六郎

何か色々書きます。 当noteの元サイト:https://www.6rou.net/

六郎

何か色々書きます。 当noteの元サイト:https://www.6rou.net/ Amazonアソシエイト会員です。アフィリエイト嫌な人はあまりないけど商品紹介のリンクを踏まないでください。他のリンクは大丈夫やで。

マガジン

  • 苦しみから解放される方法

    苦しみから開放される方法を書いていくやで

  • 感想文とか

    感想文とか

  • 下らないニュース解説

    ニュースの解説をしていきます。

  • なんかメモ集

    私が読んだ本のメモ集

最近の記事

「波動を高める」「波動を上げる」についてマジメに考察する

久々にこのカテゴリー。 色々なスピリチュアルやら精神世界に関わる本を読んでいると、よく目に留まるのが、 「波動を高めましょう」「波動を上げましょう」 なる表現。 皆さんご存知の引き寄せ本や、インチキ臭いスピリチュアル本に限らず、 なんか『ニュー・アース』においてもKindleで検索すりゃ分かるけど、 みたいな感じでペインボディの説明あたりでやたらと「周波数」と出てきて、日本語版だけかと思ったら なんて出てきて、原書でも同様でございました。 さらに、私の好きなYe

    • 『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』感想文とか

      下らないニュースを探してマジメに書くよりも、本を読んで好き勝手書く方が性に合っているような気がしてきた今日このごろ。 そういえば、こういうのを世間では「評論」と呼び、「評論」する人間のことを「評論家」と呼ぶようですが、 私が村上春樹が嫌い(というよりハルキストなるものが嫌い)と以前書いたのは皆さんご存知の通り。 そんな評論家で思い出したのですが、私と同じく村上春樹が嫌いで「村上春樹の小説は結婚詐欺」とまで言い放った、蓮實重彦なる「評論家」が書いた『伯爵夫人』という本を、前

      • 『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その2

        ちょっと時間が開いたけど、感想文の続き。 本書の紹介については前回ので充分だと思うので、今回は私の下らない感想文でも書いてまいります。 本書で一番言いたい箇所まずこれ。 作者が本書で言いたいことは色々あろうけど、私が思うには、一番言いたい箇所はやっぱ国語の授業でのルシコ先生の箇所でございましょう。 「わたしたちがだれかの考えを、正しかろうが間違っていようが、うのみにし、自分で選択することをやめることは、遅かれ早かれ政治システム全体を崩壊に導く。国全体、世界をもだ」 政治

        • スクウェアエニックス、221億円の特損計上

          最近マジメな記事ばかり書いている気がするので、たまには息抜きのコーナー。 相変わらず気温が上がったり下がったりしてたまらない今日このごろのニュースはこちら。 何度も書いている通り、FFなんて9をやって心底つまらないと感じ、ドラクエは7の序盤で投げ出してそれ以来やっていない私が言うのも何ですが、 過去の遺産にばかりに頼っていたから案の定の結果である。というか、ティーダのチソポ気持ちよすぎてる場合じゃないだろ、株主は一体どうすんのこれと思ったら、株価は5月2日時点まででスト

        「波動を高める」「波動を上げる」についてマジメに考察する

        • 『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』感想文とか

        • 『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その2

        • スクウェアエニックス、221億円の特損計上

        マガジン

        • 苦しみから解放される方法
          33本
        • 感想文とか
          15本
        • 下らないニュース解説
          132本
        • なんかメモ集
          8本

        記事

          『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その1

          『かもめのジョナサン』の感想文の中で、「次はロシア文学の感想文を書きます」と言ったな。 あれは嘘だ。 いや嘘ではないけど、正確にいうと、ソ連からアメリカに亡命したロシア人の作品で、タイトルは『スターリンの鼻が落っこちた』というもの。 プレミア価格になっているので買わなくていいです。読みたい人が読む方法は後で書きます。 コトの発端見ての通り本書は児童文学なのですが、何でこんな本を見つけたのかというと、 以前も書いたけど、ガキの頃読んで衝撃を受けた『山の王者クラッグ(石

