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ふるさと

こんにちは、toga.shiです。
ご無沙汰していました😌

先日、東京に行きました。
前の職場の利用者さんが亡くなられたので
偲ぶ会に行ってきたのです。

冬に突然亡くなられて、お葬式や、いろんな片付けや、周り人達の気持ちの整理もようやくついた頃。春がやってきて、陽気の中で行われた「偲ぶ会」は カフェ、音楽ライブ、ビンゴ大会、作品の展示、写真の展示が盛り込まれた
とびきり明るく愛と笑いがつまったパーティーでした。

縁あって集まった人達との再会。
あらためて、一緒の時間、時代、空気感を
ともに過ごしてきたんだなぁと。
その時間は私にとって濃密で
暗くもあり、明るくもあり
だからこそそのとき一緒に過ごした人達が
本当に愛おしく感じたのでした。
人生が、いろんな気もちの絵の具を集める作業だとしたら、ここでしか得られない色がいっぱいあったと思います。

ふるさと
魂のふるさとって感じがしたのでした。
生まれる前に「また会おうね」
亡くなってから「また会えたね」
って言い合える世界がもしあるなら
そういう世界を、今の現実の中で経験している気持ちになるような「偲ぶ会」でした。

本当に夢みたいに楽しかった。
お祭りの後の、感傷的な気持ち。喪失感も含めて、じんわりと感動しているのでした。
うまく文章にならないけれど…。

……………………

翌日、いつもの職場の風景が
全然違うように見えた。
ひとりひとりの存在が、とっても愛おしく感じて
自動的に声をかけていた。
高い山から降りてきた後みたいな世界の見え方だった。忘れかけていた感情…。
やっぱり私には、どちらの世界も必要なんだ
と感じたのでした。



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