので、基本的にはバトル場スタートさせない(バトル場スタート優先度:ミュウ>ライコウ>>ライチュウ(先攻)>イキリンコ、メリープ>ミライドン>ライチュウ(後攻)>>>サンダー、テツノカイナ)

🔴ライチュウV(2)
リザ、サーフゴー対面を意識して2体マスト。ダイナミックスパークの青天井技はもちろん、先攻1ターン目でも使えるファストチャージも優秀で先1からバトル場に置いても強く2体いることで安心して最初に置ける。エネを盤面やトラッシュにまずは貯めないと動かなくなることも多いので結構ファストチャージの頻度は高め。なお、新環境ではアグロトドロクツキなど増えて前環境よりはファストチャージを使う機会は減ってる。

🔴ライコウV(2)
テツノカイナの登場により1枚でもいいと思って最後まで抜くか悩んだ1枠。理想はテツノカイナでごっつあんしたいけど、後攻1ターン目のごっつあん成功確率低めで、森の封印石込みになれば成功確率は上がるが、できたらVSTARパワーは後半に取っておきたい。そのため、ライコウで手堅くサイドを進めてキュワワーやセビエなど倒すのがいいという判断になり、2枚採用とした。特性「しゅんそく」の1枚ドローで助けられることもたくさんある。

🔴テツノカイナex(1)
上記ライコウの理由から1枚の採用となった。スタートポケモンとして逃げエネが重すぎる点や、ダブルターボエネルギーの採用枚数を増やさないといけなくなるため、枠も確保しきれないことから1枚。ただ、非エクを1回ごっつあんするだけで勝てる試合が圧倒的に増えたのでホントに強い。
注意点としては、不用意にベンチに出さない。ボスやカウンターキャッチャーで縛りの対象になりやすく、入れ替え要求に対応できるorエネが2枚以上つける余裕があるタイミングで出すのが理想。

🔴ミュウex(1)
リスタート、逃げ0、ゲノムハック。どれをとってもこのデッキと相性が良すぎる。このカードの採用によってロスギラ対面安定した勝率に繋がっているし、終盤のナンジャモ後のリスタートでボスを引けて勝てた試合もたくさんある。リザ対面でもうまく非エクを挟みサイド5枚取らせた状態を作れば、リザードンをエネルギー要求少なめでワンパンできる。
テツノカイナの登場により、ゲノムハック→月光手裏剣はあまり狙わなくてもよくなったが、ダブルターボエネルギーを採用したことによって、よりサナ対面などで、月光手裏剣を使いやすくなった。

🔴メリープ(2)、モココ(2)
安定の2枚ずつ。サイド落ち2枚するとほぼ勝てない。
モココを以下に早く立てれるか、そして縛られないように1エネだけ貼っておくことができるかが重要。

🔴サンダー(エレキシンボル)(1)
新環境で新たに採用したカード。トドロクツキexやテツノカイナex、エンテイV、バンギラスVなどのHP230ポケモンをミライドンやライコウでワンパンしやすくなるので、ベンチを1枠空けておき2ターン目でタンデムユニットで出す動きがとても刺さった。今回準優勝となったのもサンダーがMVPだと思ってる。
また、ミュウVMAXやサーナイトexのHP310ポケモンをワンパンする際にライチュウVのダイナミックスパークのエネルギー要求枚数が1枚減るのも良い。
非エクアタッカーとして、ゼラオラの代わりに新採用したので、3エネつけて技を使う対面もいくつかあった(特にサナ、ロスト、リザ対面)。

🔴イキリンコex(1)
後攻1ターン目から技を使えるように、イキリンコが登場してからずっとミライドンデッキで使い続けている。ごっつあんでサイド3枚取られるリスクもあるが、それ以上にこのデッキは早く仕掛けていく方が強い。次のターンサポが打てずにハンドが詰まりそうな時や後攻1ターン目から技を使っていきたい時に出す。


グッズ

🔴ネストボール(3)、ハイパーボール(4)
従来ではネスト2枚の構築が多い。シティで安定した動きを通すためにベンチ展開をしやすくしたかったという理由と、ミュウexを確実に置きたいという考えから採用を多めにした。この1枚は別のカードに変えても問題ないと思うが、圧倒的にミュウやイキリンコを置きやすくなったのは確か。

🔴あな抜けの紐(2)、ポケモン入れ替え(1)
早い動きが得意なデッキではベンチポケモンを倒せると強いことが多く、あな抜けの紐を2枚採用にした。テツノカイナの登場であな抜けで非エクを押し付けられてもウェルカムになったのも相性が良い。
また、入れ替えカートの選択肢もあるが、モココを縛られるパターンが多いため、ポケモン入れ替えにしてる。

🔴エレキジェネレーター(4)
運要素が高いので森の封印石で脳死でジェネを持ってくるのはやめましょうと一言。後半はタンデムユニットなどで山のエネの枚数を確認して、ヒット率の見込みが薄く、それよりもナンジャモやボスなど使った方が強い時には使わずにハイボのコストで手札を減らしてリスタートしたりもする。毎回ここで使うべきか考えるとプレイの深みが出る…はず!?

