合同会社 公共コミュニケーション研究所(河井孝仁)

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合同会社 公共コミュニケーション研究所(河井孝仁)

合同会社 公共コミュニケーション研究所は、地域における広報やコミュニケーション、スポーツ及び文化に関して研究を行い、その成果を広く伝えることで、地域の人々へ貢献することを目指しています 代表CEO 河井孝仁 ((博士(情報科学))

最近の記事

千葉ロッテ外野席応援の気持ち悪さとは、何か

まぁ、千葉ロッテマリーンズに限らず、日本のメジャープロスポーツチームへの応援は、ある意味、全体主義的な印象を持っていて、あまり好きではない 特に、声を揃えての応援という日本のプロ野球外野席によくあるタイプは、いい悪いではなく、端的に気持ち悪いと思っている。 阪神タイガースや広島東洋カープの応援も大きな声が印象的だが、千葉ロッテ外野席ほど「声を揃えて」という雰囲気ではなく、それぞれが勝手に声を出しているものが、大きな塊になっている。 東京讀賣巨人軍も都会的というのだろうか

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    • 荒汐部屋千穐楽打ち上げ

      コートヤード・マリオット 銀座東武ホテルで開かれた、荒汐部屋の千穐楽打ち上げに参加しました。 今場所から、力士登壇前にバイキング形式で飲み物や食事が用意され、参加者同士で歓談、あるいは既に会場にいる力士の方と話したり、写真を撮ったりするという形式に。 その結果、18時開始が可能になったということかと思います。 三段目にいる推しの常川さんは今場所は2勝5敗と負け越し。部屋としても私としても出世が期待される大青山さんは幕下3枚目で4勝。番付運としては幕下筆頭に留まりそうです

      • Tiffany wonder

        虎ノ門ヒルズステーションタワーにあるTokyo nodeで開かれている展覧会「Tiffany wonder」へ。 宝飾品やティファニーダイヤモンドの美しさも目を瞠るが、興味深いものはショーウィンドウデザイン。 さまざまな「世界」を小さな空間に作りだす。その世界を照らす、彩るTiffanyの宝飾の数々。 贅沢である。 小さな世界ということで思いだすものに、ジョゼフ・コーネルのアッサンブラージュがある。 あたかもショーウィンドウのような「箱」にさまざまな世界の断片が置かれ、

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        • デイダミーア

          二期会のオペラ「デイダミーア」をめぐろパーシモンホールで。 ニューウェーブオペラ劇場と名うっての公演。二期会メンバーの出演で、タイトルロールは七澤 結。演出は中村 蓉。 新国立劇場や東京芸術劇場、東京文化会館に比べれば明らかに箱が小さいわけだし、海外からの招聘出演者とかもいない、まあ端的に言えば、こじんまりしたオペラ公演ということになるんだろう。 東京以外でオペラを観たことがないが、そうした場所での公演もやはり、こういうこじんまり系にならざるを得ないだろうなと思う。 そ

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          神宮球場の夕焼け

          火曜・木曜と観戦。 観戦と言いつつ、いずれのゲームも応燕グッズも持たず、ゲームの間ずっとイヤホンで他愛もない音楽を聴き、残っていた仕事をスマホでこなしつつ、ちらちらファウルボールに気をつけ、時々プレイを見ている状況を観戦と言っていいのか疑問ではあるが。 今日はスタンドから美しい夕焼けが見えた。 これぞ、野球という印象。 野球はやはり屋外球場に限る。ドームは野球を矮小化する。 ドーム球場は、野球というゲームを地域から、世界から、宇宙から切り離してしまう不遜な存在だ。 バス

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          人形浄瑠璃五月文楽公演Bプロ

          シアター1010での五月文楽公演は「ひらがな盛衰記」の半通し。 ひらがな盛衰記は樋口次郎兼光と梶原源太に関わる2つのストーリーが交互に描かれている。 この樋口兼光に関わる段だけを抜き出して、上演するため「通し」ではなく「半通し」になる。 樋口兼光のストーリーとしては発端から終末まで行われるので、「逆櫓」だけとかの見取りでもない。 逆櫓は歌舞伎などでも見取り上演が時々あり、子どもを取り違える大津宿屋も見たことがあるが、それぞれ、今ひとつ流れが見えていなかった。 それが、

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          新国立劇場「椿姫」

          オペラ素人ながら、椿姫は初めてではない。例によって4階席からの鑑賞。 オペラが演出家という存在によってできあがっているというのは、日本の伝統芸能の多くが専門の演出家というものを持たず、型を踏まえつつ、役者どうしの呼吸や、座頭にあたる役者の方向性によって、舞台が構築されていることとの大きな違いだろう。 さて、演出家がメインに立つと、同じタイトルでも舞台美術や衣裳も大きく変わり、そのあたりが素人には面白い。 今回は2022年と同じ演出のようだが、ピアノと鏡がとても大きな意味

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          サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品

          ちょっとした虫干し展示ということかな。 タイトルに迷品という言葉があったので、もっと「変な」ものがあるのかと期待していたが、普通に名品展示だった。 確かに、今回のキービジュアルにも使われている蹴鞠はなかなか見ることない物なので、興味深かったが、これも、むしろ蹴鞠掛けが展示対象という印象でもあり。 これまでのサントリー美術館でのテーマ展示で見たものも多くはあった。 積極的に評価すれば、多くの作品に付けられていた学芸員コメントは面白い。 このコメントを読むために出かけるとい

