とうけいば

馬場、ラップ信者。調教、ローテ、騎手意識、血統と様々な視点から予想と回顧を配信していき…

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馬場、ラップ信者。調教、ローテ、騎手意識、血統と様々な視点から予想と回顧を配信していきます。カイ指数。なによりも競馬がすき。

最近の記事

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競馬予想法の記事まとめ

これまでに“とうけいば”が書いてきた競馬予想法の記事をまとめました。 1. 競馬予想の考え方対象:初心者~中級者 料金:無料 内容:競馬予想を「ポケモン」にたとえて説明した内容。クラスごとの競馬予想の考え方も記載。 2, 風向き競馬予想法対象:中級者 料金:500円 内容:はじめての方でもすぐに使える「早見表」を添付しており、いますぐにでも風予想を取り入れられるようにした。 2-1, 【考察】コーナーにおける風の影響 対象:中級者 料金:無料 内容:上記の

    • 日本ダービー 枠前展望

      昨年の日本ダービーは皐月賞の1,2着馬がそのままダービーでワンツー決着。 一昨年のダービーも1~3着馬はすべて皐月賞上位の馬となっており、舞台が中山から東京に変わっても結果は大きく変わっていないことが分かります。 (2023年ダービーの結果) 1着タスティエーラ   皐月賞2着 2着ソールオリエンス  皐月賞1着 3着ハーツコンチェルト 皐月未出走 (2022年ダービーの結果) 1着ドウデュース    皐月賞3着 2着イクイノックス   皐月賞2着 3着アスクビクターモ

      • 【回顧】2024 優駿牝馬(オークス)

        【レースポイント】 ①前半1,000mが57.7秒と強烈なHペース ②3コーナー手前でペースが大きく緩む典型的な長距離戦 ③加速ラップでの勝利で勝ち馬は数字以上に強い 【レース概要】 ショウナンマヌエラ、ヴィントシュティレの2頭が後ろを突き放すように逃げ争いをし、前半1,000mが57.7秒の超Hペース。離れた3番手集団(タガノエルピーダ、ランスオブクイーン)で約59.6秒、さらにはなれた5番手集団のクイーンズウォークで約60.5秒なので前の4頭は展開不利が大きい。

        • オークス 枠前展望

          オークスは牝馬限定の芝重賞では最も距離の長いレースに設定されているレースです。 一般的に牝馬よりも牡馬のほうが距離適性が長くなるため、オークスが行われる東京芝2400mという舞台は3歳牝馬にとってみればかなりタフなコースです。。 言い換えると、3歳牝馬にとっては「長距離」と考えても良いコースになります。 今まで桜花賞などマイル路線で活躍してきた馬が一気に延長するローテとなるだけに、馬券的にも荒れやすいのが特徴です。 ただし、その穴馬にも共通点があります。 近10年、5番

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        競馬予想法の記事まとめ

          【回顧】2024 ヴィクトリアマイル

          【レースポイント】 ①スタートして2~3ハロン目が速く、やや差し馬有利 ②1400mに近い適性が求められたVMらしい競馬 ③風により時計出やすいレース環境 【レース概要】 スタートからゴールまで一貫した速いペースで流れており、ヴィクトリアマイルや安田記念でよくみられるレース展開。1400mをこなせるスピードが必要であり、中距離を得意とする馬はスピード不足で厳しい展開となった。 レースラップは2015年ストレイトガールが勝利した年に近いが、今年のほうがスタートして2~3

          【回顧】2024 ヴィクトリアマイル

          ヴィクトリアマイル 枠前展望

          牝馬限定のG1競走は秋に行われるエリザベス女王杯とヴィクトリアマイルの2レースのみ。 エリザベス女王杯は芝2200mと牝馬にとっては長い距離で行われる一方、ヴィクトリアマイルはその名の通り芝1600mです。 普段から芝1200~1400mを走っているスピードタイプの牝馬からすれば、エリザベス女王杯は距離が長すぎるため選択肢にすらなりません。 よってスピードのある馬はヴィクトリアマイルに出走してきます。 高松宮記念(芝1200m)に出走していた馬を筆頭に、前走が芝1400

          ヴィクトリアマイル 枠前展望

          【回顧】2024 NHKマイルC 

          【レースポイント】 ①中間緩むNHKマイルCらしい競馬で差しも決まりやすい競馬 ②不利を受けた馬が複数おりチェック必要 ③1,2着馬以外、G1としては低レベル戦 【レース概要】 2歳王者のジャンダルマンタル、2歳女王のアスコリピチェーノが出走し、例年より豪華メンバーとなった今年のNHKマイルC。結果は上記2頭のワンツー決着で順当な決着となった。 勝ち時計1分32秒4は馬場を考えるとそこまで速くない。勝ったジャンダルマンタルは底見せぬ走り、2着のアスコリピチェーノは不利

          【回顧】2024 NHKマイルC 

          NHKマイルC 枠前展望

          近年の春の東京芝コースは馬場状態が非常に良い状態で、かなりの高速馬場になるのが特徴です。 その結果、東京芝1600mで行われる古馬混合G1のヴィクトリアマイルや安田記念ではスタートから一貫したペースで走る高速馬場性能が問われ、結果として前半からスピードに乗れる1400m質のレースが多くなりました。 一方で3歳限定のNHKマイルCでは、東京芝1600mというコースを一貫ラップで走るのは3歳馬にはキツク、例え高速馬場だからと言っても中間で緩むのが一般的です。 このように中間