🔴ロストスイーパー(1)
相手の先攻1ターン目で貼られた雪道を剥がしたり、ブーストエナジー古代、勇気のおまもりを剥がすことが多いので、不要にハイパーボールのコストにしないでほしい。サナ対面ではサケブシッポのお守りやゴージャスマントを剥がすために使う。また、ミュウのリスタートをした方がいい場合や、自身の使用済み封印石をロストしてお守りを貼る動きをすることもある。


ポケモンのどうぐ

🔴学習装置(1)
エネを盤面にたくさん用意し、技を出し続けること、ワンパンし続けることが理想なので採用した。非エク(特にサンダー)になるべ貼っておいて、ライチュウのダイナミックスパークの動力源にしたい。テツノカイナに貼ってライコウが倒された時にエネ加速するも良し。

🔴勇気のおまもり(2)
できたら3枚採用したいくらい重要視してるカード。メインアタッカーのHPが180~230しかないので基本ワンパンされやすいが、おまもりを貼ることでトリニティノヴァやストームダイブを1発耐えてくれる。ミライドンミラーではお守りがあるかで大きく試合が有利になることも!新弾環境でテツノカイナとダブルターボエネルギーを採用することで3枚→2枚に変更せざるを得なかった。

🔴森の封印石(1)
2枚目の採用はいらないものになってしまうことが多く、1枚で十分。ロスバレ対面ではすぐ使う予定がないのに貼ってしまうと、ロスト行きになることが多いので注意。また、おまもりをライチュウやライコウに貼ってしまって、封印石が使えないということもないようにプレイしましょう。


サポート

🔴ナンジャモ(3)、博士の研究(3)、ボスの指令(3)、ペパー(1)
標準枚数である。序盤はなるべくは博士の研究を使ってどんどん山を圧縮していくのが理想。博士が手札にない場合は、ナンジャモを使ってモココやどうぐなどを回収する。

ジャッジマン不採用の理由については後で解説します


スタジアム

🔴頂への雪道(2)
新環境で1度抜いた(タウンデパートや崩れたスタジアムを試した)が、苦手対面に刺さりやすいのと、アグロ型やドローソースとしてゲッコウガの隠し札に頼った構築が目立っていたので、採用し直したカード。1ターン目で使うことで相手の動きが止まったり、終盤でナンジャモ+雪道で1ターン時間を作ったりする。
ロストスイーパーで雪道をロストしてくれるおかげでおまもりや封印石を守りやすいこともあるので盤面・手札に余裕がある時は貼る。逆に、次のターンに繋がるサポートや封印石などがなく、しゅんそく・リスタートが必要な時は貼らずに持っておいたり役に立ちそうにない対面ではハイパーボールのコストとなる。なお、テツノカイナ採用で枠の都合、前環境では3枚採用だったのを2枚採用に減らした。

🔴ビーチコート(1)
先攻1ターン目で貼られた雪道を剥がしたり、しゅんそくを使いやすくしたりするスタジアム。自身の動きを優先するなら複数枚採用したいが、雪道の方が練習重ねる中で活躍してたので1枚だけの採用となった。


エネルギー

🔴基本雷エネルギー(13)
基本構築は13枚 or 14枚。
ジェネレーターのヒット率を上げてテツノカイナを起動しやすくするという考え方もあるが、初動のエネ事故や1枚増やしたところで劇的にヒット率が変わるわけでもないので13枚に。好みもあると思う。

🔴ダブルターボエネルギー(1)
テツノカイナを起動しやすいようにダブルターボエネルギーを1枚だけ採用した。手札にあるタイミングでミライドンの特性「タンデムユニット」でテツノカイナに貼っておく動きをすることが多い。


