メモ)SubstackはTwitter的に使えるか?
水星の魔女が最終回だというのに実況視聴が捗らない予感である。そこでSubstackを軽く触ってみた。
結論から言うとTwitter的には使えない。少なくとも現時点では。
日本人ユーザが少なすぎてTLが虚無なだけでなく、『そもそもそういう使い方をするツールではない』という印象だ(印象というか事実である)。
とりあえずユーザ登録はして、テスト投稿もしてみたが──
上はTwitterでいうところのプロフィールページ(twitter.com/tk2to)に相当する。欲望ダダ漏れの投稿が1件表示されており、それが27分前だと分かるのはTwitter的と言えなくもない。
ただ、大きな問題が2つある。
弱点1■検索機能
上の投稿は公開状態にしたもので、アスティカシア学園の生徒(≒視聴者)ならば見知らぬ他人であっても検索などで目に触れることを期待したものを想定している。
ところが、引っかからない。
日本語検索が弱いのかと考えて投稿のタイトルを英字のみに変えてみたが、やはり出てこない。
それどころか“Marseille”、“Paris”、“Biden”といった遥かに注目度が高いであろうワードでも、期待していたようなリアルタイム情報が引っかからなかった。いくらなんでもこれらについて投稿するユーザが全く居ないとは考えにくい。
この現象の裏側は推測になってしまうが、次の仕様のせいかと思われる。
弱点2■post と note
Substackを通じた発信には2つ種類がある。
『記事(post)』と『メモ(note)』だ(※Substackに日本語版は無いので、訳語は筆者による)。
Twitter的に短文を吐き出したいなら後者になるのだが──
これにメモという訳語を充てたのは、Substackのnoteは検索結果に載らないっぽいからである。サブスクライバー(Twitterでいうフォロワー)のnotesタイムラインには表示されるようだが、見知らぬ誰かには届かない。
やや内輪向けの、ちょっとしたアイデアメモというか。そんな感じである。
パリやマルセイユについて、今まさに書いているユーザもゼロではないと思う。が、それはきっとnoteなのだ。だから出てこない。
そしてメモではない方の発信である記事は、短文SNSとはかけ離れている。タイトルを決めて章を分けて修飾してリンクや画像をはって……いわば『作品』というか。
“ラウダお前なに考えてんだうああああフェルシーちゃんグッジョォォブ!!!!”とか叫ぶには、ちょっと向いていない。叫ばせてくれ瞬間的に。
あれ?■それならなんで
上のプロフページにあるのはnoteではなくpostの方なので、検索には出てこないとおかしいのだが……?
自身のpostは検索では出てこないとかだろうか。詳しくは不明である。いずれにせよ脳直短文のnoteが出てこない時点で実況生絶叫には向かないのだから。
移住先とか、見つけておきたいものだが。
ひとまずは以上だ。
Twitterだと書ききれないことを書く