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感想文とか

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記事一覧

『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』感想文とか

下らないニュースを探してマジメに書くよりも、本を読んで好き勝手書く方が性に合っているよう…

六郎
2週間前
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『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その2

ちょっと時間が開いたけど、感想文の続き。 本書の紹介については前回ので充分だと思うので、…

六郎
3週間前
21

『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その1

『かもめのジョナサン』の感想文の中で、「次はロシア文学の感想文を書きます」と言ったな。 …

六郎
1か月前
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疑い、気付き、開き直る『かもめのジョナサン』感想文とか その6

前回は、やれブタ共だのうちの墓は親の代で終わりだの、マジメで上品な私に似つかわしくない、…

六郎
1か月前
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結局のところ思考停止で群れるのが楽である『かもめのジョナサン』感想文とか その5

今回は4章の解説。 この4章がなければ、私は本書を「ラリったヒッピーが書いた与太話」で終…

六郎
1か月前
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実践という説得力『かもめのジョナサン』感想文とか その4

前回は「カルト集団には注意しよう!」みたいなことを書きました。 今回はパート3で、本章は…

六郎
1か月前
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別の「群れ」『かもめのジョナサン』感想文とか その3

前回は人間という「群れ」から抜け出すためには喪失への覚悟が必要とか書いてまいりました。 今回はパート2の感想文。 正直、この章はなんか感想を書きづらいし、書いてもためにならない話ばかり(今までもためになったのかは知らないが)なので気が進まないのだけど、渋々書いてまいります。 ジョナサンはいつ「死んだ」か?本章を読んでまず思ったのがこれ。ここでいう「死んだ」とは肉体的な意味での死のこと。 パート1の終わり辺でジョナサンは既に老いぼれている描写があり、2人の天使ならぬ「天か

「群れ」から抜け出すために 『かもめのジョナサン』感想文とか その2

『かもめのジョナサン』感想文、今回は1章について。 前回の導入部分では半ばイチャモンをつ…

六郎
1か月前
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『かもめのジョナサン』感想文とか その1

これから『かもめのジョナサン』についての感想文みたいなものを書いてまいります。 なぜ書こ…

六郎
2か月前
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『ブッダという男』感想文とか その6最終回

長かった?『ブッダという男』に関する私の拙い感想文も今回がラスト。 今回は本書の「あとが…

六郎
2か月前
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『ブッダという男』感想文とか その5

5回目となった『ブッダという男』の感想文。 今回も前回に続いて「ブッダの先駆性」について…

六郎
2か月前
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『ブッダという男』感想文とか その4

今回で4回目となる『ブッダという男』の感想文。 そろそろ書くのが疲れてきたので、本文につ…

六郎
2か月前
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『ブッダという男』感想文とか その3

3回目となる『ブッダという男』の感想文。今回は早め?に更新いたします。 そんな今回は第二…

六郎
2か月前
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『ブッダという男』感想文とか その2

前回の記事から随分時間が経ったけど、『ブッダという男』感想文の続きでございます。もう皆さん忘れているんじゃないの。 私はすっかり忘れておりましたので、2度目に読んだ際に記したメモを頼りにお茶を濁しながら書くしかないという、悲惨な羽目になりました。 あーもうめちゃくちゃだよ(杉田智和) ともかく、今回は一部と二部についての簡単な概要および感想を書いてまいります。 第一部 ブッダを知る方法まずは第一部で、一言でいえば「初期仏典を通して『ブッダ』について知りましょう」という