その他採用を見送ったカードなど

🔴採用枚数をもう1枚増やしたい
テツノカイナ&ダブルターボエネルギー(ロマンあるが事故率高くなる…)
勇気のおまもり
頂への雪道
ビーチコート

🔴その他採用候補にあったカード
ドラピオンV…ミュウVMAXメタカードとなるが、その他対面でお荷物…。代わりの案としてエレキシンボルサンダーを採用。

ゼラオラ…非エクアタッカー&逃げ0要因。サーナイト対面で役に立つがテツノカイナの登場によりサイドプラン変更。非エクアタッカー枠は代わりにサンダーへ。

デンリュウex…モココの進化先として高HPの最大240ダメージ出せるアタッカーとして、耐久力が低いデッキのため候補にはあった。また、よくされるモココ縛りをデンリュウで返してドヤ顔しようと思ってた。なお、博士の研究などで序盤にトラッシュに行きがちなので、すごい釣り竿の採用がマストになるので、枠の都合上断念。

すごい釣り竿…序盤のイキリテイクや博士の研究でトラッシュに行ったポケモンを回収できる。1個前の環境ではモココを戻すことが多く、次いで中盤〜終盤にかけてのジェネレーター2ヒットを狙うためにエネを戻したりするなどの使い方をしていた。ただ、マストで必要になるものではなかったので抜いてみた。

タウンデパート…環境的に相手が貼ってくれることも多いのと自身のターンで貼った場合、剥がす手段がロストスイーパーしかなく、相手の手助けになってしまうことが多いので採用を見送った。

崩れたスタジアム…イキリンコをトラッシュしたいがライコウの打点が下がるし、ごっつあんの標的がトラッシュされることも多いので不採用に。

キバナ…ダイナミックスパークやゲノムハック、ごっつあんプリファイが1ターンで要求を満たしやすくするカード。直前まで入れてたが、ネストボールに変更して初動の安定感を取る形となり抜いた。

ネジキ…イキリンコをトラッシュできる&テツノカイナやメリープをトラッシュから戻して使おうと思ったが、ボスやナンジャモなど他サポートを優先して使いたい場面が多く不採用。

🔴採用反対のカード
ジャッジマン…雪道ジャッジマンは強いがビーダルやゲノセクトがいるかつ、次のアタッカーが十分に準備し得る上での強さだと思ってるので、このデッキでは相性がさほど良くないという一個人の考え。サポ枠は自分の動きを優先したいと思ってるので、久しくミライドンでジャッジマンは使ってない。

ブーストエナジー未来…テツノカイナが逃げ0になるのは優秀だが、バトル場のポケモンが倒された返しで逃げ0のテツノカイナを出していては、ごっつあん用のエネ加速がしづらいことに気づいた。また、おまもりを貼ってHP280にする方が圧倒的に強かったので、ミライドンデッキでは採用を見送るべきだと感じた。

プレイングについて

プレイの基本手順

序盤

①ミライドンexでベンチ展開(進化が必要なためメリープ優先)
(②イキリンコexで山札ガッツリ回す)
③逃げ0+ドロー要因としてミュウexを置いておく
→後攻1ターン目、先攻2ターン目からサイドを進めていくことを意識

②に関してミライドンを置けてない状況で、手札にネストボール1枚しかなくサポもない場合などはミライドではなくイキリンコを持ってくることもアリ。ミライドン持ってきてベンチ展開できたはいいが、サポを引かないと技が出せないではサイドは進まない。次のターンを意識した動きをしてる。


2ターン目以降

・モココやエレキジェネレーターでエネを盤面に貯めていく(アタッカーの準備が出来てるなら、縛り対策にモココにエネを1枚貼る)
・博士の研究、ミュウの特性「リスタート」、ライコウの特性「しゅんそく」を中心に山札を圧縮
→手札干渉に強いデッキではないのでリソースを意識して、なるべくサイドが進めれないターンができないようにする

エネの管理が一番重要
バトル場のポケモンが倒された場合、次のアタッカーがどのポケモンになるか相手の行動を予測して、毎ターンモココの特性や手貼りをしていく。

カウンターキャッチャーやボス縛りのケア
エレキダイナモや手張りのつけ先はアタッカーばかりに貼らないように意識してる。ミュウが場に出てて、モココがベンチに1体いる場合ライチュウには1枚だけエネを貼って、次はモココに縛り対策用に貼っておくみたいな感じ。なので基本的にはベンチのアタッカーが準備完璧という盤面は拮抗してる場合にはあまりない。


