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2018 オリンピック国立公園とカートコバーンの旅 (14)

August 2, 2018
2つ目のバックカントリー


Hoh Rainforest:Hoh River Trail head

2回目のバックカントリー開始

オリンピック国立公園の2回目のバックカントリーはこのHoh Rain Forestである。熱帯雨林のような深い森が特徴で、世界遺産にも指定されている。

昔シアトルに住んでいた知り合いからは「もののけ姫のような世界だよ、ぜひ訪れてみて」と言われていたトレイル。最後は氷河が見れるトレイルでもあるので、2泊3日で往復55キロのバックカントリーを計画していた。

当時はあまり何も考えず、2つの場所でキャンプをする計画を立てていた。最後の8キロ程度のみが登りだし、2泊で余裕があるはず、と。

バックカントリーの許可書は1日目、Happy Four (~9km付近)と2日目、Elk Lake (~24km付近)という旅程で予約していた。

ビジターセンターは人気で、ギフトショップと展示が一つになっていた。

Hoh Rainforest:Hoh River Trail

そこはRain Forestだった

デイハイクの人たちに混じってスタートする。

真夏に訪れたせいか、枯れている部分もあるが、木は大きいし、シダも椅子のようなサイズだ。

木にはコケが覆い茂り、たしかにもののけ姫の世界だと感じる。

比較対象がないのでわかりにくいのだが、このシダもめちゃくちゃ大きい。

枝にコケのようなものが生えて、垂れているのがまた雰囲気があって良い。

種類はわからなかったが、大木が結構あって、驚いた。

トレイルはほぼ平坦なのだが、ずっと森の中を進む。

この切った後の木が有名で、みんな写真を撮っていた。
大きさにして、自分の背丈と同じくらい。めちゃくちゃ大きい。

途中、小川を見たりもした。

滝があったり、川ギリギリを歩いたりする。

奥には滝が見えた。

中に入れば入るほど、緑がすごくなっていく。

砂地なので、足元は注意だ。トレイルはループではなく行って帰るので、日帰りの人は途中から引き返すためかなり人が減る。

歩いていると、ナメクジを見つけた。

注意しながら歩いていると結構道端にいた。

そのサイズがまたアメリカン!
この大木は色々なところで写真でみた。

Rain Forestというだけあり、Seven Lakesや海岸のトレイルとはまた違う雰囲気を楽しめる。

双子みたいな大木があったりもした。

ほぼ平らなトレイルで10キロ足らずだったのであっという間にテント場についた。

Hoh Rainforest:Happy Four

この程度の標高だと、キャンプファイヤーが許されている。テント場には石で囲ったファイヤーリングが設置されていた。

早速テントを立てる。

水場も目の前なのだが、川が大きいせいか、もしくは氷河の水のせいかわからないが、結構濁っており、フィルターは通すものの、ちょっと飲むのには躊躇してしまうようなものだった。飲んでも大丈夫なのだけど。。

予定より早くついてしまったので、ついつい昼寝をしてしまった。

バックカントリーの時、ハイキング以外のときはリラックスのためにクロックスやサンダルを持参している。

気がつけば日が沈みかけているところだった。

テント場の周辺を少し探索してみた。
昔の名残なのか、ザックを吊るすワイヤーとフックのようなものが離れたところに設置されていたが、明らかに使われていない古いものだった。
今は熊缶に物を入れて話して置いておく方が主流なのかもしれない。

ザックも離れた木の部分に吊るしておいた。
雨が降った場合に備えて、レインカバーをかけておいた。

夕飯の時間となったので、相変わらずのスープカレーと味噌汁を作った。

枯れ木がたくさん手に入ったし、前にキャンプした人が結構木を残していたので、焚火をした。
焚き火は落ち着くし、暖かいのでありがたい。

このまま就寝した。

続く

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