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プロポーズプロジェクト

 この記事はFinatextグループ10周年記念アドベントカレンダーの24日目の記事です🎉
 昨日はYuta Takahashiさんが「Inspireのダッシュボード機能実装について」という記事を公開しています。

はじめに

初めまして、Finatextにサーバーサイドエンジニアとして新卒で入社し3年目になる松崎です。TechblogもMediumでいくつか投稿しています。https://medium.com/@tm8619

私事ですが、2023-11-05にプロポーズしました!

社内times スタンプのどんちゃん騒ぎ感が好き

ということで、クリスマスイブである今日の記事は、少し毛色を変えてかなりプライベート路線になります。
最終的には「スタートアップに新卒で入社して3年目で結婚しても、Finatextは福利厚生がしっかりしているので夫婦共々安心して働けるよ」ということをお伝えしたいのですが、その前段として、未来の妻と出会うまで、出会ってからプロポーズに至るまで、またプロポーズ自体の準備、そして今後の話をしていきます!クリスマスイブなので!

結婚相談所を通じて出会った方なので、自分の周りを見る限りでは少し特殊な環境での出会いになります。なのでその実態の紹介と、プロポーズの準備から当日の流れの紹介をしていきたいと思います。

結婚相談所に入ったきっかけ

マッチングアプリ時代

入社してから1年弱がたち、仕事も慣れてきたということで2022年頭くらいから細々とマッチングアプリを始めました。

1年くらい活動していく中で色々な試行錯誤をしました。
写真をプロに撮ってもらったり、プロフィールを友達に見てもらったり…
とりあえず色々な人とマッチングして、初めましての人とのチャットで色々試して上手くいく時、いかない時を考えてみたり…

色々トライした結果、ゲーム趣味で話が弾み実際に会って何回か遊ぶとこまでいった人がいました。が、関係性が友達過ぎて友達エンドになりました。それはそれで楽しかったのでまあよし。

1年くらい活動して1人にしか会ってないのコスパ悪くないか?と思い、街コンに行ってみることにしました。

街コンに挑戦

街コンは、男女が数名ずつ参加し、男女ペアで2人がけの椅子に座り、片方がローテーションすることで参加者の異性と1:1で数分話すスタイルのものでした。終わったあと希望出して、通ればマッチングしてその後デートという流れです。この形式はPDCAを高速に回せるので楽しかった記憶があります。
街コンの成果としては、マッチング出来たは良いもののご飯食べただけでそこで終わりだったのですが、その街コンが結構相談所の会社の運営だったのもあり、結婚相談所に入らないかという勧誘を受けました。

結婚について考える

実はこのタイミングで結婚はまだ全く頭になかったので、この勧誘を受けてなるほど~そういうのもあるのかと思い、話を聞いてみることにしました。
そして年末年始、結婚について、人生について悩みまくって結論を出しました。
結婚はしたい。とすると、次や、次の次に付き合った人と結婚することになると思う。なので、結婚相談所でいい人見つかるなら良いのでは?むしろ今なら年齢的アドバンテージを獲得できるのでは?ということで入会することにしました。

結婚相談所での活動

システム

基本的にはカウンセラー的な人が付き、活動をサポートしてくれます。毎回のデートのフィードバックをカウンセラーに送るので、お互いのフィードバックが相手に届いたりします。が、二人のデート先や連絡は二人で自由にやる形です。

最初はマッチングアプリ的にお互いアプリでお見合い希望を出していきます。

マッチングしたらお見合いという形で、カフェやラウンジでお見合いがセッティングされます。ここは日程調整や場所の決定などをすべてカウンセラーに任せることが出来るので快適です。

お見合いで次も会ってみたい、となった場合、仮交際というフェーズになります。この期間は、一旦友達として関係性を深める期間で、複数人同時に進行することが可能です。

仮交際の中で、この人と結婚を前提にお付き合いしたいとお互いが思った場合、真剣交際というフェーズに進行します。ここでは必ず1人に絞ります。

真剣交際の中で、お互いokとなり、プロポーズして婚約を持って成婚退会となり、成約料(しっかり高い)を支払い退会となります。

2023年1月~4月 Phase1

n十万というお金を支払い、よしやるぞ、ということでたくさんお見合いを申し込み、何件か受けてもらえたり自分も受けたりしつつどんどんお見合いの予定を入れていく生活をしていました。
お見合いまではそこそこ行くことができ、仮交際へも半数ほど行っていたので、同時に3人並行で仮交際という期間もありました。