各対面によるベンチ展開とプレイングで意識してたこと

ロスト軸(五分五分)
ミライドン、ライコウ、メリープ、ミュウ、テツノカイナ、(イキリンコ or ライコウ)
・ロスギラなら序盤はライコウ、ミライドンをメインアタッカー、中盤はミュウでゲノムハック(ロストインパクト)をすることが多い(ライチュウでワンパンすることもできるがエネ要求枚数が極端に違う)。ミュウに1エネだけ貼っておくと、手張り+エレキダイナモで技が出せる。
・ギラティナが進化する前にボスなど駆使して、主にミライドンでワンパンで倒していくとサイドレースが楽。
・水エネやゲッコウガがロストに行った場合に限りメリープ2体目のベンチ展開を検討。
・その他ロストなら基本はしゅんそくが使えて2エネ起動できるライコウ、ジェネの調子がいいならテツノカイナ。頃合いを見てミュウのゲノムハック(月光手裏剣)を狙う。

分回りすぎてますが、いい感じのプレイができたPTCGL対戦をYouTubeにアップしましたので良かったら参考にしてください。

パオジアン(微不利)
ミライドン、ライコウ、メリープ、ミュウ、テツノカイナ、(イキリンコ or ライコウ)
・初動のアタッカーが相手のバトル場ポケモンとエネの準備次第でミライドンかテツノカイナになる。
(自身のエネの付きが悪い場合や、相手がベンチフル展開してる場合にはライコウ)
・ビーダルラインかセグレイブラインを枯らすと動けなくなるターンが出来やすいので前のパオジアンを倒すばかりでなく、相手の盤面やプレイ手順を見てシステムポケモンを倒すことも意識。
先攻でベンチ展開できたパオを止めるのは難しいので、雪道は特に大事にしたい。とにかく初動でわななくれいきや隠し札をさせないことで山の圧縮を防ぎ、盤面を整わせないようにする。

サーナイト(有利)
ミライドン、メリープ、メリープ、テツノカイナ、ライコウ、(ミュウ or イキリンコ)
・初動のアタッカーをエネの準備次第でライコウかテツノカイナで判断。
最初のアタッカーに勇気のお守りを付けるが、森の封印石を使う可能性があるかもしれないのでライコウに脳死でお守りをつけない。特にサナ視点テツノカイナ+お守りは地獄
・中盤サンダーでサイドを進める展開が強い。相手にサイドで2-2-2をさせない。サンダーを挟む準備ができて先にサイドを3枚取ることができる状況を作れれば負けることはほぼない。
・サケブシッポ+お守りでベンチのexポケモンが取られるのが辛いのでロストスイーパーは大事にする。
・サーナイトは捲り性能が高いデッキで2-2-2を狙ってくるので、ゼラオラやサンダーのような非エクアタッカーを挟めるかで戦績が大きく変わる。

ミュウ(不利)
ミライドン、ライコウ、メリープ、メリープ、ライチュウ、(ミュウ or イキリンコ)
(タイミング見てサンダーを出してライチュウでミュウVMAXをワンパン)
・1-2-3か2-2-2でサイドを進める。
ボスとあな抜けの紐の価値が特に高い。ミュウVMAX2回ワンパンは現実的ではないので、エネ要求が少ないライコウでミュウV進化前やゲノセクトを倒す方が強い。
・後1でメロディアスエコーでサイド2枚取られるとまず勝てない。初動で入れ替え札やエネの準備に余裕があるなら、メリープやサンダーなど非エクを差し出す。逆に後攻の場合は後1で封印石を消費してでも全力でVポケモンを倒しにいく。
・ロスバレ同様、封印石がロストに送られがち。雪道やお守りなど他に相手が剥がしたい札がたくさん用意できてない限りは使う直前で貼りたいが、手札干渉ですぐ山に行ってしまう。この対面においては、手札に来たタイミングで使ってしまう方が良い。

ルギア(有利)
ミライドン、ライコウ、メリープ、メリープ、ミュウ、イキリンコ
ノコッチが採用されてるかで有利から五分五分にまで変わる。そのためジェネレーターで2ヒットなどしてエネの準備が順調であればライコウではなく、ミライドンにつけることで確実にルギアをワンパンできる。
・お守りが非常に優秀。アタッカーにつける。
・このデッキの速さを活かしてアッセンブルスターをさせないように立ち回りたい。
・一方、一撃ルギアに限ってはイシヘンジンが強すぎて五分五分〜微有利くらいになる。

