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随想録

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日記みたいなの
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4月書いた日記。

4月書いた日記。

去年の4月に書いてたものを見つけた。
淡い恋をしてる文章だった。

ちょうど今もアメリカにいるみたいだからなんかわかんないけど懐かしいような気もする。

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4.26

子どもの頃きたみたいにわくわくしてる
僕はどこにも行かないけどね。

みんなスーツケース持ってどこに行くんだろうって考えながら歩いて、
みんなどんな気持ちなんだろう。
誰かに会いに行くのかな?とか、

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自分の良くないところ

自分の良くないところ

ものごとを先回りして考えること。

いいようにも思えるが、
最近自分に対してこれが善くない方向に
働いているんじゃないかと考える時もある。

先回りをして考える時。
それが自分の心からのもの、
能動的な気持ちから生まれるものならいいのだが、
対"外"を気にして行うときの自分が嫌だ。

なぜなら、
そこで考えを巡らせる背景にはきっと自分の中で、
人に怒られないようにだとか、
文句を言われないように、

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GOD JUL!

GOD JUL!

旅をしたのは、ちょうど1ヶ月前になるのか。

帰りの機内、

どう頑張っても涙と鼻水が止まらなくなってる自分がおもしろかった。
ハンカチを左手に握りながら音楽を聴いていた。

目を閉じれば涙は溢れてこないかな、
そう思って目を閉じるけど、
目を閉じるとそこには貴方と旅した街と、
貴方の顔が映るからさらに涙が込み上げてきて仕方がない。

幸せと寂しさで感情が混ぜこぜになっていた。

昨年のクリスマス

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字で葛藤する未熟者。

字で葛藤する未熟者。

僕の字は堅い字だと自分でも思う。

そんな字の癖が抜けない。

小学校の頃から漢字ドリルや漢字ノートで練習をすると思うが、人一倍あれを頑張っていた記憶はある。

先生に褒めてもらいたい、
そんな気持ちが強かったと思う。

丁寧に書くと花丸が貰えたり、たくさん練習してあるとコメントをつけてくれたりしてそれが嬉しかった。

小学校の漢字といったら、「とめ、はね、はらい」、
あとは書き順。
このポイント

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会計学は柔らかい学問

会計学は柔らかい学問

この4年間、
いろんな角度から会計学という学問に触れてきていて、ずっと思う。美しい学問だと。

今この「美しい」は完璧さを表す美しさではなく、

むしろもっと泥臭い、
人間味のある美しさであると今は思っている。

勉強したての頃に感じた美しさは、
どちらかといえば、
「完璧さ」に近い美しさだった。

簿記をはじめとして、もの凄いからくりだと思った。

こんな発明的な体系を考えていった人たちは天才だ

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ノーチラス

ノーチラス

毎月一通エアメールを送ることにした。

これで2ヶ月目。

お気に入りのポストカードに、
二十四節気七十二候を記して日本の季節を伝え、

そして3行ほどの詩を1つ添えて。

隣に書きなれない言語で住所を書いて、

国際郵便でしか使わない70円切手を貼る。

それを郵便局のポストにいれる。一連の儀式。

家の近くの小道にもポストがぽつんとたっているけれど、なんだか郵便局に置かれてるもののほうが、

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RW

RW

彼らは僕の感情を彩ってくれた。
彼らは僕に“言葉”の秘めた力を教えてくれた。

常に僕の思考回路には、
彼らの創ってきた音と言葉が回っている。

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彼の言葉で、
僕らは記憶に生きていることを教えてもらった。

感情、感覚、言葉、音、匂い、感触。心。
感じとれる全てを大事にしたくなった。

作詞は自分の感情と、
どこかの誰かの感情の想像の果てに生まれることを教えてもらった。

そしてそれを伝え

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ドリーマーズハイな僕の夢番地

ドリーマーズハイな僕の夢番地

僕には夢がいくつかある。

でも欲張りだから、そのどれもまだ中途半端になっている。

自分の中でも整理するためにいくつか挙げてみる。

1.ヒーローとして

ひとつは、経営コンサルタントになること。

たくさんの働く人たちをかっこよくすること。
僕は使命をもって誰かのために動いている人がかっこいいと思う。

そして、会社は日本中だけでも約178万社もあるが、そのひとつひとつがきっと理念やそのための

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起床

今朝久しぶりに父親に起こされた。
開口一番に聞いた一言、「宮崎のじいちゃん死んだ」だった。

え?という受け入れられない戸惑いの気持ちと89歳だったということである意味の受け入れやすさ。どちらもあった。

とりあえずスマホで時間を確認するとLINEの通知が数件。「お誕生日おめでとう!!」

どうやらグループでの誕生日メンバーを祝っていた。

誰かが今日も生きる1歩を踏み出した日は誰かにとっては永遠

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価値を求めて、

価値を求めて、

ふとこの時間の時に、思い出したお話。

僕が小学校を卒業した春休み、中学生になるまでの休みの間、人生初の海外に行く経験があった。

これがいまのところ僕の人生の最初で最後になるかもしれない海外経験。

祖父母はリゾート旅行によく行く人たちで、今回はバリ島にいくことになり、僕や従兄弟などを連れて行ってくれた。

家族旅行みたいなものだ。

だから正直に日本語で全部が済むようなツアーで、
たいした海外

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たのしみすぎる

たのしみすぎる

デンマークにいくための航空券を取った。

飛行機のチケットが取れてようやく自分が北欧に行くんだ、
会いに行けるんだという実感が湧いてきた。

海外に行くのなんて10年以上ぶりで、これが2回目。

小学生のその時にわけも分からず取ったパスポートは5年間でとっくに切れてたもんだから、
今回改めて取ったのだ。

今僕は住民票は移さないままで、同じ県内で一人暮らしをしている。
今まで住んでいた市からは電車

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22年目

22年目

18日。今日22歳になりました。

ただ、まだ社会人にもなりきれていない。
かといって、青くさく野を駆ける少年にも戻れない。

メガネをなくしたら、
なにも見えなくなっちゃいそうな大学生です。

ギターをなくしたら、
なにも唄えなくなっちゃいそうな大学生です。

ペンをなくしたら、
なにも想わなくなっちゃいそうな大学生です。

それでもこの8月からの今年1年。
社会人になるまでの半年。
時間と心と

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作曲が得意じゃなくてよかった

作曲が得意じゃなくてよかった

言葉にしてみることが好き。
言い方にこだわることが好き。

ひとつの表現を、
何通りの仕方でも伝えられる人間という生き物が好き。



書き手の自由な世界と、
読み手の自由な想像に委ねられる詩の世界が好き。

“定めること”を作りかねない言葉でも、
詩にすることで、
どこまでも奥行のある自由な世界を広げてくれるものになる。

詩に集約されたその人の表情がもっと見たい。
そんな詩という行為が好き。

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その日の楽しみで生きていた。

その日の楽しみで生きていた。

今日で原爆投下から78年。
8/6と8/9。

今日も僕は生きている。
未来を見て生きられている。

毎年、高校の頃の修学旅行でみたものを思い出す。

高校2年生の秋、
修学旅行で長崎の原爆資料館へ行った。

修学旅行は楽しい記憶でいっぱいで、
友だちとおいしいものを食べ、すてきなものを見て、
たくさん笑いあった青春が詰まった時間だった。

でも、この資料館での時間だけは僕にとって、
独りで向き合

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