EVO JAPANの思い出

◆3rd編

息をするようにエントリー。しかもありがたいことにシード枠。
開幕が苦手なネクロ濃厚の事実におヒヨりまくり、事前に対戦相手の動画を全部調べ上げ、基本戦略や手癖をできる限り調査&メモし大会当日に臨む。

なんだかんだウィナーズファイナルまで勝ったけどRBさんに破壊されて第1プールは2位抜け。
最後に楽しようとしたところを見事に突かれてしまった。俺は二軍。

第2プールは開幕こーだいさん。当たりたくなかった相手ベスト3に入る、個人的にはユリアン戦のスペシャリスト(ユリアン戦以外もメチャ上手いよ!)。
1本目は無理矢理取ったけど2本目以降は見事に対応され敗北、俺のEVO3rd終了となった。
地力差が如実に画面に出てて、悔しいけど仕方ないという感情。でも俺が壇上に行ったとしてもロート目薬を刺すことはできなかったので、今後のEVOの為にもこーだいさんが勝つべき運命だったのだと己を納得させた。自己防衛は任せてほしい。

トータルで見ると、昔よりも大会での内容や精神状態が安定してきており、それが一番の収穫だった。
セコンドに付いて逐一ブレーキ役をしてくれたいぬさんに感謝。

そしてSHOさん優勝おめでとうございます。
流石に強すぎてラスベガスも楽しみ。


◆スト6編

世間で一番流行ってる格ゲーでそこそこやりこんでいる、しかも失うものがない(3rdも特にない)ので、すごくカジュアルにエントリー。
プロゲーマーや有名ストリーマーとマッチしてファンボムーブしたいな〜とか考えてたけど、エントリーしたらしたで勝ちたくなっちゃうスケベ心。格ゲーマーだから仕方ないね。

とりあえず戦略の基本方針から。
大体の人が大会慣れしていないだろうから突くならばそこだ。決まったぜ俺の盤面。
・微不利でことごとくパナす
・端で迷わずインパクトを撃つ
立ち回りでテンパらせてからメタ技で破壊する。
ンッン〜完璧じゃあないか?

自分の精神的ケアとして、初戦の相手だけエントリーネームからSNSでキャラとランクを調べておく。戦いは既に始まっているのだ。
とか言いながらリプレイまでは見ない。カジュアル参加を免罪符にヌルく楽しむのだ。

初日:第1プール

まずはいつも対戦しているエフさんの応援。
開幕AKI、次戦キンバリー。
俺にはエフさんにかける言葉がなかった。

20:30から俺の出番。
失うものがないからか全く緊張感なし。
開幕から気持ちよくパナしまくって消極的になった相手に弱気功を撃ってズカズカ歩き択をかけつつライン上げ、端に到達したら迷わずインパクトを撃ちまくる。

第一試合開始前の様子
この時、彼の頭にはインパクトしか無かった

知略?が功を奏し、気付いたらウィナーズファイナルまで到達。これが…俺の…本当の力…!?

ウィナーズファイナルの相手はそうすけさん。ストVではウォーロードのバルログ使いで、且つ俺が捨ててしまったキャラ、ジェイミー使い。格ゲーの攻略ブログも執筆されており。MRも2000に迫る。結果、特に良いところも無く死亡。処理じゃない、ガン処理。これが俺の本当の力。

いぬさんが記念に撮ってくれたよ


そうすけさんとは試合前後に少しお話させてもらった。とても気さくな方で、俺が元ジェイミー使いだと伝えたら「ジェイミーに戻しましょう!」と熱烈な勧誘を受けた。実は悪い人なのかも知れない。

でもウィナーズファイナルまで残ったのでまさかまさかのプール抜け確定。2日目も俺はやるぜ!!!

2日目:第2プール
キンバリー、追突確認ミス、SA出ず、以上。


試合の時は、いつも仲良くしている3rd勢が常に応援に駆けつけてくれて心強かった。
お陰でのびのびパナsプレイする事ができた。本当にありがとう。

結果的にEVOスト6は、良い意味で3rdほど入れ込む事がなく、想像の何倍も楽しむことができた。
次回も出るぜ〜。


◆人との交流編

デカい大会の前は、引退気味の強豪プレイヤーがかつての力を取り戻す為にゲーセンに来る。俺はこのイベントが超好きだ。
そういった方々は元動画勢の俺からすれば憧れの存在で、さながらプロ野球選手とキャッチボールさせてもらう野球少年だ。ただしボールは全力で投げさせてもらう。

今回は色々な繋がりや巡り合わせもあって、当時最強クラスだった(何なら今でも)プレイヤーと沢山対戦できた。3rdを続ければ続ける程、差が埋まっている実感がある。そりゃ向こうは全然やってないし、こっちはやり続けてるんだから当たり前の話なんだけどね、少しは浸ってもいいじゃない。
対戦後に色々話もできて「強かったよ!」と言ってもらえたり、ユリアン戦談義に花を咲かせたり、長く3rdをやってきて良かったと思う瞬間なのだった。

古のプレイヤーだけではなく、海外勢との戦いも忘れてはならない。
特にNiabanhまことは印象強い。ゲーセンやEVO現地で幾度も対戦したが、ディフェンス時の固さ&我慢強さ、からの鋭い逆択や迷いのないぶっ放しと、対戦しててスリリングで楽しい相手だった。
あとマジで超強い。

Niabanhとは対戦するだけで会話らしい会話はほとんど無かったけど、EVO2日目の夕方に「明日ニュートン(後夜祭)行く?」と突然話しかけられた。体調の不安もあり行かない旨を伝えたら「であれば会うのは今日で最後だ。またやろう」的な事をわざわざ言いに来てくれた(英語分からないけどきっとそう)。
センキューセンキューと馬鹿みたいに言うことしかできなかったけど、それでも本心から言ったつもりだ。
Niabanhの印象に残ったユリアンになれたのかも知れない。

スト6でも、そうすけさん以外にも対戦した方々とお話しとけばよかったなと少し後悔。
折角の機会だったしね。


◆大会運営の話

スト6は参加人数5000人と聞いて絶対あかんやんと思ったけど、一番捌くのが大変そうな初日で自分の出番(20:30)がオンタイムで始まった事に良い意味で引いた。参加プレイヤーも皆行儀が良くて協力的。
本当にすごい。

3rdの運営スタッフの皆さんもお疲れ様でした&ありがとうございました。
お陰様で大会に集中することができました。


◆まとめ

二日間アケコン背負ってヘトヘトだったけど、それでも本当に楽しかった。
最後はいつものメンバーと焼肉食って終わり。
期間中、自由にさせてくれた妻に感謝。
また今日からゲーセンで3rd、家でスト6をやる生活に戻ろう。
皆さん、改めて対戦よろしく!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?