サーフゴー(不利)
ミライドン、メリープ、メリープ、ミュウ、イキリンコ(テツノカイナ or ライコウ)
・初動のアタッカーをテツノカイナでサイドを2ずつ進めることが理想。
ただ、ジェネレーターが手札や山に少ない、コレクレーの数を減らすことを優先し、ライコウにエネをつける。
・テツノカイナが倒されたらライチュウでサーフゴーをワンパンしていき、サイド2-2-2を意識。
・モミがあり耐久を通されると厳しい。なるべくワンパンが理想だが難しそうな場合は必ずサンダーでダメージを与えるのを挟んで→ライコウなどで倒す。
・ハッサム採用タイプの場合、2ターン目まではルール持ちを3体に絞る。

リザードン(五分五分)
ミライドン、メリープ、メリープ、サンダー(残りデッキタイプによって異なる)
・サイドの取り方はサーフゴー対面と似てる。相手がアルセウス採用型の場合はミライドンで進化前のアルセウスVを倒せるとアドバンテージ。
・ピジョット採用タイプの場合はだいぶ楽になるので、ボスが手元にある時にライコウでワンパン。
・新しいデッキタイプとしてエヴォリューション採用型は後1で進化したリザードをボスで呼び出して倒すのが最善手となる。
・序盤はテツノカイナを基本起動したいことが多い。上技「アームプレス」でサイドを1進めても相手はリザでテツノカイナをワンパンできないので、無理してごっつあんを狙わなくてもいい。なんならエネルギー3枚をテツノカイナにつけた後、次のエネの貼り先はサンダーとなる。

「ミライドンでリザに勝てない」という声をよく聞くが、私はそうは思わない。イメージは1-1-2-2でサイドを進める(4ターンで勝ち切る)。そしてこちらは必ず1(今回の構築だとサンダー)を挟ませる。そうすればライチュウワンパンでエネをほとんど消費して1体目のリザを倒した返し、バトル場のライチュウが倒されるはずだが、ミュウでワンパンできる盤面を作れる。そしてエネを貯める時間も生まれるからライチュウの選択肢も増える可能性がある。
・サンダーがゼラオラより優秀な点は110ダメージを与えることで、1発リザを殴れば、次のターンライコウかミライドンでリザを倒せる(110+220ダメージ)。ちなみにゼラオラ採用してた1個前の環境では、「なかまをよぶ」してきたポッポをゼラオラのバトルクローで倒していたら相手がすごい嫌な顔をしてた。

・相手がしっかり回って2-2-2で取るプランを押し通されてしまったら勝つのは難しいので、ピジョットが構築されてる場合は早めにボスを使ってエネ要求が低いライコウで処理したい。
・こちらがモココやエレキジェネレーターなどがうまく起動せず、エネの準備が出来てない場合はワンパンされないように、サイドをあえて進めない選択肢もあることを覚えればリザ対面だいぶ楽になるはず。封印石型の場合はエンテイでワンパンされないようにベンチ絞ったりしましょう。
・げんきのはちまき、こだわりベルトの打点計算も視野に入れて戦う必要があるので序盤ライコウで殴りにいくのは特に悪手。

(いろんなデッキタイプがあるので箇条書きでたくさん書いたが各タイプのリザを友人に使ってもらったり、1人回しするなどして試しみて欲しい)

トドロクツキ(微有利)
ミライドン、メリープ、メリープ、テツノカイナ、ミュウ、イキリンコ
・2-2-2で取ることを意識。基本アタッカーはミライドン+サンダーでトドロクツキをワンパンしていくことになる。
ベンチにミュウやイキリンコ、ガラルファイヤーがいるため、ボスが手元にある場合はライコウでも倒せる
・ライコウ起動の間に盤面にエネを準備し、ブーストエナジー付きHP290トドロクツキをライチュウでワンパンできるように準備しておく。
・サンダーがいるだけで有利対面寄りになるので、新環境ではエレキシンボルのサンダーを採用した。サイドを取り続けた方が勝つ殴り合いバトル。

いい感じのプレイができたPTCGL対戦をYouTubeにアップしましたので良かったら参考にしてください。

ミライドン(うまい方が勝つ)
ミライドン、メリープ、メリープ、ミュウ、(イキリンコ、ライコウ、テツノカイナから2体)
・先攻で雪道を張られると試合が決まってしまいかねないマッチング。
・勇気のお守りが重要でいかにアタッカーをワンパンさせないかを重要視。
・先攻の場合はルール持ちポケモンがライコウでサイド2を先攻されないように意識。例えば、自身もバトル場がライコウスタートの場合はベンチ展開を3体までに絞る。