          『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その1

          疑い、気付き、開き直る『かもめのジョナサン』感想文とか その6

          前回は、やれブタ共だのうちの墓は親の代で終わりだの、マジメで上品な私に似つかわしくない、品性を疑われる言葉をはからずも使ってしまいましたが、今回はマジメにいきたいと思います。 まあでも、浄土真宗が葬式仏教に成り下らずにきちんと民衆の心を掴んでいれば「親鸞会」なんていう団体は出現しなかった、というのは紛れもない事実でしょう。別に親鸞会の肩を持つわけじゃないけど。 あと親鸞会といえば『To Open the 歎異抄(直訳)』を最近チラ見したんだけど、肝心の18章を端折ってない

          疑い、気付き、開き直る『かもめのジョナサン』感想文とか その6

          結局のところ思考停止で群れるのが楽である『かもめのジョナサン』感想文とか その5

          今回は4章の解説。 この4章がなければ、私は本書を「ラリったヒッピーが書いた与太話」で終わらせていただろうけど、 4章が描く「教えが形骸化していく過程」「アンソニーの出現」「ジョナサンの再来」こそが当物語の本質だと思うし、古今東西の宗教、ひいては人間社会全体に共通することだと思っております。 チェーホフの『かもめ』そんな素晴らしい4章なのですが、いきなり思い出したので脱線しちゃうけど、本書以外でタイトルに「かもめ」がつく有名なものだと、チェーホフの『かもめ』が思い浮かぶの

          結局のところ思考停止で群れるのが楽である『かもめのジョナサン』感想文とか その5

          実践という説得力『かもめのジョナサン』感想文とか その4

          前回は「カルト集団には注意しよう!」みたいなことを書きました。 今回はパート3で、本章はキリスト教の模倣らしき描写が多いし「なんかキリスト教みたいですね」という感想しか出てこないので、前回とは比べものにならないくらい何を書けば良いのか分かりません。 何で3章ってどれもこれも影薄いの。しかも旧版だと3章でオシマイって信じられないわ。村井秀夫はよくこんなもの読んでオウムに入ろうと思ったな。 よって、キングクリムゾンの力で本章をすっ飛ばして私の好きな4章にいきたいのですが、そ

          実践という説得力『かもめのジョナサン』感想文とか その4

          藤井聡太、歯科矯正を始めていた 下らないニュース解説番外編 その76

          冬から春を飛ばして真夏みたいな気候になり、お兄さん許して自律神経壊れるわ、と思っている今日このごろのニュースはこちら。 水原一平の話はまだ結論が出ないし、井上尚弥は来月のネリ戦で圧勝するだろうから藤井聡太の話題。 昨日のタイトルマッチで負けたみたいだけど、まあそれでも今のところ将棋界最強に変わりないやろ、というのが正直なところ。 それよりも驚いたのがいつの間にか歯の矯正を始めていたことで、藤井聡太ってそんなにガチャ歯やったっけ? 下のインタビュー動画で確認したけど矯正す

          藤井聡太、歯科矯正を始めていた 下らないニュース解説番外編 その76

          別の「群れ」『かもめのジョナサン』感想文とか その3

          前回は人間という「群れ」から抜け出すためには喪失への覚悟が必要とか書いてまいりました。 今回はパート2の感想文。 正直、この章はなんか感想を書きづらいし、書いてもためにならない話ばかり(今までもためになったのかは知らないが)なので気が進まないのだけど、渋々書いてまいります。 ジョナサンはいつ「死んだ」か?本章を読んでまず思ったのがこれ。ここでいう「死んだ」とは肉体的な意味での死のこと。 パート1の終わり辺でジョナサンは既に老いぼれている描写があり、2人の天使ならぬ「天か

