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腸内環境/症状・お悩み別

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腎臓がみるみる元気になる食べ物5選

腎臓がみるみる元気になる食べ物5選

【腎臓がみるみるダメになる】の続編です。
まだの方は、そちらもぜひお読みください。

腎臓が元気になる食べ物[1]納豆

正確には、納豆をはじめとする大豆食品。
大豆食品を推奨する理由は2つ。 

1つ目はタンパク質が豊富な食品であること。

腎臓という臓器は、そのほとんどが細かい血管でできています。
血管の材料は、タンパク質に他なりません。

腎臓が元気であるためには、タンパク質が不足してはいけ

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腎臓がみるみるダメになる食べ物3選

腎臓がみるみるダメになる食べ物3選

腎臓は肝臓と並んで代謝の一翼を担う重要な臓器です。
代謝機能の中には「老廃物の排泄」が含まれているからです。

腎臓は血液を濾過することによって、その中の老廃物を尿として体外に排出します。
もしその機能が低下してしまうと、排出できない老廃物が全身を巡って細胞は毒素だらけになります。

そうなると健康レベルが下がって病気を発症しやすくなることは、もう理屈なしでも理解できると思います。 
この記事では

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認知症を予防する5つの栄養素 食べ物

認知症を予防する5つの栄養素 食べ物

先週(5月第2週)発表された
厚生労働省の調査によると、
2022年の認知症443万人、
65歳以上の高齢者の8人に1人、
軽度を含めると4人に1人だと
いうことが分かりました。

平均寿命が伸びていても、認知症になっては充実した余生を過ごせるとは思えません。

それまで積み重ねてきた知識や知恵、教養、自らの経験や人とのつながりなど、インプットしてあったことが出てこないのは非常に残念なことです。

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選ぶのに迷ってしまう乳酸菌飲料 お薦め商品は?

選ぶのに迷ってしまう乳酸菌飲料 お薦め商品は?

スーパーやコンビニの店頭では手軽で飲みやすい、さまざまな乳酸菌飲料が陳列されています。

特長や機能性も、それぞれ商品によって異なります。
一方で、成分的に問題はないのかも気になります。  

この記事では、 

カルピスウォーター 
ヤクルト1000
明治プロビオ R1
雪印メグミルク 恵ガセリ菌SP株 
カゴメ ラブレW

乳酸菌飲料の超定番商品5つを取り上げ、商品の特長と成分を説明して、お

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この2つの栄養素で【酪酸菌】爆上げ確定

この2つの栄養素で【酪酸菌】爆上げ確定

腸活の重要なカギ、腸内環境を改善する最強の善玉菌と言われるのが酪酸菌です。

酪酸菌を腸内で増やす場合、酪酸菌そのものを糠漬けやサプリ(医薬部外品)から入れる方法以外に、酪酸菌のエサとなり酪酸菌を増やす栄養素を入れる方法があります。

この記事は、腸内で酪酸菌を爆発的に増やす栄養素2つを解説します。
(記事の文末に動画を添付しています)

ゴボウと玉ねぎ

酪酸菌を増やす栄養素1つ目は、フラクトオ

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【最強の善玉菌】酪酸菌のスゴい効果と10の増やす方法

【最強の善玉菌】酪酸菌のスゴい効果と10の増やす方法

乳酸菌やビフィズス菌と並ぶ善玉菌の一つに、酪酸菌があります。

酪酸菌が体にもたらすよい影響は、腸内環境に留まらず、あらゆる病気の予防にまで及びます。

間違いなく、酪酸菌は最強の善玉菌です。

今回は、
酪酸菌の特長
酪酸菌のスゴい働き
酪酸菌10の効果
酪酸菌を増やす方法
酪酸菌のサプリ
について解説します。

(記事の文末に動画を添付しています)

酪酸菌と水溶性食物繊維の密接な関係

酪酸

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オリゴ糖はビフィズス菌のエサになってビフィズス菌を増やします

オリゴ糖はビフィズス菌のエサになってビフィズス菌を増やします

昨日の記事はビフィズス菌でした。

そのビフィズス菌のエサになるのがオリゴ糖です。

今回は、
オリゴ糖が腸内環境に与える影響は何か
オリゴ糖の種類、オリゴ糖を含む食材は何か
オリゴ糖食品の選び方、摂取する際の注意点
について解説します。
(記事の文末に動画を貼付しています)

オリゴ糖とは何か

オリゴ糖とは糖という名称がついている通り、糖質の最小単位である単糖がいくつか結合したものです。

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朝一杯の◯◯◯で便秘解消/腸内環境を改善しましょう!