          NHKマイルC 枠前展望

          【回顧】2024 天皇賞(春)

          【レースポイント】 ①3コーナー手前で馬群が凝縮したことでやや差し馬有利 ②折り合いを欠く馬少なく能力通りの結果 【レース概要】 マテンロウレオが離し気味に逃げたとはいえ、最初の下り坂で11.5秒 - 11.6秒 - 11.5秒と比較的速いラップに先行馬はついていく形。1、2コーナーから向こう正面にかけてペースが緩んだことで、20馬身近くあった馬群が3コーナーでは10馬身くらいに凝縮。よって加減速の少ない走りができた差し馬に有利な競馬になった。 ペースが緩んだ中でも折

          【回顧】2024 天皇賞(春)

          天皇賞春 枠前展望

          長距離レースは年間を通しても少ないため、天皇賞春を目指す実力馬の多くは阪神大賞典を前哨戦として使います。 そのため長距離馬の中でも強い馬が集結しやすく、天皇賞春で最も好走馬が多いローテももちろん阪神大賞典組です。実際に昨年の天皇賞も、前走阪神大賞典組のワンツー決着でした(1着ジャスティンパレス、2着ディープボンド) そのため素直に「阪神大賞典組」を買えば良いと思われがちですが、中でも好成績を残しているのは「阪神大賞典で先行していた馬」です。 (2014年以降、京都開催時の

          天皇賞春 枠前展望

          【回顧】2024 マイラーズC

          【レースポイント】 ①雨の影響が強く、土曜比較でタフな馬場状態 ②中盤2ハロン11.5秒 - 11.5秒は速い。Hペース負荷あり ③外回しの不利は小さく、各馬の能力が発揮されたレース 【レース概要】 事前に報道(※)があったように春としては異例の芝張り替え作業を行った京都競馬場。土曜2勝クラス(芝1600m)の勝ち時計が1:32.1とかなり速かったことからも、マイラーズCも雨の影響がなければ1分31秒前半~30秒台後半の勝ち時計になったはず。これが走破時計1:32.5に

          【回顧】2024 マイラーズC

          【まとめ】POG本 2024年- 2025年

          ●天才!のPOG(青本)4/22 発売 競馬の天才!でお馴染みメディアボーイのPOG本。 ●POGの達人 完全攻略ガイド(赤本)4/19 発売 須田鷹雄さん監修のお馴染みのPOG本。 ●競馬王のPOG本(黒本)4/24 発売 競馬王のPOG本。表紙の毛の色が名物。 ●POGの王道(黄本)4/22 発売 王道です。 ●丸ごとPOG4/23 発売 馬体写真重視ならこれ。660頭掲載は圧巻。 ●POG直球勝負 2024-20254/19 発売 オーパーツさんから新しいPO

          【まとめ】POG本 2024年- 2025年

          マイラーズC 枠前展望

          京都競馬場の最大の特徴は3コーナー手前から始まる坂。 外回りコースでは高低差4m以上の坂を上り、4コーナーにかけて少しずつ下っていきます。 芝1600mの場合レースの中盤で上り坂になるため、レース中盤でペースが緩みやすくなります。 シャタリングが行われるようになった2015年以降のマイラーズCのレースラップを見てみても、レース中盤の2ハロンが阪神で行なわれた2年は22秒台、京都開催の時は23秒以上と異なることが分かります。 昨年こそ改修工事直後で馬場がキレイな「超高速馬

          マイラーズC 枠前展望

          【回顧】2024 皐月賞

          【レースポイント】 ①2番手シリウスコルトで前後半1000mは58.5-58.5くらいのイーブン ②道中は1ハロン11.7秒程度で高速巡行能力(追走力)が問われた ③ダービーは差し遅れ組の巻き返しに注意 【レース概要】 レースラップはメイショウタバルの大逃げとなったので、離れた2番手のシリウスコルトの個別ラップを計測すると前後半1000mは58.5秒-58.5秒くらい。直線はやや追い風だった上、スタートから1ハロンが遅くなることを考えれば2番手でもややHペースと考えるの

          【回顧】2024 皐月賞

          【回顧】2024 桜花賞

          【レースポイント】①近年では珍しく直線はやや外有利で各馬の能力が問われた ②3コーナーから4コーナーで1ハロン11.8秒ならやや外負荷あり ③直線スムーズでない加速は結果に影響あり ④今年は桜花賞≠オークスとは言い切れない 【レース概要】ペースは前後半フラットで馬群は団子状態。4年ぶりにBコース2週目での開催、さらに来週でしばらく開催休止となる阪神競馬場らしく直線はやや外有利の馬場状態だった。これは今年の阪神芝1600mが外枠有利になっていたことからもリーズナブルな推察とい

          【回顧】2024 桜花賞

          皐月賞 枠前展望

          皐月賞が行われる中山は主場として異色の小回りコース。 その特殊なコース構造ゆえ、しばしば「中山適性」という単語を耳にします。 そこで昨年の皐月賞で馬券になった馬を見てみると、3頭とも中山での勝利経験があるわけではありません。むしろ3頭に共通する点は「東京競馬場での勝利経験」です。 これは何も昨年だけでなく、2年前の皐月賞で馬券になった馬もすべて「東京で勝利経験のある馬」でした。 念のために中山コースが馬場改修された2015年以降の9年間で、東京コースの勝利経験がある馬を

          皐月賞 枠前展望