ナムコロゴのフォントを考える

先日、バンダイナムコホールディングスより、今年4月1日よりゲームセンターを運営する「株式会社ナムコ」が、「株式会社バンダイナムコアミューズメント」に商号が変更されることが発表されました。

もとより現在のナムコは、2006年に設立された会社で、あの中村製作所とは別会社なのですが、それでもやはり「ナムコ」という名前の会社が無くなると思うと一抹の寂しさを感じます。
お店の名前まで変わってしまうのかは、まだ定かではありませんが、もしあのロゴも見られなくなりますと……時代の流れを感じてしまいますね。

※ロケ地:ナムコ巣鴨店

ナムコのロゴ、本当に優れたデザインだと思います。
40年前から使われているというのに、未だに古さを感じさせませんし、そして往時からのファンは見るたびにワクワクさせられるロゴです。


ところで、このロゴの話をするとき、よく話題に上るのが、
「ナムコの英字表記は、ロゴを見るかぎり小文字で『namco』が正しい」
というものです。
たしかに「A」ではなく「a」ですし、他の文字もいずれも小文字のようなデザインになっています。

ですが、そうとは言い切れなくなってしまうロゴも存在するのです。
それが、

そうです、「ナムコット」および「ナムコットニュース」のロゴ。

ナムコットの「T」、ニュースの「E」は、完全に大文字のデザインとなっております。

これらの文字を見て思うのは、大文字・小文字の統一よりも、デザイン面での統一感が優先されているのでしょう。
「一番上に直線が多く来る」「(Oのような例外を除き)角張った箇所を入れる」などのルールに基づき、このような統一感が出されているものと思われます。
他にも、「E」は「M」を裏返して回転させたようなデザインになっていたり、「W」は「C」を90度回転させてふたつ並べたようなデザインになっていたりと、そういう部分でも統一感が見られます。

そこで、やっぱり気になるのは、「ナムコロゴフォントの他の文字はどうなっているの?」ということ。
なので、管理人、

勝手に作ってみました。

「A」「C」「E」「M」「N」「O」「S」「T」「W」はすでに存在するので、そのまま。
「B」や「R」は、「S」のデザインを流用しました。
「K」は「X」のような作りかたをすると「H」と紛らわしくなってしまいますので、視認性を重視して変則的な作りにしてみました。
「X」と「Y」は、視認性と安定感を重視して小文字をもとにデザイン。でも「T」の例を鑑みて、「Y」は大文字でも良かったかもしれません。
そして、ナムコロゴフォントでは原則として斜めの直線が使われていないのですが、「Z」のみお手上げでした。これだけは下手にデザインすると、「2」とかと区別がつかなくなっちゃいますので、苦肉の策でした。


さて、そんな手描きで作ってみた妄想ナムコロゴフォントですが、

実際、形にしてみるとこんな感じです。

まだ作り途中ですが、いずれ全部の文字をちゃんと作ってみたいなぁ、と思っております。

※今回の話題は、あくまで管理人が妄想してるだけです。もし事実と異なる点がありましたらご容赦ください(ご指摘いただけますと助かります)。

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