サイド落ち確認

①ポケモン
②エネ枚数、ダブルターボエネルギー
③サポ、ジェネ
④ポケモン入れ替え、あな抜けの紐、ビーチコート
(⑤頂への雪道、ロストスイーパー)

基本イキリンコを初動で使うことが多いため、上記項目は確認しておきたい。そして、このデッキのいいところはプレイに時間を要しないところなので、サイド落ち確認に時間を使う余裕が十分にある

特にエネルギーに関しては、イキリテイク前に手貼りした方がいいのか、しない方がいいのか、手貼りするなら逃げ用なのか、アタッカー用なのか、山のエネルギー、エレキジェネレーター、入れ替え札の残り枚数次第で貼り先を決めることになる(ダブルターボエネルギーが手元にある場合は迷わずテツノカイナ)。ここが一番難しいし、運にも寄るから毎回正しい選択ができるわけではない。

例えば、入れ替え札がサイドに2枚落ちてる場合はバトル場に貼っておこうなどの判断になる。もちろん相手のデッキにもよるため、noteでは説明しきれない…。毎回考えるようにしてみるとプレイング上達するはず


相手が頂への雪道を使うタイプのデッキであればビーチコートとロストスイーパーは確認しておく。逆に、雪道が刺さりやすいデッキであれば雪道の枚数をチェック。手札にあるのにイキリテイクするのは勿体無いかなとか判断する。


イキリテイク前提だと最初に考えることがたくさんある。ミライドンデッキは比較的初心者向けのデッキだと思ってるが、勝ちを求めるなら奥深いデッキ。


当日感じたこと、マッチングと簡単な試合展開

シティリーグ2024 S1 Japan TCG Center吉祥寺駅北口店(2023/11/03)

よくジムバトルで参加する店舗であったので、店内の様子は把握しきってた。プレマも海外のものを使ってもはみ出ないくらいのテーブル幅があるのでトラッシュのカードを広げやすいのが好きなところ。また、知ってる会場を選んだことは当日の不安材料を少なくする点で良かったと思う。

友人からシティの雰囲気は殺伐としてると聞いてたが、みんなニコニコで優しいプレイヤーさんしかマッチングせず、1日を通して落ち着いてプレイできた。対戦していただけたプレイヤーさんがこのnoteを見ているか分からないが初シティでいつでも吐けるくらいに緊張してたので感謝を伝えたい。

ただ、別の卓ではジャッジ案件が入ってたりもした。内容は分からないが両プレイヤーに盤面の状況を事細かに聞いてたいたようだ。

前日に新品の刀スリーブに差し替え。トナメ確定後のデッキチェックでは角が少し曲がってるスリーブが数枚あり交換をお願いされた。100枚入りのスリーブのうち残り持参していたものと交換。自身では気にしたことがない多少の角折れでもしっかりチェックしてるんだなと感心した。

以上感じたこととしてはジャッジの方「すげー」というのが一番の感想かもしれない。稼働ありがとうございました、そしてお疲れ様でした!


マッチングに関して、いろんなデッキと当たっており、どのデッキも優勝するパワーと対面運などもあると1日を通して改めて感じた。デッキ選択の結論は自分が一番使い慣れてるデッキでいいと自信持ってオススメできるくらい今の環境は拮抗してると思う。
(当日マッチ(計8戦)ロスト軸2回、パオ2回、アルセ1回、一撃ルギア1回、封印石リザ1回、トドロクツキ1回)


ここからは対戦を簡単に振り返ってます。
(スタートポケモンはイマイチ思い出せないから、当日マッチングした人に違うと突っ込まれそう…)


予選5回戦(参加者数58名)ーー5位通過

予選1戦目 先⭕️6-0パオジアン

こちらミュウex、お相手ゲッコウガスタート
ネストがあるのでミライドンは置けるものの、ジェネはサイドに2落ち、手札はナンジャモとモココがあったのでイキリンコではなく、ミライドンを持ってきて、特性でメリープとライコウをベンチに展開。
ライコウでしか殴れそうになかったので、ライコウ前に出してしゅんそく、手張りして雪道を貼って番を返す。この時、アグロトドロクツキが回ったらこの試合勝てないとソワソワしたが、先攻取りたそうにしてたので、非エクは前に差し出す必要がないと判断。
相手初動カイ。ここでパオジアンと分かる。お相手手札が相当事故っており、スイーパーとセビエを手札に加えていたので、隠し札頼みのベンチ展開となっていた。最終的にバトル場パオジアン、ベンチセビエ1体、ゲッコウガ1体、手札4枚(うちエネ2枚)で番が返ってくる。
ナンジャモを使う選択肢をやめ、ライコウに手張り+あな抜けでゲッコウガを倒す。その後お相手はうまく盤面にポケモンが並びきらず、こちらも手張りしか出来ずだったが殴れている分、アドバンテージ。ひたすらライコウで殴り続けて初戦勝利。