色んなバックグラウンドの人と会ったり話したりする中で、様々な考え方に触れました。知らなかった世界を知ったりしつつ、自分の考え方も再考する機会になりました。

平日は私服で仕事し、土日はスーツを着てお見合いに行く。仮交際中の人との予定をうまくはしごする。相手も複数並行が多いかつ結婚する人を探しているので毎回のデートが命がけです。
ちょっと微妙な感じになったり、楽しく過ごせていても価値観が合わないと思った、などという感じですぐ振られるので、かなり殺伐とした活動でした。

そんなことをしていく中でだんだん一人に絞り始めて、3ヶ月弱ほど仮交際が続きいい感じだった人がいたものの、結婚とは違うかなあという感じで友達エンドになりPhase1を終えました。

2023年5月~7月 Phase2

一旦落ち込みつつ、その感情を行動に起こし再度アプリをぽちぽちし、再度色々な人と会いました。このあたりで気付いたのですが、お酒を一緒に楽しめる事が自分の中でかなり上位であることがわかりました。自分が意外とお酒好きだったんだなと…

そんな中、初回から日本酒の店に行くのにも前向きだった呑兵衛の方がいて、めちゃめちゃに楽しい時間を過ごせてワインのセミナーにも一緒に行くなど楽しめていい感じに過ごしていました。が、それもつかぬ間、連絡頻度が合わないということで振られしっかり落ち込みました。

Phase2を経験して、改めてこの活動かなり厳しくないか?と感じ、割と心が折れかけながらも、最後の力を振り絞りちょっとだけお見合いを申し込み、これで駄目なら一旦やめてのらりくらりマッチングアプリとかに戻ろうかな~と思っていました。

2023年8月~ Phase3

そしてちょっとだけ申し込んだものが、1つだけ通りました。日程調整をして2023-08-05にお見合いをした人がフィアンセです!
初対面からめっちゃ明るく聞き上手で、初対面ながら価値観の話や結婚観の話もしてとても気が合うなと思い、帰ったあとに仮交際進んでくれ…!と祈っていたのを覚えています。

無事祈りが通じ仮交際に進むことができ、以降は毎日他愛のないやり取りをしつつ、週1でご飯や遊びに行っていました。お相手もお酒が好きで、初回の食事からワインを飲んでいましたが、楽しそうにご飯を食べてお酒を飲んでにこにこしている姿が印象的でした。

リアクションがとても良くて一緒に居て飽きず楽しく、全く違和感というものが存在しないまま1ヶ月半くらい経ちました。毎回のデートが1時間とかではなく半日とか丸一日になっても名残惜しいくらい楽しく、自分ってそんなに他人と2人で一緒に居られるのかと感動していました。

この人と結婚したらとても楽しい日々になるだろう、価値観が合いすぎてすり合わせる必要もなく心地よい、何よりこの人の為になにかしてあげたい、という気持ちが強くなってきていました。
このタイミングでカウンセラーから真剣交際行けそうですよという天啓が降りてきたのもあり、真剣交際の申し出を計画しました。

ランチ、カフェと一日デートした後クラフトビールで乾杯しつつおしゃべりしている時、今オクトーバーフェストっていうドイツビールの祭典があるらしいよという話になり、お互いフットワークが軽いので実際に行くことになりました。ひとしきりイベントを楽しんだあと、落ち着いて黄昏れているタイミングで真剣交際をしたいことを伝えました。

見るからに楽しい

真剣交際期間中は、土日のどちらか丸一日遊ぶ事が増えて楽しい時間を過ごしつつ、退会前に新居探しを始めたりととても自然に婚約後を見据えて動いていて、この人となら間違いなくうまくやれる、と確信に変わりました。
そんなこんなでちょうど出会って3ヶ月のタイミングでプロポーズし結婚相談所を退会することになりました。

プロポーズの準備

もはや1つのプロジェクト

自分は人目を気にせず、しかも色々仕込めるためホテルでプロポーズしようと決めていました。宿泊日を決めて予定を抑えて、それに合わせて色々なアイテムや演出を準備する必要があります。またクライアントの要望をヒアリングの上、反映させるのが満足度向上に必要不可欠です。

というところで、割とプロポーズって1つのプロジェクトなんだなと感じました。プロまで同じだし。会社に入り仕事をしていく中で身についたと信じているマネジメント力が少し活かせた気がします。

結婚相談所では活動期間中の宿泊禁止なので、この日泊まるから空けといて、と伝えることはつまりこの日に退会するよ、プロポーズの日だよと伝えることと同義です。そのため、ホテルでのプロポーズをする場合はサプライズは通用しません。プロポーズだな、と分かっていてもそれを超える演出をして思い出に残るものにしたいなと思い、気合を入れていました。

