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屋台をつくろう?

東京のひがし、葛西駅すぐにあるレンタルスペース・葛西スペースで社会福祉的な活動をしていると「NPOなの?」「行政なの?」と言われることがありますが、葛西スペースはひとつの事業です。

高齢者や子供達に関わるイベントについて学んでいると「地域で見守る」という言葉を目にしますが、遠距離介護を経験した私はその先の「地域を超えて宇宙で見守る」を目標にしています。その意味での葛西「スペース」(SPACEは空間であり、余白であり、宇宙でもあります)という名前をつけました。

毎月開催している「みんなのプロジェクト」は、葛西スペースで色々な人が家族のように混ざりながら楽しい活動をして美味しいご飯を食べながら、自分とは違う人のことを知るきっかけを作っています。

素敵なボランティアメンバーに恵まれながらプロジェクトをしている時、いつも気にしているのは、スタッフがめちゃくちゃ楽しむこと。2020年は新しい要素を取り入れたいなと考えていたところ、スタッフのひとり、関口さんがなぜか突然「屋台作りたい」と言い出しました。屋台があれば地域のどこにでもいけるし、地域から飛び出すこともできるようになる…。田中元子さんのマイパブリック屋台やパーソナル屋台を面白いなと思っていたので、即決でやることにしました。

葛西スペースに関わる高齢者の中に腕の良い木工ができるけれど、最近加齢のため力仕事ができなくなって元気のないおじいちゃんがいます。アドバイスをしてもらいながら、まだ若い私達が手を動かせば小さな屋台は作ることができると確信があったし、普段クラフトイベントをしているママさん達にとっても、フードイベントをしてくださる方にも、場所をレンタルしてパーティをする方にとっても、小さな屋台はとっても役立つんじゃないかと考えたからです。

「パーソナル屋台」の実践から学ぶ、市民による公共空間の活用
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/020600168/

マイパブリック屋台
http://tbma.jp/lab/1921/

◎私の考える屋台プロジェクトのアイディア
・マイパブリック屋台、パーソナル屋台の精神は引き継ぎたい
・不使用時に葛西スペースに置きやすい
・傾斜のある場所にも水平に置ける
・なるべく運びやすいようにしたい
・自由な装飾ができるようにしたい(マグネットがついたりフックをかけられる場所を多くしたい)
・日除けはつけてほしい
・電源も欲しい

・まずはみんなが屋台でやりたいことを引き出す&書き出す
・ディスカッションをする場を「ヤタイカイギ」(仮)みたいな名前をつける
・他の屋台プロジェクトをリサーチ
・他の屋台プロジェクトと交流してみたい
・みんなのやりたいことを実現できる仕様に

・プロジェクトの様子をなるべく記録して外部に配信したい
・暖かくなった頃に完成して、みんなでお外に行きたい
・最終的に屋台が集合するイベントをしたい?

初回 vol.0は1/19(日)の14時or15時頃から始める予定です。決まり次第サイトにアップしますのでぜひチェックしてください。

www.kasaispace.com


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