予選2戦目 先⭕️6-3パオジアン

こちらミライドン、相手パオスタート。
マリガン+1枚で相手がパオと事前に分かる。
しっかりベンチ展開しつつ、雪道を貼って番を返す。
お相手はカイが毎ターン使えており、ポケモンは準備できてるものの、山札からエネルギーを抜けておらず、ポケモンを倒せない展開で厳しそうであった。そのまま押し切って勝利。

予選3戦目 先⭕️6-2アルセアロコンボスゴドラ

こちらミライドン、相手アルセウススタート。
マリガン+1枚で鋼エネと水エネ、チェレンの気配りなどが見えてライチュウに頑張ってもらうかーとなる。この試合ジェネを3回使ったのだが、全部2枚ヒットと上振れすぎていた。
先2でミライドンでアルセウスを飛ばし、ボスゴドラVMAXでミライドンを倒されるも、ライチュウでダイナミックスパーク。この時点で盤面にライチュウとミュウに1枚ずつのエネ2枚が残る。相手のアルセウス(Vガードエネ付き)は殴れずバトル場1対のみ。山にエネ3枚。サポたくさん、ジェネ2枚の状態で、ポケモン入れ替えがあったので、モココのエレキダイナモ2回でミュウexがゲノムハック(トリニティノヴァ)を使える状態にしてからポケモン入れ替え。山を掘ってジェネに辿り着き運よく2枚ヒットし、ライチュウでワンパンという試合となった。

予選4戦目 後❌5-6一撃ルギア

こちらライコウ、相手イシヘンジンスタート。
先攻でキャプチャーアロマ2回使いルギアVを2体展開。ジェットエネでルギアが前に出てきて番が来る。タンデムユニットでサンダーとメリープ、手札からメリープを出して博士。ジェネ2枚ヒットでサンダーにつけ手張り+ポケモン入れ替えでルギアVを倒す。相手も次ターンアッセンブルースターからのイシヘンジンでサンダーを撃破。こちらボスでルギア呼び出しライコウで倒してサイド4枚進めるも、イシヘンジンで返される。
相手のバトル場にはイシヘンジン、ベンチにはアーケオス2対のみ。手札には雷エネと博士があり、タンデムユニットでテツノカイナ呼び出すも、博士でダブタorジェネ1ヒット+手張りを引き当てないと殴れないのでミライドンに手張りして博士。結果的にジェネもダブタもあな抜けも来た時は「あらまー」となったw
ジェネでライチュウにつけば次のターンミュウexでバンギラスVを返しやすい盤面になるがつかず…。結果的にイシヘンジンを倒した返し、バンギラスVを準備され、しっかりナンジャモで手札干渉するお手本プレイ。リスタートするも解決札に触れず、ここで黒星。山にあな抜け2、ペパー、ボス2、封印石、博士があったから解決札は山に半分くらいあったものの最後は引ききれずで突破できなかった。

予選5戦目 先⭕️6-5アグロトドロクツキ

こちらミュウ、相手トドロクツキスタート。
ミライドンで展開してメリープ2体とミライドンを展開し、ミライドンに手張り、メリープを差し出し番終了。お相手ポケストップから魂のVIPパスを引き、オーリムなど使ってしっかり後1でしっかりメリープを倒してくる。こちらタンデムユニットでサンダーを出し、返しでワンパン。相手もトドロクツキでワンパン。こちらもミライドンでワンパン。ここでお相手のトドロクツキが出て来ず、ガラルファイヤーでボス→ミュウexで倒されるもミライドンで倒して勝利。殴り合いを制すことができた。

トナメ1戦目 先⭕️6-0ロストトドロクツキ

こちらサンダー、相手ヤミラミスタート
あまり好ましくないスタートではあるがベンチにミライドンとメリープ、テツノカイナ、イキリンコでガッツリ回して、入れ替え札がこれば次ターンテツノカイナが起動しそうな状態で番を返す。後1相手ロスト4枚まで届くもおとぼけスピットには届かず。こちらはジェネやモココが育っているので、テツノカイナが育ちサイドを先攻。場にはミュウも並ぶ。
ただし、サンダースタートが足を引っ張る。縛りの対象がモココとサンダーがいる点と、Vポケモンが置けないため封印石の貼り先がなく、手札にずっと抱える形となった。お相手はボスやカウンターキャッチャーを駆使して縛りながらダメカンをばら撒く作戦に変更。こちらは縛られないようにうまくエネ散らし、1ターンツツジ+カウンターキャッチャーで動けないターンができてしまったが押し切って勝利。