          別の「群れ」『かもめのジョナサン』感想文とか その3

          学生および新社会人へのメッセージ 下らないニュース解説番外編 その75

          前回に続いて今回のニュースはこちら。 新年度にはよくあるニュースで、かくいう私も学校が嫌すぎて高校時代で燃え尽きて何もかも嫌で無気力になり、その後工繊大入学後に不登校になったり、 大学卒業後はなんか情報システム部に配属された覚えがあり、その後にすぐ辞めてブラック企業一直線になったというのは以前サイトに書いた通り。 そんな私から学生諸君や新社会人に対し、僭越ながらメッセージを送るとしたら以下の通り(本音は「自分の好きにしろ」だけど)。 学生は「点」さえ取れればOKなので

          学生および新社会人へのメッセージ 下らないニュース解説番外編 その75

          「全然大丈夫」「全然良い」は間違いか? 下らないニュース解説番外編 その74

          新年度が始まり、はやくも嫌気がさしている人もいるであろう今日このごろ。 私の半生を振り返っても、自由があった大学時代を除けば、学校生活や会社生活なんて基本懲役刑みたいなものだったからね、しょうがないね。 こう考えてみると、生まれてくること自体が「罪」のような気がしなくもないのですが、そんな今日このごろのニュースはこちら。 いつのネタだよという話のニュースですが、「全然+肯定文」なんてOKに決まっているだろう、「言葉の乱れが~」とかいって批判するアホ共は縄文時代の言葉でも喋

          「全然大丈夫」「全然良い」は間違いか? 下らないニュース解説番外編 その74

          「群れ」から抜け出すために 『かもめのジョナサン』感想文とか その2

          『かもめのジョナサン』感想文、今回は1章について。 前回の導入部分では半ばイチャモンをつけた形になりましたが、書いた通りあれは私の偏見が多分に入っているし、ちゃんと読めばそこそこ良い本だとは思う(それでもやはり『シッダールタ』の方が良いとは思うけど)ので、なるべく「好意的」に読んでいくことにします。 人間という「群れ」の一生そんなわけで第1章なのですが、簡単なあらすじとしては、 「ただ餌をとるためだけに飛んで一生を過ごすという人生(鳥生か?)」に疑問を抱いたジョナサンが

          「群れ」から抜け出すために 『かもめのジョナサン』感想文とか その2

          川勝知事、いきなり辞職 下らないニュースその73

          新年度が始まり、私の周りも多少変化があった今日このごろのニュースはこちら。 第一次産業の方々をバカにした発言をしたかと思ったら、いきなり辞職表明しちゃった川勝知事。 私が静岡に住んでた頃は田辺市長とも仲悪かったし、何か実績を残したという話も聞かなかったし、周りで川勝知事を支持している人なんて誰一人おらんかったのに、何で今まで当選していたのでしょうか。 「これでリニア開発が捗る」なんて声もネット上にあるのですが、リニア開発といえば、前にも言及したけど、避けて通れない大井川

          川勝知事、いきなり辞職 下らないニュースその73

          桃鉄、春休みの宿題になる 下らないニュース解説番外編72

          やっと暖かくなってきた今日このごろのニュースはこちら。 本当は大谷賭博スキャンダルの続報や小林製薬の紅麹について書きたいのですが、大谷はまだ真相が明らかにされていないのでスルー、小林製薬は死者が出ているのでこちらのニュースとなりました。 それはともかく、ニュースを読んだ感想としては、 絵が嫌いだったから桃鉄やったことねンだわ。同じ理由でゴエモンも初代以外やったことない。 すごろくゲームならやっぱ『たけしの戦国風雲児』やろ。 そんな不快感を催す桃鉄の絵だったけど、現在

          桃鉄、春休みの宿題になる 下らないニュース解説番外編72

          『かもめのジョナサン』感想文とか その1

          これから『かもめのジョナサン』についての感想文みたいなものを書いてまいります。 なぜ書こうと思ったのかというと、掃除している最中にたまたま目についたから、というのが一番の理由。 加えて、以前から何度も4章については言及しているので、この際だから全編にわたっての感想文でも書いてみるかと思ったのであります。 本書との馴れ初めというわけで『かもめのジョナサン』なわけですが、本書を初めて知ったのは、もろちんオウム真理教事件のとき。 あの村井秀夫がオウムに入信する際、両親に対し

          『かもめのジョナサン』感想文とか その1