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海外留学生のお財布事情@SYD

こんにちは、tkです。
ついに期末試験まで残り1ヶ月ということで、勉強に本腰を入れていかなければ…!という時期です。と言いつつ、先週大きな中間レポートを提出して以来、どうも元気が湧いてこなくて困っています。

今回のお題はお財布事情。
4月頭時点では1ドル98円ぐらいの為替レートだったのに、なんと5月頭の現在では1ドル101円(一瞬だけ103円)という恐ろしいレートなので、節約が生存のカギになります。とはいえ、日本と同じ金銭感覚で買い物ができる瞬間もたまーにあるのが不思議なところです。

そんなシドニーでのお財布事情をいくつかの項目に分けてまとめていきます。


外食の沼

今のところ私はバイトは特にしておらず、家族からの温かい支援によって毎日生きていけてるのですが、一番悩むところが外食です。
なぜかというと、シドニーのレストランはどれも絶品…!だけどものすごく高い…!という葛藤の繰り返し笑。

オーストラリアは広大な陸地があり、さらに四方を海に囲まれているため、食材が全て驚くほど新鮮です。シドニーの Pyrmont にある有名な Fish Market に行くと分かるのですが、特に朝はトラックがずらりと駐車場に並んでいて、街中のレストランから仕入れのためにシェフたちが来ている様子が見れます。

様々な海鮮食材がズラーっと並ぶ Sydney Fish Market

というわけでどのお店も料理にこだわっていて、本当に美味しいんです。でも高いんです。

どれだけ高いかというと、普通のラーメン一杯が2100円… 日本だと安ければ1/3の値段で食べられるのに!と悔しさを覚えながらも、もう慣れてきたのでただただ美味しい日本食に感謝しながら時たまに外食を楽しんでいます。

出汁が最高に効いてて、今まで食べた中で一番美味しいラーメンの一つでした

ただここで注意なのが、私が主に行動している範囲はCBD(Central Business District)という本当にシドニーの中心街エリアなので、日本で言えば常に銀座や新宿で食事をしているようなもの。そりゃ高いですよね。
一応、郊外に行けばちゃんと相場は下がるらしいので安心です笑。

また、様々な国の文化が入り乱れるシドニーだからこそ、世界中の料理を食べられるのが魅力的な所でもあります。私はこっちにきてから中華料理の美味しさに目覚め、香港の大衆食堂、茶餐廳(チャチャンテン)のメニューをひたすら開拓しています。

大好きな茶餐廳のメニューの一つ。卵のトロトロ感によってシェフの腕が分かるらしいです!
煲仔飯(ボウジャイファン)という、土鍋ご飯

カード至上主義(自分)

オーストラリアに来てから使わなくなったものといえば現金!日本ではクレジットカードしか持っていなかったので、カード払いが怖くて現金ばっかり使っていた私がいつの間にかカードでしか支払いを行わなくなりました。

というのも、こっちでは引き落としが瞬時に行われるデビットカードの方が一般的で、銀行のアプリを通じて出費の分類まで全て管理できます。自分が何にお金を使っているのか、購入したお店や場所によって自動的に「買い物」や「食事」などに分けてくれるので、自力で家計簿をつけようとしてもなかなか続かなかった私にとってはかなりありがたいシステムです。特にクレジットカードと違ってその場で引き落とされるというのが、残高が把握できやすくて便利だと感じます。
また、マーケットなどの出店でさえもカード対応をしているため、オーストラリアに来てから3ヶ月経った今でもカードで困ったことはありません。

と言いつつ、私は日本を発つ1週間前にようやくペイペイを入れた人なので、日本でもカードやモバイルペイを使う人からしたらあまり変化はないかもしれません笑。

自分なりの節約術

やはり一番の節約は自炊をすることなので、超料理初心者ながらも日々自炊を頑張っています(全然頑張れなくて3日連続、食材をぶっ込んだだけの鍋を夜ご飯に食べた時もありました笑)。
ここで工夫として、ストレスを溜めないためにもスーパーでの買い物だけは制限を設けないようにしています。やっぱり食べたいものが食べられないとストレスになるので、少し高い食材でも食べたいと思ったら買うようにしています。

交通費は意外とかからない気がしているんですが、それは個人的に行動範囲が狭いだけだからだと思います。散歩もかねて移動は徒歩がメインで、あとはバスを使って移動してます。

買い物御用達リスト

オーストラリアの2大スーパーマーケットといえば Coles と Woolworths。
この二つで買い物をしない人はほぼいないでしょう。

いわゆる「海外のスーパーマーケット」のイメージ通りで、数々の大きい陳列棚に大量に商品が詰められています。また、面白いのが精肉店や魚屋、ベーカリーまでが全部スーパーの中に含まれていて、要望に沿って肉や魚を切ったり、出来立てのパンを提供してくれます。なんでも新鮮な状態で楽しめるというのがオーストラリアのスーパーのいい所ですね。

また、ポイントカード制度が盛んなので私もせっせと Woolworths のポイントを集めて、それをQantas Pointに変換することで飛行機代を貯めようとしています笑。

果物がどーんと置かれている感じがまた海外感

もちろん、日本食を作るにはオーストラリアのスーパーだけだと手に入らないものが多いので、そういう時はアジアンスーパーに寄って色々買い足しています。すき焼きのタレや鍋の素など、基本欲しいと思ったものはなんでもあるのですごく便利です。あと、えのきや白菜など、オーストラリアスーパーにも売ってるけど高くて手を出せないような食材はアジアンスーパーで買っています。ただ、あくまでも輸入品となるので合計金額はいつも高めになることが多いです。
また、Crow's Nest という日本人が多く住んでいるエリアがあるんですが、そこの日系スーパーの多くは日本人の方が経営されているため、いつも懐かしい日本食材と感動の再会を果たしています笑。

一瞬だけ日本に戻ってきたかのような感覚

さらに、学生の強い味方なのがKマート!

激安ホームセンターのような感じで、食器や調理器具から布団や枕、服やおもちゃまで売ってる何でも屋です。とにかく安さが魅力で、すごく単純な炊飯器が1400円で買えたりします。
あまりにも安すぎて最初は性能を疑っていたんですが、ずーっと使い続けていても壊れる雰囲気はなく、美味しいお米を炊いてくれるのでとても満足しています笑。

2月頃にKマートに行ったときは明らかに新生活を始める学生ばっかりで、とても親近感を覚えました。他にも写真をその場で手軽にプリントできる写真センターまで中にあったりと、とにかく生活にまつわるもの全てが充実しています。

大量に並ぶキッチン商品の山

最後に

結果として、シドニーでの生活はお金の工夫が必要なものの、全体的にすごく楽しいです!スーパーは何回行ってもワクワクしますし、限定セールなどを見つけると心が舞い上がります笑。

そうゆう小さな達成感を感じながら、時には外食で自分を労って、これからもコツコツと頑張っていきたいです。

あとは、後期に入ったらバイト探しも…!レジュメを作るだのなんだのとしないといけないので大変そうですが、もっと遊んで美味しいご飯を食べるためにも逃げてはいられません。

どのみち、就活に向けて現地での実務経験を積まないといけないので、冬休み(=日本だと夏)にしっかりと休んでから、後期はギアを上げてもっと色々なことに挑戦してみようと思います!楽しみなことがいっぱいです!


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