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          サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品

          大相撲五月場所

          今年は三日目に観戦。溜席だが、前のほうは溜会と相撲茶屋に押さえられているからと思うが、大相撲ファンクラブの抽選では正面6列目となった。 11:15ぐらいに国技館に到着。まずは席を確認し荷物を置いて、地下のちゃんこへ。鶏肉に塩味が効いて美味。さすがに高い水準である。 その後に取組の順を確認。荒汐部屋の力士たち、特に推している三段目の常川さんの取り組みが、いつごろあるかを確認。 常川さんが勝ち‼️、大凛山さんの黒星を見た後に、大相撲ファンクラブブースに出かけて特典をもらう。翔

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          神宮でのジャイアンツ3連戦

          結局、3ゲームとも観戦になってしまった この3連戦は燕パワープロジェクトということで、緑色にこだわった企画がさまざまに行われた。 よいものも多いが、入場時にグリーンのシールを渡して、7回裏と勝利時にスマホのライト部分に貼り、傘を振る代わりに、スマホをかざすという企画は完全な失敗だった。 例えばスタジアムの照明を少し落とすなどの設定ができれば、「やろうか」という気持ちにもなるだろうが、明るい中でスマホのライトをかざしたところでたかが知れている。 また、神宮での傘ふりは、い

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          観世九皐会五月例会

          矢来能楽堂で観世九皐会の例会、午後の部に出かける。 演目は「女郎花」。これ、「おみなえし」ではなく「おみなめし」と読むとのこと。 おそらく、初めて鑑賞する演目ではないか。 まぁ、いわば恋地獄というような話。前半はワキの僧が女郎花を手折ることへの歌問答が大事なモチーフらしく、あらかじめ確認はしておいたのだが、ふっと、ごく短時間意識が飛ぶ瞬間があり、その間のやりとりでもあったようで、把握できなかった。 後場は、小野頼風が、関係をもっていた都の女をふとした行き違いで、自死させ

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          浮世絵の別嬪さん@大倉集古館

          大倉集古館で開催されている「特別展「浮世絵の別嬪(べっぴん)さん―歌麿、北斎が描いた春画とともに」を鑑賞 肉筆浮世絵の秀品が揃っていた。 時期的に並べることで「美人」視の変遷も見えてくる。 岩佐又兵衛、菱川師宣という口開けから始まり、懐月堂安度、宮川長春。安渡がもとは絵馬屋だったというのはとても納得する。 鳥居清春、勝川春章、窪俊満を経て、鳥文斎栄之と喜多川歌麿に至り、葛飾北斎、歌川広重、さらに渓斎英泉、歌川国芳、月岡芳年とくれば、浮世絵ファンには垂涎だろう。 今回注

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          藤川さき

          四谷のアートコンプレックスセンターで藤川さきを含むグループ展「ギャルと自然」が行われていたので足を延ばす。 ギャルと自然は、このグループ展のキュレーションをしている大槻香奈のネーミングとのこと。 なかなか、難しいというか意味がとりにくいが、敢えていえば、ミシンと蝙蝠傘が手術台の上で出会った的に把握してもいいのかもしれない。 藤川さきの作品は、公共コミュニケーション研究所として、継続してコレクションしている。 今回の購入は「水」。オンラインで購入したが、実際に見ることができ

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          五月文楽公演

          シアター1010での文楽公演を見る。 若太夫の襲名披露は国立文楽劇場で既に見ていたこともあり、前の予定もあって「近頃河原の達引」だけを観劇。 しかし、この「近頃河原の達引」も四月に国立文楽劇場で既見であった。始まってから気づく体たらく。いやはや。 が、面白い発見もあった。それは小屋。 シアター1010の2階席はまったくもって文楽鑑賞向けではないということ。 上から見下ろしているので、一の手摺も、二の手摺も、三の手摺も無意味で船底が見えてしまう。 結果として、人形たちがみ

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          鴨川をどり

          先斗町の春のをどりである鴨川をどりを見てきた。 これで、上七軒の北野をどり、宮川町の京おどり、祇園甲部の都をどりと合わせて、春に花街で行われる公演はコンプリート。 昨秋には、祇園東の祇園をどりも見ているので、初めて一通り、見たことになる。 同じをどり・おどりと言っても、その内容はずいぶんと異なる。 鴨川をどりでは源氏物語をテーマに、前半は芝居と踊り、後半は純舞踊。 このあたりは、昔の吉原で芸者が行った「にわか」に通じるものもあるのじゃないか。 北野をどりは、民話風な内

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          キュビズム@京都市京セラ美術館

          村上隆の個展鑑賞の後、少し時間が作れたので、同じ京都市京セラ美術館で開催されている「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」を回る とはいえ、この展覧会は東京の国立西洋美術館からの巡回であり、実は既に見ている。 ただ、その際は連れがいたので、音声ガイドも借りずに、いささか表面的な鑑賞経験に終わってしまったとの思いもあり、京都展も出かけるつもりではいた こちらも時間は限られているので、音声ガイドで紹介されている作品を

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