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海が見える、そんな本屋って素敵だなって。

最近、noteやネットで本屋について調べることが増えました。
自分がやってみたいと思っているから。

『独立系本屋』なんて言葉があるのも知りました。本屋は下火だと、そう思っていたら、自分だけの城を作る人が増えているそうです。コロナがあって、みんな「いつか」が来ない時もあるんだと、そんな当たり前だけれど忘れがちなことを感じたのかもしれません。

医療現場にいると、若くして事故にあった人や病気で言葉を失った人に出会うことがあります。
引退して「これから好きなことをするぞ!」というタイミングで病気になる人もいます。「人一倍健康に気を遣っていたのに病気になってしまった。君はやりたいことをやっておきなさい」実習でそう言われた言葉はすごく胸に刺さっています。
コロナで、同じように「いつかくるだろう未来」が来ないこともあると感じる人も多かったのかもしれません。

さて、本屋の話ですね。
わたしはほとんど関西人ですが、祖父母が広島に住んでいました。過去形なのはもう亡くなっているからです。
長期休みのたびに里帰りをすると、大阪のごちゃごちゃとは違った空気が流れていて、とても新鮮な気持ちがありました。
穏やかな瀬戸内の海。山の匂い。寂れた商店街。
レモン、鯛、もみじ饅頭。
気候も違えば食べ物も違う。美味しい海の幸は大阪とはまた違った良さがあります。

海の近く、そんなところで本屋ができたらいいなぁ、でもそんなところまで本を買いに来る人なんているんだろうか?
そう思っていると、結構田舎で本屋をやっている人もいるみたい。
不定期で開けていて、東京都に拠点生活をしながら本屋をやっている人、同じような田舎町でやっている人、移動書店をしている人。
本当にいろんな人が居てますね。

今はネットが発達しているから、どこからでも世界に繋がれる。
そういう田舎町と二拠点生活なんていうのもありかなぁ、とそんなこんなを感じている今日この頃です。

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