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ナムコからの贈り物

ドル研管理人のGILです。
note、前からいろいろ書いていこうと思ってましたが、記事を出す順番にもこだわって、アレを書く前にコレも書かなきゃ……とかやってたら、いつまでたっても記事が公開できないので、もう五月雨式に公開していきます。

本日のネタはこちら。

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ナムコからの贈り物です。


これは何かと言いますと、以前ナムコの小冊子「NG」に投稿が採用されたことがあり、その返礼(?)として送られてきたものです。
ただ、同封された手紙を見るに、どうもすぐにプレゼントが送られてこなかったか何かで、自分がクレームの便りを入れ、それに対する「お詫び」のようなものだったらしいです。全然経緯を覚えていないですが……。

さて、中身は何かといいますと。

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パックマンタオルとNGステッカー!!

いやー、どちらも見るからにレアアイテムそうです。


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パックマンタオルですが、もちろん未使用品です。しかし、表面はわりに綺麗なものの、裏側は外箱と同じく何らかのシミがべっとりと……。洗うなりしたいんですが、そのために洗濯するのもなんかもったいなくて、二の足を踏んでいます。


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そしてもうひとつのNGステッカー。
もしかしたら、こっちが本来の投稿採用者へのプレゼントなのでしょうか?

(c)表記を見ると1983年製のようですが、投稿が採用されたのはもっと後のこと。けっこう大量に作っちゃったグッズなのかもしれません。
「We're NG generation」、いい響きですねぇ。ナムコットの1980年代後半のキャッチコピー「2001年の大人(クリエイター)たちへ」もそうですが、子供心には自分たちの年代をカッコ良く呼称してくれると、なんか誇らしい気分になったものです。

■謎の女性「KOIMO」さん

さて、ステッカー中央下部に、女性の顔イラストと「NG TALK」「KOIMO」という文字が見えますね。
「NG TALK」は季刊時代のNG(1983~1986年)における読者投稿コーナーの名前。「KOIMO(コイモ)」さんはその担当者の女性、つまりこのイラストの方です。

管理人は季刊時代のNGについてはあまり詳しくないのですが、持っている断片からするに、少なくとも第10号まではNG TALKの担当をされていたようです。
以降はマッコウさんが担当し(マッコウさんはテレホンサービスのMCもされておりました)、NGの月刊化以降は「元気新聞」にリニューアルされ大きく様変わりしました。
季刊時代のNG初期からの読者の方々にとって、「NGのお姉さん」といえば「コイモさん」を指すのかもしれませんね。


さて、顔イラストについてですが、季刊NG第2号にこのようなイラストが載っております。

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このイラストがコイモさんの似顔絵なのですが、今回あらためてシールのイラストと見比べてみますと、なんとNGとシールでイラストが違っていることがわかりました。
前髪の流れる方向や、唇の質感が全然違いますよね……? これまでずっとNGのイラストを使い回したもの、と思い込んでいたのですが、ステッカー用に描き下ろした可能性があることに今ごろ気づきました。


今から37年前のちょっとしたことですが、この2枚の似顔絵に、ちょっとしたドラマがあったのかもしれません。そんなナムコの一断片でした。

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