準決勝 後⭕️6-5封印石リザ

こちらミュウ、相手エンテイスタート
相手ベンチにヒトカゲ2体とポッポでエンテイに手張りして番を返す。
こちらミライドン2体とメリープ2体展開。ペパーを使ってジェネを持ってきて2回使うも1ヒットでミライドン+エレキシンボルでエンテイをワンパンするプランが通せず。このターンは2エネ貼られたミライドンに勇気のお守りをつけ、メリープを差し出す形で番終了。お相手は進化はできずにエンテイでメリープを倒しにきてサイド進める。こちらサンダーとライコウをベンチ展開し、ミライドンでエンテイ突破。次ターンピジョットとリザが完成し、ボスでミュウが倒される。こちらも負けじとボスでピジョットを狩り。ラストライチュウの準備。1エネ手張りできないと勝てない状況になるも、なんとかナンジャモでエネを引きダイナミックスパークで吹っ飛ばせて勝利。

決勝 後❌4-6赤ロスト

こちらテツノカイナ、相手キュワワースタート
一番嫌なスタートをしてしまう。お相手先1でしっかりロスト2枚溜まりベンチ展開も十分。ヤミラミが早めに出てきたのと炎エネが見えたことから赤ロストと割り切る。
トップでライコウをドロー。初手カイナ、モココ、スイーパー、エネ、がくしゅうそうち、ペパー、博士。お相手が十分に回ってることからこのターンサイドを進めれないと厳しいと判断し安定のペパーより博士を打つ。結果、ポケモン4枚(ライコウ、サンダー、ライチュウ、メリープ)、エネ2枚、ジェネと大きく事故り散らかした…。アタッカー育成と次のトップを少しでもサポなどに触れやすくするためにジェネを使うがヒットしない…。
おとぼけスピットをくらい、番が来るがライコウの準備が整ったのみで番を終了。お相手しっかりロストを進めながらヤミラミ2体準備完了し、2回目おとぼけスピット。トップでドロサポ(博士かナンジャモ忘れた)を引き、なんとかあな抜けを加えてサイドを進めるが、相手の盤面と山は完成されすぎていた(ベンチにヤミラミ2体、かがリザにエネ1枚ずつ貼られている状態)。ロストマインでダメカン調整されたポケモンにお守りを貼り、サイド3-3の時点で雪ナンジャモでリザが2ターン雪道で動かないターンを作りに行かないと勝てないと思いながら祈るも、返しでツツジ。次のターン、キバナから(おそらくスタジアムかスイーパーを持ってきて)ロストスイーパーサイド取りかつビーチコート→リザワンパンでサイドを一気に進められ負けてしまった。


個人的にMVPはサンダー。新環境でHP230ポケモンが増えたことや、ゼラオラよりも火力があることで攻撃のプランに組み込みやすかった。一撃ルギア対面でルギアVを吹っ飛ばすプランに組み込めたかつ、相手の2-2-2のサイドプランを崩せたのも良かったと思う。


最後に

私は2023年4月からポケカを始めましたが、初心者の頃からずっと使い続けてるデッキの一つでお気に入りデッキです。ミライドンがイマイチ評価が低いなと感じるコメントを見たり聞いたりすることも多いですが、テツノカイナの登場でデッキパワーが更に上がったと感じてます。
この記事を見て、そして使ってみていただき「ミライドンデッキ結構戦えるじゃん」と気づきがあれば嬉しいなと思ってます。


今後、ジムバトルや大会などで「とげきす」と対戦する際はnote見ましたとか、動画見ましたと言ってもらえると嬉しい限りです。

TwitterやYouTubeのコメント欄でも気軽に絡んでくれたら嬉しいな、バイバイ!

プレイヤーネーム:とげきす
Twitter:@togekisupoke
YouTube:https://www.youtube.com/@togekisupoke/videos

最後に下記は投げ銭用です。続きはないのでご注意を!
友人に勧められたnoteですが、何か発信したい時に書いていこうと思います。モチベアップにも繋がるのnoteのフォローもよろしくお願いします😆

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