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パパは見ちゃだめ

と子どもたちによく言われます。

何を見てはだめなのかというと、いわゆるR指定のつくような映画やドラマのワンシーンです。

例えば暴力的なものだったり、猟奇的なものや殺人、ラブシーン、人並み外れた行動、詐欺や悪質犯罪、子どもたちが見たら害のありそうな映像など。

こういった場面になりそうな雰囲気になると、パパはここからは見ちゃだめだよ、向こうむいてと警告されます。

こちらとしてはその言葉をそのままそちらにお返ししたいくらいですけれど、どうもパパに害があってはいけない、悪い考えを持たせてはいけない、汚(けが)れてはいけないと思っているようです。一緒にいる妻はいわれることがないのですが、私の存在って何なんでしょう? 

一応50年以上、それなりにさまざまな人生経験を積んで、そこそこに落ち着いてきた男なんですけどね。なかなかの雑草育ちですよ。

世の中の善悪を把握して、パパが悪い方向へ進まないよう子どもたちなりに忠告してくれているのは、順調に育ってくれている証拠と思っていいのかな?

それにしてもR15指定くらいからはいろんな要素でヤバそうなのありますよね。もう社会人と高校生の子どもたちだけれど、ドキッとするときがあります。冷静に見ている子どもたちの方がいつの間にかパパより大人になっちゃったみたいです。