「愛するということ」への挑戦
「愛するということ」とはどういうことなのか?
なぜ「愛するということ」に挑戦するのか?
どうも、とがみんです。
約半年前、なんとなく人生に停滞感・孤独感を感じる中で、何かを変えたいなぁとか、何か新しいことでもはじめようかなぁとか、
ふわふわ思考を巡らしながら、特に目的もなく、ネットサーフィンをする中で、たまたま意識に入ってきた「コーチング」。
流されるように「コーチング」というものに出会い、「THE COACH」というコーチングスクールを見つけ、「基礎コース」に申し込んでいました。
「コーチング」というものを学ぶ中で、
あれ?そもそも「コーチング」ってなんなんだ?とか。
あれ?「コーチング」って本当に自分がやりたいことなんだっけ?とか。
あれ?「プロコーチ」になりたいんだっけ?とか。
いろんな葛藤や問いが生まれる中で
「どんな迷いや葛藤が生まれたとしてもぶれない自分の軸」ってなんなんだろう…
たくさんの問いや、自分自身に向き合う中で辿り着いた「愛するということ」
これまでの人生を振り返って、そこに辿り着くまでの過程と、このnoteを書いている「今ここ」の気持ちを残しておこうかなと思います。
コーチングに出会うまで
小さい頃から何かに没頭しては、ひたすらそれに集中するような性格でした。
小学生、休み時間にひたすら折り紙を折り続け、大量の多面体を作ったり。
ノートまるまる一冊に迷路を書いて埋め尽くしたり。
約10年ほど器械体操に没頭し、中高は授業中に消しゴムや鉛筆をくるくる回して技のイメージトレーニングしたり。
プレイ時間が999時間59分に到達しカンストするほどポケモンのゲームにはまったり。
大学時代、研究が楽しくてひたすら本を読み漁り、考察を繰り返す。
就職活動の自己分析、気づいたら就活そっちのけで、心理学や脳科学の本を読み漁り、宇宙のことまでふわふわ考えてみたり、
物理や情報技術の勉強をしている時は、きっと人間・宇宙もこういう仕組みなんじゃないかとアナロジーを効かせて考えてみたり、
あらゆる興味関心、葛藤や悩み、その全てに対して思考錯誤する過程において得られる、
何かに没頭している感覚、何かに気づいた時の腑に落ちる感覚、満たされる知的好奇心、に充実感を感じてきた人生でした。
他人の目なんか気にせず、1人でいることが多く、ほんの少しの気が合う友人と深く関わるような人生。
意識のベクトルは「興味関心を持った対象・自分自身」に強く向いていました。
そして、就職活動、社会で生きていける気がしない...という絶望感から始まりつつも、納得感を持って終えることができ、
仕事もたくさんの機会に恵まれて「なんとかなる。なるようになる」という楽観的根性論で、
自分には何が求められているんだろうか?
そんな軸で、目の前のことを必死になんとかしながら、3年間経験を積んできました。
そんなこんなで、後輩や関係者が増えていき、大きな壁にぶち当たっていきました。
コミュニケーションが上手くいかない。
ファシリテーションが上手くいかない。
マネジメントが上手くいかない。
楽しいことも多く、たくさんの考えるきっかけや学びを得つつも、その反面、増える責任とプレッシャーに押し潰され、
大量の失敗経験から自信をなくしていき、
「人との関わり」、「コミュニケーション」に対して、たくさんの「恐れ」を感じるようになっていきました。
自分は何をして…どう生きていきたいんだろうか…?
そんな問いが、「アンパンマンのマーチ」と共に浮かんできました。
コーチングに出会ってから
プライベート・仕事、人生全体を俯瞰してこのままで良いんだろうか?
人生に対する停滞感と孤独感を感じる中で、たまたま意識に入ってきたコーチング、流れるように申し込んでいたTHE COACH。
THE COACHでの基礎コースを通して
あれ?そもそも「コーチング」ってなんなんだ?とか。
あれ?「コーチング」って本当に自分がやりたいことなんだっけ?とか。
あれ?「プロコーチ」になりたいんだっけ?とか。
言葉にしては、なんか微妙...言葉にしては、なんか微妙という繰り返し。
「コーチングとは?」を考えることになんの意味があるのか?
一定の言語化はしつつも、何がコーチングで、何がコーチングでないか、その言語化に、自分にとって本質的に必要な「意味」なんてないんじゃないか?という気持ちになり、その問いを手放し、
「コーチング」って本当に自分がやりたいことなんだっけ?
という問いに対しては、「コーチング」は手段でしかない、コーチングがやりたいかどうか?なんて問いを考えても「自分が本質的にやりたいこと」に辿り着けないのではないか?と思い、その問いを手放し、
「プロコーチ」になりたいんだっけ?
