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うまく描けない絵 パステルアートのこと

こんにちは、こんばんは。toga.shiです。
アートセラピーができる場をもっと広げたい、自分自身や他者を受け入れる経験をアートを通して生み出したい、というのが私の目標です。

さて、私がアートセラピーとして描いているパステルアートですが、その特徴のひとつが「誰でも簡単に描ける」ということです。

絵の描き方、順番が決まっている絵を描いてみる、という絵だからです。
私の描き方で使用するのは綿。コットンを使っています。パステルをコットンでこすって、色を付けて描いていく絵です。(指で描く人もいます)細かいところは綿棒を使っています。色が付けられて、手が動かせれば、描けます。(手の力が弱い人は工夫が必要です)

だから、普段絵を描かない人、絵が苦手な人でも、決まった手順で色を付けて描いていくと、いい感じの絵が仕上がったりします。その人ならではの、色の強さや、形が現れてきます。しかも、たいてい意図せず、勝手に。描いていたらこうなちゃいました、という感じ。

一方で、普段から絵を描く人、絵が得意な人にとっては、物足りなさやきゅうくつさを感じるかもしれません。コットンも、綿棒も、正直、絵を描く道具としてはうまくコントロールしにくいです。細部を描くことが難しいので、どうしても粗さというか、おおざっぱさがの残ってしまいやすいです。描き方も決まっているし、描きにくいし、なんてきゅうくつな絵なんだろう、と、はじめた最初の頃の私は思っていました。その頃、パステルアートを習っていた先生が「この絵は、うまくかけない絵なんだよ」と言っていました。あのときはその意味がよく分っていなかったけれど…。

どうして、うまく描けない、きゅうくつな絵を、私がアートセラピーとして描いているのか。今はこう思っています。
この絵は「うまくかかなくてもいい絵」だから、という理由です。
この話は長くなりそうなので、また次に書きますね。

パステルアートの描き方動画
https://www.youtube.com/channel/UClSvJ4c8cHldWi6BOTBarDg

インスタグラム
https://www.instagram.com/toga.shi.y


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