出産レポ
こんにちは。ちひろと申します。
陣痛の始まりは2022年10月7日夜中のこと。
いつも通りゲームをしていたら定期的なお腹の張りと共に痛みが。
ちょっとしたら治るかと思いきや、なかなか治らない。むしろ痛みが増していき、痛みの箇所がおりてきて、腰痛に。
いよいよ陣痛か!と、夫に腰をさすって貰いながら陣痛の間隔を測ってみる。
7〜8分間隔できている。
産院に電話するが、初産なのでもう少し様子を見るように言われる。
指示通り様子を見るが、陣痛の波が来るたびに、どんどん腰の痛みが増していく。
「もっと強くさすって!」
全力でさすってくれる夫。
「もっと強く!もっと!」
早くもテニスボールを使い、全力でさすって貰っていた。
あまりの痛みに悲鳴をあげて、呼吸が乱れては、なんとか息を整えて赤ちゃんに酸素を送る。
明け方ごろには夫がうとうとし始め、
「ねえ!ちゃんとやって!」
何度も起こした。
陣痛の間隔は測っても測っても7、8分。
再度産院に連絡。
一度診せてと言われてマンションの階段を陣痛の合間に降りて、タクシーで産院へ。
「この分だとまだまだです」
タクシーに揺られながら、陣痛の波がくるたびにテニスボールで腰をさすって貰いつつ、帰宅。
夜が明けた。
陣痛は終わらない。
間隔は狭まらない。
夫からの提案で各々仮眠をとることに。
陣痛の波がくるたびに目が覚めて、うとうとする程度の仮眠。夫の寝息に殺意が湧いた。
仮眠後に間隔を測ると9分間隔になっていた。
出産が遠のいた。
このまま陣痛治らないかなと淡い期待をするも、嫌と言うほど、陣痛は終わらない。
健診予定日だったが、両足の震えが止まらず、陣痛の波に耐えるだけで精一杯だった私はキャンセルする。
陣痛間隔7、8分。
そのまま夜になった。
産院に連絡すると「バースプランにできるだけ自分たちでってありますけど?」と言われた。
「もう少し頑張ります」
夫は手が限界で、足で腰を押していた。
何度もパニックになり、泣きながら必死に呼吸を整えて赤ちゃんに酸素を送った。
もう限界と思う度に、産院に電話をかけ、マンションの階段を陣痛の合間に一歩一歩降りて、悲鳴をあげながらタクシーに揺られて、産院へ行き、家に帰された。
足の震えが止まらない。1人では歩けない。
それでも家に帰された。
いつまで続くのかわからない。
陣痛間隔は7分。
長くなったので後編へ続きます。
ありがとうございました。
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