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読書レビュー「アウトプット大全」


本書を読む目的・きっかけ

 先日、以下の別記事にて、読書のアウトプットについて記事を書いたが、今度はもう一歩踏み込んで、アウトプット全般についてどのような考え方や方法があるのか知りたく、以前から気になっていた本書を読んでみることにした。

目的としては、本書を読んで実践できる「アウトプット」の方法や考え方を身につけたいと考えている。

読書感想

アウトプットについて、大きく「話す」「書く」「行動する」の3つに分けて書かれている。各章の構成は以下の通り

chapter1 アウトプットとは
chapter2 話すこと
chapter3 書くこと
chapter4 行動すること
chapter5 アウトプットを高めるトレーニング法

個人的には「書く」に興味があったので、主にその箇所を読んだが、参考になったのは以下の点。

・ノートをとる時は見開き2ページでまとめる。
講義や講演を聞いて、ノートをとる場合は気づいたことを3つ書き、
自分の仕事や生活の中でどのように取り入れていくかも記載する。

・プレゼンのスライドを作る時はいきなり、パワポを作らない。

・プレゼンの資料を作る時は。「アイディアを出す」「構成を考える」「スライド作り」の3つに分ける。

・アイディア出しではノートにアイディアを書く。その際にノートを上下左右の4つに区切り、時計回り(右上->右下->左下->左上)で話す内容を記載する。尚、右上からイントロ〜左上にまとめという感じで記載していく。
 次に、構成を考えるが、その時はWordのアウトラインを使い、構成を考えていく。そして、最後にスライドを作るが、この時は考えずにひたすら手を動かすようにする。

・書くことを楽しくするためには、書くための道具にもこだわることが大事。スラスラ書けるボールペンやノートは仕事やアイディア出しが猛烈に捗る。

さらに、「行動」について参考になった箇所は以下の通り。

・自己成長とは昨日までの行動と今日の行動に変化があること。
行動が変わらなければ、Inputはしても意味がない。

・成功するには続けることが重要。
続ける際に先のことが気になるかもしれないが、「今日」「今」のことだけを考えるようにする。さらに、大きな目標は小さな目標に細分化することが続けるコツ。行動する際はマルチタスクをせず、目の前の一つのことに集中してアウトプットする。

・中々、やる気がでない場合でも、「とりあえず始める」ことでヤル気スイッチがオンになる。

・書類や原稿を作成する場合、30点の出来でもいいので、通して書いてみることが大事。その後、「直し」「ブラッシュアップ」で点数を上げていく。

1日7時間の睡眠は必須。睡眠不足はアウトプットに影響を与えるだけでなく、病気のリスクも上昇する。

実践すること

 実践したいことは全部で3つほど。
 1つ目はノートの取り方やプレゼン資料の作成方法は、今まで自分が考えたことのない方法だったので、自分でも実践していきたい。
 2つ目は読書やプログラミングに取り組んでいるが、余り先のことを考えずに続けていくようにすることだ。今でもそうだが、読書やプログラミングなど自分で取り組んでいることが本当に自分にとってメリットがあるか迷うことが多々あり、その度に立ち止まってしまうことが多い。「継続は力なり」という言葉があるように続けることは大事なので、先のことを考えずに取り組むことも重要なことなんだなと本書を読んで感じた。
 3つ目は、仕事の資料作成にかける時間だ。仕事での資料作成について、ついつい時間をかけてしまうことがある。ただ、どれだけ完璧に仕上げたと自分では思っても、何かしら手直しが入るので、自分が完璧だと感じるまで取り組む意味は余りないと感じた。今後は30%は無理でも、60%ぐらいにして早く作成することを実践していきたいと考えている。
 

まとめ

本書はかなり有名な本なので、以前から気になっていた。
図書館にも置いてあることが多いので、ぜひ読んでほしい。
ありきたりな内容だと思う人もいるらしいので、一概に言えないが、個人的には得るものが多かったような気がする。





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