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閉鎖病棟 3週目

こんにちは。ちひろと申します。

1週目、2週目がまだの方はこちらから



転換症状


2週目の終わり頃より、転換症状の脱力が7ヶ月ぶりに再発しました。

ザワザワしたり、急に息苦しくなったかと思うと膝がカクンと脱力して、その場に倒れ込んでしまいます。徐々に脱力が全身に広がり、胸から下に一切力が入らなくなります。血圧脈拍ともに異常はありません。
横になって休んでいれば10分から30分ほどで何事もなかったように回復します。

本当に嘘のように元に戻る為、よく嘘つきと言われます。ですが、本当なんです。本当に脱力して倒れてしまう。当人の私は困っているのです。

入院中は度々脱力で倒れ、その度に看護師がベッドへ移乗してくれました。脱力を解離症状の一つとして、信じてくださいました。
嘘つきと言われなかったことがものすごく嬉しかったです。

二度目の人格交代

きっかけは些細なことでした。
「私の入院報告に関する父と姉のLINEのやり取りを見せてもらった」これだけです。

今まで出たことのない知らない人格が出現し、完全に体を乗っ取られ、主人格である私のフリをされました。声を出すとバレると思ったのか、彼は意図的に喋りませんでした。
それでも異変に気づいた看護師から内服を勧められて、なんとか体を取り戻しました。


毒親に電話する

子ども人格が出現し、母親に電話をかけました。

「どうしてパパから守ってくれなかったの?」

「守ってるつもりだった」

「死んでほしいんでしょ?って言ったの覚えてる?」

「覚えてない」

「そう言われたからすーちゃんは生まれたの。コロして欲しかったの。どうしてコロしてくれなかったの?」

「……ごめんなさい」

案の定この後脱力で倒れました。

フラッシュバック


幼少期に父から暴力を受けていた頃の記憶が度々フラッシュバックし、その度に子ども人格が出現。頓服を飲んでやり過ごしていました。

毒親への手紙


両親へ恨みつらみを手紙にしました。
書き終えた直後に子ども人格出現。
パニックになり、看護師に対応してもらいました。

入院中に手紙を書くことは元々決めていたので、書けたこと自体は良かったです。
返事はまだ貰っていませんが。

内容はざっくり、どうして〇〇してくれなかったの?これが辛かった。などという内容で、最後にこんな自分を生きてて良いって許してほしいと締めくくりました。

許されないと生きていけないと思ったので。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

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