別の「群れ」『かもめのジョナサン』感想文とか その3
前回は人間という「群れ」から抜け出すためには喪失への覚悟が必要とか書いてまいりました。
今回はパート2の感想文。
正直、この章はなんか感想を書きづらいし、書いてもためにならない話ばかり(今までもためになったのかは知らないが)なので気が進まないのだけど、渋々書いてまいります。
ジョナサンはいつ「死んだ」か?本章を読んでまず思ったのがこれ。ここでいう「死んだ」とは肉体的な意味での死のこと。
パート1の終わり辺でジョナサンは既に老いぼれている描写があり、2人の天使ならぬ「天か