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⑧デジタル美術館で鑑賞

  1. 図工における主活動
    小学校の図画工作科における主活動には、児童が感じたことや想像したことなどを造形的に表す『表現』と、作品などからそのよさや美しさなどを感じ取ったり考えたりし,自分の見方や感じ方を深める『鑑賞』の2つがあり、これらの活動を通して「感性や想像力を働かせ、対象や事象を、形や色などの造形的な視点で捉え、自分のイメージをもちながら意味や価値をつくりだす」ことを目標としています。

  2. 今までの鑑賞
    『表現』と『鑑賞』とはいうものの、どうしたって『表現』重視になりがちですし、廊下に掲示した作品を見て、ワークシートに感想やコメント書くという鑑賞活動を行うことが多いのが実際です。

廊下に掲示した作品

 3.  デジタル美術館での鑑賞
 ⑴掲示した作品の写真を撮影する。4〜6枚まとめての撮影でOK。
 ⑵PowerPointの1スライドに、1枚の絵となるように画像を貼り付ける。まとめて写真を撮った場合はトリミングで調整する。
 ⑶作品の写真を貼り付けたスライドをTeamsで共有する。
 ⑷学級全員でアクセスし、コメントの挿入でそれぞれの作品へのコメントを書く。

端末での鑑賞活動
静寂の中で、キーを打つ音だけ響きます。
コメントがついた画面

 4.まとめ
 表現としての評価はもちろん、鑑賞の評価材料もがひとつのファイルにまとまっています。たくさんのワークシートを持ち運ぶ必要はありません。こんな形の鑑賞もありなのかなと思える活動でした。

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