という問いに対しては、そもそもプロコーチってなんなんだ?という問いが湧き、わからんならとりあえず、なってから決めればいいじゃんということで考えることを手放し。
そんな葛藤がある中で、背中を押してもらい、導かれるようにTHE COACHの「応用Aコース」「応用Bコース」に加え、「プロコース」まで申し込みを決めていました。
そして、基礎コースの後の応用Aコースでは、ビジョン構文の言語化を行いました。
「ビジョン構文」と言っても、個人的には「大切にしたいこと・方向性」ぐらいのふわっとしたものの認識。
目の前に現れる全てのご縁を大切に、瞬間瞬間を誠実に向き合って、たくさんの感動・変化を一緒に味わいたい。
「ゆるやかで、やわらかな、ゆらぎのある、ほっこりしたつながり」をまったり感じて、一緒に豊かな暮らしを創っていきたい。
全てが、意味や価値を超えた存在として、ただ生きていて、「知らないこと」があるからこそ、気づくことができるし、気づいた時に感動できる。
「自然」なことも「不自然」なことも、「ありのまま」であることも「ありのままでない」ことも、全てを許容し、バランスをとりながら、安心感の中で現実世界に没入したい。
そんなことを意識するようになり、たまたま目に入って読み始めた「愛するということ」
「愛するということ」とはどういうことなのか?
「愛するということ」
よく聞く言葉ではあるけれども、こんなにも抽象的で、わかるようで全然わからないほどに深くて、なかなか実態が掴めないような言葉。
この本には一体どんな深いことが書いているんだろうという好奇心から読み始め、読んでもまだまだよくわからないことがたくさん。
一方で、ここに「どんな迷いや葛藤が生まれたとしてもぶれない自分の軸」というものがありそうという感覚。
「愛するということ」を読みながら思考を巡らす中で、特に印象に残っていること。
「愛するということ」、は特定の誰かに対するものではなく、世界全体に対してどう向き合うか?という態度であるということ。
「愛するということ」、は受容することだけでなく、能動性が必要であるということ。
「愛するということ」、はたんなる激しい感情ではなく、それは決意であり、決断であり、約束であるということ。
「愛するということ」、はなんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に全身を委ねること。
そして、
「愛するということ」、を実践することは、とても勇気が必要で、挑戦的であるということ。
様々な考え方、捉え方がある中で、今の自分にとっての「愛するということ」とは、どういうことなのか?
思いつくままに言葉にしてみると次のようになりました。
恐れを受け入れ、勇気を持って越えていくこと。
一緒に感じて、考えて、可能性を信じきること。
積極的に気にかけて、理解を示し、配慮して伝えること。
関係性の本質に向き合うこと。
責任を果たし、責任を果たすことを求め、支えること。
地球に配慮し豊かな環境・文化を創っていくこと。
全てが必要なプロセスであり、必要なタイミングで起こる、という「運命」を信じきること。
「愛するということ」の本を読み、自分なりの解釈を踏まえて、これこそが人生のテーマなのでは?
どんな迷いや葛藤が生まれたとしても、ぶれない自分の軸ってまさにこれなのでは?と感じ始めました。
と同時に、過去の経験から生まれる、向き合う必要がある「たくさんの恐れの輪郭」、「たくさんの必要なスキルや知識」を感じ、なんて難しくて挑戦的なテーマなんだ...とも感じました。
挑戦するのかしないのか…
挑戦する人生、挑戦しない人生、どっちが良い悪いはなく、どっちの人生をこの限られた「人生という時間」の中で味わいたいか。
その選択は自分次第。
「心」は挑戦し続けることをすでに決めている。
けど、じゃあなんで「愛するということ」に挑戦するのだろうか?
「頭」は、まだ、その決意に意味を求めている。
なぜ「愛するということ」に挑戦するのか?
「このままで良いんだろうか…?」
なんとなく人生に停滞感・孤独感を感じ始めたのは、たくさんの失敗経験から、きっと、「愛するということ」を恐れ始めたからなんだろうなぁというのが、この文章を書く中で感じているところです。
何かを変えたいと思った。
その瞬間から自分の決意は固まっていたように感じます。
だからこそ、「コーチング」というものに出会い、自分と向き合い、恐れを受け入れ、勇気を持って行動を起こしていった。
その結果、少しずつ人生に対する充実感、自分自身、人との繋がりも徐々に取り戻している感覚があります。
没頭する充実感、孤独の中では虚しく散ってしまう。
一人で感じる不安や恐れ、孤独の中ではなかなかに過酷過ぎる。
だからこそ、
たくさんの感動・変化、を人とのつながりの中で一緒に味わいたい。
不安や恐れ、を安心感の中で一緒に乗り越えていきたい。
そのためには、「愛するということ」への挑戦、が必要なんだと。
「愛するということ」、という勇気を持った行動を起こすからこそ、つながりが生まれ、安心感が生まれる。
目の前に現れる全てのご縁に誠実に向き合い、自分と、自分とご縁がある全ての人の幸せを願って、勇気を持った行動を起こしていくこと。
その結果生まれる、豊かな世界観を見据えて、
「愛するということ」に挑戦していきます。
最後に、こんな気持ちに気づけたのも、こうやってアドベントカレンダーの機会をつくっていただいた、まーさん(@ma_tomarigi)、りみさん(@rim_konbu)、
誘ってくれた方、もやもやの解消に付き合ってくれた方、THE COACHでお世話になった方、「挑戦」というキーワードを贈っていただいた方にもとても感謝しています!
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?