やったこと

まず、普段の会話ややり取りで、プロポーズでこういうことされてみたいとかある?みたいな話を少しずつ入れていくようにしました。流石にプロポーズの準備しているのがバレバレですが、元々システム的にタイミングなどはバレバレなので堂々と聞いていました。

3週間前ほどにホテルを予約し、ホテルのコンシェルジュの方と相談しました。いいホテルだとホスピタリティが良いんだなあと感心しつつ、ホテルの方の協力が得られるなら色々なことができそうだなと思い、花の手配や部屋の飾りつけ、ルームサービスを持ってくるタイミングなどのやり取りを細かく行い依頼しておきました。

そして納期があるエンゲージリングも早めに見つつ準備しました。
この期間は通勤の時間で指輪について調べすぎて、あらゆる広告が全部ブライダル関連になりましたが、めちゃめちゃ楽しかったです。楽しすぎて多分顔に出ていたと思うので、周りの人からはあの人浮かれてるなあと思われていたに違いありません。
店舗もデザインも無限に選べるのですが、事前にブライダルフェアに一緒に行った際に興味を示しているデザインから、こういう系が好きなのかな~とあれこれ考えて選択しました。

少し話が逸れますが、ブライダルショップの店員はやはりプロだなと感じました。自然な感じで彼女の指のサイズを伝えてくれたので、サイズ選択には困りませんでした。一緒に指輪を見に行くと、サイズ分かりますか?一旦つけてみましょうか!おおーn号だとバッチリですね~!みたいな会話をしてくれるので、サイズを知りたい時は一度一緒に指輪の店に行くことをおすすめします。

残りはディナーですが、ジャンルの選択肢を提示してどういうのを食べたいかを聞いておいて、自分も良いなと思ったので鉄板焼を予約しました。
フレンチでワインのペアリングをつけるコースも良いなと思ったのですが、酔っ払いすぎたプロポーズだと流石に響かないかなと思い、食べるをメインにしました。

仕上げに文房具屋で便箋を買い手紙を書き、当日を迎える事になりました。やれることは全てやり切った…!

プロポーズ当日

待ち合わせ~ディナーまで

具体的な場所は伝えず、駅集合とだけ伝えて待ち合わせの上連れていきました。予め伝えておきましたが、ディナーとプロポーズをビシッと決めるためにスーツです。

プロポーズ利用ということで、ホテルのご厚意によりスイートルームにしていただけました。それもあり、部屋に入ったあとは部屋探検と写真撮影大会が始まりました。どこで撮っても映えるし、なんかアイコンに使えそうな写真撮れないかな~とか思いつつお互い撮りまくりました。

そして無事よい写真が撮れていた一枚。
プロフィール画像として使うことにしました。

色んな構図で写真撮りまくっていたらあっという間にチェックインから2時間以上経っていてディナーの時間になりました。部屋を出る前に持ってきた手紙をベッドの上に置いて、帰ってきた時どうなっているのかなと楽しみにしつつディナーへ向かいます。

ディナー

事前ヒアリングをもとに鉄板焼にしました。夜景が見えつつ、目の前で焼いてくれるスタイルです。最初にこれを焼きますの全量を提示され、いつこれ焼くのかな~とワクワクしながら、焼いているところも楽しめました

デカい 迫力満点
職人芸は見ていて飽きないです

イメトレするため、実は事前にディナーでのプロポーズのような記事もたくさん読んだのですが、緊張でディナーは味がしなかったというコメントもちらほらあって心配だったものの、無事とても美味しくいただけました。

いざプロポーズ

ご飯をたくさん食べて満足したところで、部屋に戻ると事前に飾り付けておいて頂いていた装飾が出来上がっていました。写真で見るよりずっと迫力があって、おお~って漏れ出かけましたがグッと堪えます。

部屋が分かれていたので、一旦装飾をしてもらった部屋は閉じておいて、軽く雑談をしていていました。おもむろに、今日は感謝を込めて手紙を書いて来たんだよね、ベッドの上に置いてるから読んでみて!と伝えて、ベッドに行くとそこには…

原義で膝から崩れ落ちてくれて、内心ガッツポーズ

手紙は相手自身のペースで読んでもらうのもありかなと思ったのですが、やっぱり直接伝えたいなと思い手紙を読み上げました。

実はこの日、2023-11-05は自分の生誕10000日目という一つの節目となる日でした。10進法で次に桁が増えるタイミングは273歳くらいなので、桁が増えるのは実質最後でしょう。
ちょうど今日が出会ってからちょうど3ヶ月、自分も生まれてちょうど10000日目、流石に偶然にしては綺麗すぎて、今までの人生は全部今日この日を迎えるための伏線だったのかもしれない。
それにちなんだ内容を含めて便箋2枚にまとめて手紙にしていました。

手紙を読み上げおわったタイミングで指輪をプレゼントし、無事OKいただけました!