朝一杯の◯◯◯で便秘解消/腸内環境を改善しましょう!

良好な腸内環境を目指すには、何はなくとも便秘解消が欠かせません。

便秘解消のために、さまざまな努力を重ねている人は多いと思います。
が、体のしくみを知らないために、最大のポイントをスルーしている人は結構多いです。

今回は、体のしくみも踏まえて、便秘解消のコツ、腸内環境を改善する大きなポイントを解説します。

即実践できる内容ですので、便秘にお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
(記事の文

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腸内でマルチに働く水溶性食物繊維は腸活に欠かせません

腸内でマルチに働く水溶性食物繊維は腸活に欠かせません

腸活に欠かせない食物繊維には、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。

今回は、水溶性食物繊維が腸内環境の改善にどのように働くのかを解説します。
なかでも、便秘対策における効果と、不溶性食物繊維との役割の違いについてフォーカスします。
(記事の文末に動画を貼っています)

水溶性食物繊維はスゴい!

まず、水溶性食物繊維の主な働き4つをご覧下さい。

・便通改善
・善玉菌を増やす

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ゴボウだけではダメだった【食物繊維が腸内環境を整える・後編】

ゴボウだけではダメだった【食物繊維が腸内環境を整える・後編】

食物繊維にもいろいろ種類があり、その種類によって、大腸内で働く場所も違えば、腸内細菌による発酵に要する時間も違います。

今回は、
数ある食物繊維をどう組み合わせれば腸内環境を最大限に引き上げることができるのか、
という点に焦点を当てて解説します。

また、食物繊維のサプリメントについてもコメントします。
(記事の文末に動画も添付しています)

大腸の構造と役割

今回はまず、食物繊維の種類によっ

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ご飯は冷めた方が腸によい?【食物繊維が腸内環境を整える・前編】

ご飯は冷めた方が腸によい?【食物繊維が腸内環境を整える・前編】

食物繊維が腸内環境を改善して、健康にさまざまなよい影響を与えることは知られています。 

今回はその中から、
発酵性食物繊維
短鎖脂肪酸
レジスタントスターチ
の3つのキーワードに焦点を当てて解説します。
(記事の文末に動画を添付しています)

食物繊維は“発酵性”こそが重要

早速、最初のキーワードである発酵性食物繊維から入ります。
以下は、雑誌「Tarzan」2022年9/8号からの抜粋です。

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ヨーグルトは腸内環境を改善するお薦め食品なのか? それとも?

ヨーグルトは腸内環境を改善するお薦め食品なのか? それとも?

健康によいのかどうか、悩ましい食品の一つがヨーグルト。

「プラスは確実にあるし、
けれどもマイナスもありそうだ。
天秤に掛けるとどっちなんだ」
ということです。

そこで、ヨーグルトのおもなプラス面とマイナス面を記してみます。

ヨーグルトは積極的に食べた方がよいのか、それとも極力避けたい食品なのか。
その判断材料にしてください。
(記事の文末に動画を添付しています)

乳酸菌

ヨーグルトのプ

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消化にも免疫にも影響デカすぎ【腸内環境シリーズ】 ビフィズス菌編

消化にも免疫にも影響デカすぎ【腸内環境シリーズ】 ビフィズス菌編

腸内環境を整えて、免疫力を上げるうえで、ビフィズス菌がどのような役割を果たすのか、ビフィズス菌がいかに重要なのか。

そして、ビフィズス菌をどうやって増やせばよいのか、ということを解説します。
(記事の文末に動画を貼付しています)

腸内細菌におけるビフィズス菌の役割

 まず腸内細菌バランスに関して簡単に説明します。

左側が理想的なバランスです。
真ん中の日和見菌がもっとも多く全体の約7割で、

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消化にも免疫にも影響デカすぎ【腸内環境シリーズ】 乳酸菌編

消化にも免疫にも影響デカすぎ【腸内環境シリーズ】 乳酸菌編

乳酸菌は、体の中でどのように働いて、どのようなプラス効果があるのか。
ビフィズス菌との違いは何か。
 
また、乳酸菌はどの食品から摂ればいいのか。
どの乳酸菌がいいのか。
それぞれのポイントを説明します。
(記事の最後に動画を貼付しています)

乳酸菌とは何か

乳酸菌の分類は、学術的には、こうです。

乳酸菌という大きな括りがあって、その種類として
乳酸棹菌、乳酸球菌、ビフィズス菌があります。

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