沖縄の住まい選び
リモートワークが進み、ほぼ在宅で仕事をまかなえる人が思い切って拠点を移す……いわゆるワーケーションって実際は増えてるんでしょうかね。
都心から少しだけ離れた近郊に引っ越す程度で、遠く沖縄まで選択肢に入れる人は少ないかな?
まぁ多少はいるという前提で、今回は転勤族の視点から沖縄の住まい選びについてまとめてみます。
オーシャンビューは地雷
那覇など島の西側に面した街の場合、オーシャンビューというと部屋自体が主に西向きということになります。はっきり言ってこれ、地雷以外の何物でもありません。
西向きということは、強い西日があたるということ。ここで忘れちゃいけないのが、沖縄は低緯度地域だという点です。とにかく日差しが本土より強い。
そして夏は日没が19時半頃と遅く、長い時間強烈な日差しにさらされることになります。暑いだけでなく家財が劣化するデメリットも忘れちゃいけません。
一方島の東側に面した地域のオーシャンビューは、朝が遅い生活サイクルだと厳しい可能性も。朝型タイプの方なら、気持ちよく目が覚めていいかもしれませんね……ちょっと強烈な日差しですけどw
良し悪しの度合いを表すなら、こんな感じでしょうか。
南向き>>北向き>>>>>東向き>>>>>>>>>>西向き
無論、何を重視するかで変わるとは思います。
ただしどのエリアにおいても、海に近いことのデメリットを考慮する必要があります。
塩害を舐めたらアカン
私が住むのは海から2kmほどの場所。ここへ引っ越してきてから、あらゆるものの劣化スピードが早くて驚いています。
割とキレイに乗り続けてきた電動アシスト自転車が、一気に錆だらけでショック!バイクの鍵穴なども錆びるのが早いと聞いたことがありますね。
それと忘れていけないのが、エアコンの室外機。塩害対策が施されているものでないと、運が悪ければ1回の台風で故障してしまうケースもあるとか。
(ちなみに塩害とは関係ありませんが、室外機にはヤモリガードなるものを付けたりなかなか大変です。)
塩害は沖縄だけでなく、沿岸地域にとって頭の痛い問題。いくら海好きでもあまりに近すぎればデメリットも大きくなるので要注意です。
ガス乾燥機付き物件を探せ!
沖縄の物件をチェックすると、ガス乾燥機が付いている部屋が結構あるんですよね。今入居しているマンションにも付いています。
乾燥機付きの洗濯機持ってるし、別にいらないなー……なんて思ってましたが、これが大間違いでした。
夏場はスコールのような雨が降るし、冬はシトシトと霧雨が続くことも多いのが沖縄の気候。とにかく洗濯物が乾きにくいのです。湿度も1年を通じて高いですしね。
せっかく付いているのだからと使ってみたところ……電気との仕上がりの差がすごいのです。乾くの早い!フワフワ!いい匂い!
おそらく本土にいるより乾燥機を使う頻度が高いと思います。ガス乾燥機アリの物件と、ナシの物件……悩んだらぜひアリの方を!
追い焚きのできるお風呂はレア
マンションを探している際にもう1つ驚いたのが、バスタブのない物件でした。家賃もそこそこ高い部屋なんですよ?でも浴室にはシャワーしかないのです。
どうも沖縄には元々湯船につかる習慣がなかったらしく、オーナーによってはシャワーのみの物件もあるようなんですね。
湯船につかる習慣があまりないということは、自動給湯や保温、追い焚きができるお風呂もレアです。
これは不便だなと感じることもあります。しかし都市ガスの普及率が10%以下の沖縄で、プロパンガスで保温や追い焚きをしたら料金が高く付くのかもしれません(比較していないので一概には言えませんが)。
家族の生活リズムがそれぞれ違うなど、どうしても追い焚き機能が必要ということであれば、少ない選択肢になることは必至。検索してみたところ、那覇辺りだと都内の家賃と変わらない物件も結構ありました。
お手頃な家賃で追い焚き付きが見つかれば、相当ラッキーですよ。
本当は地域などについても言及したいのですが、若干センシティブな内容になるかもしれませんので機会があればということに。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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