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沖縄のビーチ、砂質を比べてみた。

那覇に異動で住み始めて丸2年。本島を中心にあちこちのビーチへ足を運びましたが、気がつくとビーチサンダルを履いた足元の写真や波打ち際の動画が集まっています。
そして気が付いたのです、これはビーチの砂質を比較するのにいい材料だと。

ということで、私が赴いたビーチの砂についてまとめてみました。
当方子供がいるので、穴場ではなく有名なビーチばかりではありますが、もしも行く予定のビーチがあればチェックしてみてください。

本島編

■美らSUNビーチ

那覇空港からほど近いビーチ。BBQなども可能で施設面は充実しており利便性は高いですが、砂質はご覧の通り。利便性とは裏腹に、マリンシューズを持ち出したいほど粗いものです。
地元民が日々のレジャーとして活用するならともかく、本島観光であえてここを利用する理由はあまりないかもしれません。ウミカジテラスでランチのあと、ちょっと寄るくらいがが丁度いいと思います。
ちなみに那覇空港に近いゆえ旅客機が低く飛ぶのが見えるのですが、それを見るたび山下達郎の『Ride On Time』が脳内再生されてしまいます。

浜の手前は細かい砂が敷き詰められていますが、水に入ると珊瑚のかけらが沢山あり、素足で歩くことは困難です。


■波の上ビーチ

地元民もたくさん集まる、波の上ビーチ。実は那覇市唯一の遊泳可能なビーチなのです。
人工のビーチらしいのですが、先の美らSUNビーチと比べれば比較的粒子は細かめです。この砂質は人工ビーチならではの利点とも言えますね。
リゾート感は乏しいですが、沖縄旅行の締めに行くビーチとしては最適ではないでしょうか。

人工ビーチという言葉の印象とは裏腹に、メリットがあるのも事実です。目的に沿ってチョイスするといいかも。


■残波ビーチ

さてお次はTwitterに貼った動画で恐縮です。
本島最西端のサンセットビーチとして有名な残波。近くにある残波岬まで夕日を見に行ったりしました。
ここもかなり荒いですね。美らSUNビーチほどではないのでマリンシューズを履くほどではないものの、素足で入ろうものなら痛くて仕方ありません。
あ、でもここで食べたハンバーガーは美味しかったですよ。

隣接するビーチハウスで食べたハンバーガー、美味し!


■エメラルドビーチ

冬の曇天で映えませんが、動画は本部町のエメラルドビーチ。ここも人工ですが、ゆえにかなり粒子の細かな砂でした。環境省の「快水浴場百選」に選ばれただけあって、砂質・水質ともに良好です。
本島を拠点にした旅行にする場合、本部町はいちばんおすすめですね。シュノーケリングには車で渡れる瀬底島もあるし、美ら海水族館も近い……この辺りは別記事にまとめたいと考えています。


■万座ビーチ

恩納村にある万座ビーチは、先に挙げたエメラルドビーチ同様「快水浴場百選」に選ばれています。それも特選!浅瀬で遊んでいるだけでも魚を結構見ることができるので、それだけ水質がいいんでしょうね。そして砂質もかなり細かくサラサラです。
王道のリゾート感を満喫したいのであれば、万座ビーチはおすすめですね。またオーシャンパークという海上アスレチックもあるので、小さなお子さんは喜びそうです。

遊泳だけをとことん楽しみたいという方は、万座ビーチ付近に宿を取るのもいいですね。インターコンチは高いですがw


離島編

■与那覇前浜ビーチ

さてここからは離島です。
サラサラの砂といえば、やはり宮古島の与那覇前浜ビーチでしょう!さすが東洋一と言われる砂質です。宮古島で海水浴場として認められている、つまりライフセーバーが常駐しているのはこことシギラビーチだけだそうです。お子さん連れなら安心のビーチとも言えます。
実は与那覇前浜以外に新城海岸へも行ったのですが、ずっとフィンを履いていたので砂質の記憶がありません。ですが新城海岸はウミガメにも出会えたし、シュノーケリングにはいい立地でした。

ここの砂は本当にすごい!ただし車の掃除は大変ですw


■マエサトビーチ

次は石垣島。インターコンチネンタルの前にあるマエサトビーチです。砂も粒子が細かく申し分なし。とはいえ所々石があるので、サンダルは履くようにしてください。
とても整備されたビーチでサービスも充実していますが、パラソルのレンタルが高いのが玉にキズ……まぁホテル管理なので致し方ないかな。
日の出が見えるビーチなので、早朝から日が高くなるまで遊ぶのが最適かもしれません。

波打ち際にはゴツゴツした石がありますが、パラソルの並んでいるビーチの手前、そして水の中はサラサラでした。


おまけ:沖縄旅行の靴選び

■街歩き

夏場の沖縄といえばスコールですよね。ちょっと風向きが変わったな、強い風が吹き始めたな、というときは要注意。降っている時間は長くないものの、バケツをひっくり返したような雨が勢いよく降ります。
沖縄の人がサンダルを履いているのはそれが理由です。スニーカーや革靴ではすぐに乾きません。
個人的イチオシは、ビルケンシュトックのEVA素材。足に合っていれば長時間でも疲れません。私は夏になるとギゼEVAの出番が増えます。


■海で遊ぶ

海の中だと、ハワイアナスの出番が多くなりますね。写真にも出ていますが、かかとが固定されるタイプを使っています。流されなくて安心です。
ただこのタイプはデメリットもあって、サンゴのかけらが大きいビーチだと、足とサンダルの間にサンゴが入って取れにくくなるのです。砂質の良くないビーチの場合は、思い切ってマリンシューズを選ぶといいかもしれません。
なお、バナナボートやジェットスキー、シーカヤックなどマリンスポーツを楽しむならマリンシューズ一択です!

いかがでしたでしょうか。ひとくちにビーチと言っても、素足で遊べる場所はほぼ存在しないのが分かると思います。砂質の良いビーチでも、石やサンゴ、シーグラスで怪我をすることがありますので、必ずサンダルは履いてくださいね。

今後、新たに訪れたビーチがあれば、随時追加していきます。

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