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20240316

ここ1年半ほど、朝イチ(空いてないときには朝ニ)の美容院が定着している
頻度は1ヶ月半くらい
前髪が伸びきる前に、後ろもあわせてととのえてもらう
帰り際に次回の予約を入れて帰る

きょうははじめての試みで、母と坊やといっしょにお出かけした
カットのあいだ、そばにあるおおきな公園で待っていてもらうことに
季節的にはもちろん、そして子の成長段階を鑑みても、お外でのんびり過ごしながら待機してもらうことのできる時機がきたんだな
その頃合いを迎えられたこと、ちょっぴり感慨深い

公園の門のあたりでいったんバイバイして、ほぼジャストの時刻に来訪する

いつもながら瞑想的な、禊のようなひととき
その一方で、いつもにも増して、美容師さんのその”くだ(パイプ)”的な役割が際立っていた

髪を切ってととのえてもらっているようすが、丹念に盆栽の手入れをしている光景と重なるようで感心する
まさに職人技なのだ

特にここ数年のわたしはショートボブが定着しているから、毎度スタイルやテイストを劇的に変えるわけではない
それでも、切ってもらう側からすると、鏡ごしに仕上がりをみる度に、その見事な出来栄えにぐっとくるし、さっぱりと仕立ててもらった髪型をした自分の姿が新鮮に映るきょうもきょうとて、うっとりするような襟足のミニマルなしつらえに感動した

削ぎ落としたことで満ち、身も心もすっきりした
降り注ぐ陽射しがあまりにまぶしくて、今年はじめてサングラスをかけた

さぁ、待ちびとたちと連絡をとってみよう
電話越しにお互いの位置を把握しながら距離を詰めていく
じきに大通りにあたり、向こう側にに彼らの姿をみつけてうれしくなり、手を振り、はやる気持ちで信号が変わるのを待ちながら、いざ青になったのを確認して駆け寄るようにして合流した

美容院の近くのパン屋さん、そして公園のそばのカフェで食料を調達し、ふたたび公園に戻る

噴水の近くにある芝生にシートを広げ、春らんまんの青空のしたでお昼ごはん
坊やは思いつくままにせわしなく動くのに懸命で、そのあいまに気が向けばほおばるような感じだった
いつもなら気にしてしまうけれど、なぜだか寛容になれるのね
不思議だなぁ、お外の魔法にかかったのかしら

なんとうららかな陽気なんだろう
オープンエアの緑のある広いところでのびのびと過ごせるってなんてしあわせなことだろう
日光浴と森林浴を同時に為しながら、ことばにならないところで満ちているのを感じた

駅近くの門のそばに、ミモザが生い茂るエリアがあった
快晴の青とふわふわとした黄色のコントラスト、生命力がみなぎっていて最高にすばらしかったなぁ

駅に向かう途中、二拠点生活を営む友人とすれ違う
まさかここで会えるとは!
きのうに引き続き、ばったり運が絶好調なようでうれしい

さすがにお疲れだったのか、結構なぐずりっぷりでしたが、乗り換え駅での移動中にパタっと午睡に入った子
きょうもすてきな春の日をいっしょに過ごしてくれてありがとうね

目はそれなりにかゆいし、ときに鼻もぐずぐずだけれど、春の陽気なおかげで、大抵のことが乗り越えられそうな気がしてくる
あったかいってだけで、だいたいのことがだいじょぶになるものだね

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