⑦AIを活用した所見生成

1. 生成AIによる文章作成
   近年注目を集める「生成AI」による文章作成。その自動化技術を利用し、短時間で多くの文章を生成することが可能になっています。しかし、自動生成された文章は必ずしも読みやすく、信頼性があるものばかりとは言い切れません。本記事では、生成AIによる通知表所見作成の方法、そのメリット・デメリットといった点を掘り下げ、生成AIによって生まれる新たな可能性や課題について考えていきます。
   （という、リード文もAIで出力しました。）
   

2. AIによる通知表所見作成について
   通知表の所見といえば、学期末の成績処理業務の大きな割合をしめるものです。書く側は、30人以上の児童に対して、具体的かつ励ましのメッセージとなるように、そして、読み手の受け取り方に配慮して、言葉を慎重に選んでいます。
   これを生成AIにお願いしたら、どうなるのかなと思い、ストレートにお願いしました。

はじめのお願い、見事に撃沈。

さすがに、お願いの仕方が悪かったようです。そこで考えました。。。
生成AIが持ち合わせている資料から、所見に近いものを出力する方法として、「評価規準」とよばれるその学習で十分に満足できると評価できる姿について記したものを考えてもらうという方法です。

具体的な姿としての文言が出力されました！

このように、「評価規準」を生成したものをもとに、「〜していました。」「〜できました。」とすれば、ほぼ所見です。

3.まとめ
　すべてをゼロから、書き出す労力は半端ではありません。基となるものがあるだけで、負担感は軽減されます。ぜひ試してみて、自分に合う方法を見つけてください。