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田代まさし、「おくすり手帳」を発売 下らないニュース解説番外編その57

正月休みはTwitterに上げた通り少彦名神社に初詣に行ったり法善寺の護摩法要に行ったり、あと『ミーガン』と『戦場のメリークリスマス』をアマプラで眺めたりして、何も書く気が起きなかったのでずっとサボっていた今年初のニュースはこちら。

私はドリフよりもオレたちひょうきん族の方が好きだし、ドリフでは志村けんより加藤茶の方が好きだったので志村けんの番組はそれほど見ていなかった、つまり田代まさしのファンではなかったのですが、この「おくすり手帳」はちょっと欲しくなってしまいましたヮ。あまりにも攻めすぎてるから。

というか御本人には悪いけど、「出所祝いのケーキ」とか「シャブぴーとの奇跡のコラボレーション」とか『アジアの純真』の替え歌とか、不祥事をやらかすようになってからの方が面白くない?
これは単に私がブラックユーモア好きなだけかもしれないけど。

あと、覚醒剤って何回も逮捕されてまでやりたくなるものなのか、やったことないしやろうとも思わないけど、いまだに理解できません。大麻はJTが発売したらやってみたいと何度も書いてるけど。

「カフェインの覚醒作用はシャブに酷似している」との話を聞いたことありますが、あのカフェインを過剰摂取したときの頭と目がギンギンになる感じ、そして眠れなさ具合は全く好きではないので、やっぱりやりたいとは思いませんな。
何より注射が嫌いだし、以前書いた通り、リタリンやったことあるけど全然効かなかったので尚更であります。

話を戻すと、昔某動画サイトでマーシーのPVリハーサル場面を見たことあるけど、凄く根詰めて練習してて、結構気を張る人なんかなという印象を受けた覚えがあります。

そういう気を張るタイプの人間がアップ系のドラッグに手を出すんかな、私だとそういう肝心な場合にこそ、気を張るのでなくレキソとかのダウン系で気を緩めるけどなあ、などと思ってしまいした。

隠れた名作『教祖誕生』

そんな感じで本ニュースについては書くことがなくなったので他のニュースに目を向けると、最近松本人志がやらかして、なぜかたけしが引き合いに出されていたりしておりますが、

松本人志にフライデー襲撃事件やバイク事故の時のような記者会見ができるとは思えないし、何よりたけしには映画があるし格が違うだろ、などと思っております。

そんなたけしの映画ですが、冒頭の『戦場のメリークリスマス』や『バトロワ』みたいに出演だけの作品、『あの夏、いちばん静かな海』や『キッズリターン』や『Dolls』みたいに監督だけの作品、あとは『菊次郎の夏』『アウトレイジ』みたいに監督も出演もしている作品など色々ありますが、
色々あるたけし映画の中で私的お気に入りの一つに『教祖誕生』という映画があります。

これは私が高校時代、地元の図書館に置いてあった同名の小説(こちらが原作)を読んで感動し、その後工繊大で引きこもり始めた頃に近所のビデオ屋が閉店セールをしていた際、AV(オーディオヴィジュアル)を買いに行ったら全部売り切れていて、残っていた在庫の中に『その男、凶暴につき』と本作があったので1本300円で買ったという経緯があります。

そんな馴れ初めの『教祖誕生』ですが、wikiとか見ればお分かりの通り、主演がアカギやカイジの中の人で、たけしと岸部一徳が宗教を食い物にしてやりたい放題やるという内容。(まぁ集団化した時点で宗教なんて大なり小なりカルト化するものだと今では思うが)

そして、なぜかあの玉置浩二が熱心なカルト信者役で出演しているという怪作で、オチを含めて面白さは原作以上でございました。

※一ついえば、原作では司馬(たけし)がラストで「やっと俺にも神がみえてきたってことだよ」と半ば開き直りみたいになるのだが、映画だと「俺にも神がみえてきたってことなのかなぁ」となんかションボリした感じになっていて、そこがちょっと説教臭いといえば説教臭い。

内容を詳しく語ると面白くないのでここでは語りませんが、気になる人は見て頂戴。

以上、いつもながら何だかよく分からない流れになったけど、『戦場のメリークリスマス』を久々に見たら内田裕也が出演していたのでたまげた、『ミーガン』は王道な展開でまあ面白かったしラストバトルは名作中の名作『エイリアン2』を連想しましたということで、今回はここまで。