花束の色合い難しかったけど気に入ってもらえた…!

ひとしきり雰囲気を楽しんで写真撮影を楽しんだところで、ちょうど事前に頼んでおいたケーキとシャンパンが届いて、乾杯🥂

With Love For Eternity
写真で5%も表現出来ていないけど本当に綺麗で、ダイヤモンドってすごい

無事、プロポーズプロジェクトは大成功を収めることが出来ました。
そこそこ大変だった分しっかりやりたいことをやれて拘れたので、準備から当日までずっと自分も楽しんでいました。割と仕事が忙しかった中の心の支えでした。

今後のイベント

そんなこんなで、無事プロポーズを終え婚約しました。が、人生はまだまだ長いので本番はここからです。今後、様々なライフイベントがありますが、Finatextではライフイベントにかかる福利厚生が充実しており、今後のイベントに対してとても恩恵を享受でき、安心できると彼女にも好評です。

既に家の契約等は終わっており、早速2024年頭に引っ越しを控えています。共同生活が始まりますが、力を合わせつつ、会社の制度も利用しつつ困難を乗り越えていけたらと思っております。

家探し

生まれてこの方実家暮らしだったので、初めて家賃の相場を調べたのですが、東京の家賃はめちゃめちゃに高く家選びに苦戦しました。離れれば安いが、オフィスは遠くなる…

そこで、Finatextの福利厚生である住宅手当(月5万円)を活かす前提でオフィスの近くに住んでしまおうと考えました。Finatextは九段下にオフィスを構えており、彼女もそこそこ職場が近いのでちょうど良かったためです。
月5万円はかなり大きく、物件相談していた不動産屋さんにもこれを活かす前提で家を見るべきですと言われるほどでした。
結果的に、オフィスまでドアtoドアで20分ほどの所に現実的な値段で契約することが出来ました。

週4以上出社で、オフィスから3km以内に住む事(持ち家でもOK!)が住宅手当の条件ですが、出社にすることでリモートワークの為に部屋数を増やさず家賃を抑えられたのでちょうど良かったと思います。

また、住宅手当と同様の条件で1回まで引っ越しサポートも受けることができ、一律20万円の引っ越し費用の補助が出ます。引っ越し代と、余れば家電にも当てられてとてもありがたい…!

ハネムーン

どこ行くなどはまだまだ未定ですが、せっかくなので1度しっかり海外旅行にも行きたいと思っています。実は彼女は留学経験もあり英語がペラペラなので、自分も英会話を勉強して、海外で不自由しない程度には英語を使えるようになりたいと思っています。AWS re:Invent等の技術的なイベントにも積極的に参加できるようになるので、英語を勉強することはプライベートにも仕事にも生きてきます。

英語学習についても、Finatextの福利厚生でUpdateサポート制度という形で、メンバーのスキルアップや知識アップについて年12万円まで費用の補助が提供されています。その制度を利用して今のうちに英会話のレッスンを受ける所から始めつつ、結婚休暇で7日間の休みを頂けるのでそれを利用して旅行したいと考えています。楽しみ…!

子供

イベントとしてはまだまだ先にはなりますが、いつか子供が生まれることになれば非常に大きなイベントとなります。

Finatextグループでは、グループ会社であるスマートプラス少額短期保険株式会社が提供している母子保険はぐの保険料の補助を行っています。もちろん配偶者も適用になるので、使用する機会があればぜひとも使おうと考えています。

また、子供周りのライフサポートが非常に充実しており、扶養家族手当(小学生未満)、出産祝い金(50万円)、ベビーシッター支援など、子育ての環境がとても整っていて、仮に将来子供が出来たしても働きやすい環境だなと思いました。
扶養家族手当は、1人目月25,000円、2人目月50,000円、3人目月100,000円とかなり手厚い補助となっています。

利用できる福利厚生

今後使い倒そうと思っている福利厚生を挙げてきましたが、詳細な福利厚生はこちらをご参照ください。

さいごに

新卒でスタートアップに飛び込んだ1エンジニアのプライベート話と、Finatextグループの福利厚生のご紹介でした。ほとんどプライベート話でしたが、クリスマスイブなので。

仕事に人生にと、忙しくも非常に充実した日々を送れており、未来も非常に明るいなと感じております。これも、自分が成長できる会社環境と、制度としてのサポートもあってのことだと思っており、新卒で入社してこのエントリーが書けたことを非常に嬉しく思っております。

明日25日は、片山さんによる「スタートアップのプロダクトマネージャーに向けた採用のエッセンス」というエントリーになります。是非お楽しみに!


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