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産後の私 前編

こんにちは。ちひろと申します。
今回は産後の私について記事にしたいと思います。
前編、中編、後編と3回に分けて書いていこうと思います。


産後の入院中がやばかった

何がどうヤバいかと申しますと、
ストレスがやばかったですね。
慣れない環境、慣れない自分の身体、
決まったスケジュール、慣れない育児。

出産を終えて、お腹に赤ちゃんはいないけれど、ややたるんだ、普通より大きいお腹。
私は子宮頸管裂傷していた(退院時に知った)ので、肛門近くまで縫い目がありました。
円座クッションが手放せませんでした。

悪露(産後の出血)の多さと独特な生臭い匂い。
3時間おきの授乳(私は完ミ)で新生児室に行かなければいけません。24時間、休みなくです。

極め付けは同室の方が外人さんで日本語が通じなかったことです。

授乳時間まで眠りたい、起きれなかったらどうしようと不安があり、かと言ってアラームをかけていいか同室の方に聞けませんでした。

結果、入院中は1時間おきに目が覚めて、全然眠れませんでした。

眠りたい、眠れない。
そんな中、3時間おきに授乳に行っていました。


今考えれば、事情を助産師さんに伝えれば良かったのですが、出産時の不信感があった為、頼れませんでした。

身体に出る不調

そう、私は解離性障害。
当時は未診断でしたが、ストレスが強くかかると倒れたり、記憶が無くなったりします。

病室で頻繁に倒れていました。
悲しいことにナースコールは床にありません。
動けるようになるまで床で過ごすしかありません。

流石に最初に倒れた時は巡回に来た看護師さんに自己申告しました。
血圧を測ってもらい、

「異常ありません。本当に倒れたの?」

信じてもらえませんでした。

それからは何があっても言わないようにしようと決めました。

スパルタ助産師さん

入院3日目頃だったでしょうか、赤ちゃんにミルクを飲ませ終わってコットに寝かせていると

「オエッオエッ」

と吐き戻しがありました。

初めてのことに大パニック。

介護の知識があった為、咄嗟に赤ちゃんを横向きにしました。

それを見た助産師さんに怒鳴られました。

「何やってるの!違うでしょ!」

そう言って、助産師さんは赤ちゃんを抱き抱えて、縦抱きにしました。

初めてのことで、パニックになりつつも、
自分なりに咄嗟に取った行動を否定され、
大きくショックを受けました。

私は母親失格なんだ。

その後助産師さんからのフォローは無し。
病室へ戻って泣きながらパートナーに電話しました。

「早く家に帰りたい」

入院中はずっとそう思っていました。

「次も来ますか?」

授乳とおむつ替え後、赤ちゃんを新生児室に帰す際、上記の質問をされます。

次の授乳時間も来ますか?という問いかけです。

勿論、休みたいと言えばパスすることができます。

聞き方が悪い。

私はどうしても「はい」と返事をしてしまい、
一度も休めませんでした。
行くと言ったからには夜中も明け方も行くしかありません。

眠れないまま、ふらつきながら、授乳に行っていました。

眠れない入院生活は退院と共に終わりました。

ですが、私の不調はここから始まるのです。

お付き合いいただきありがとうございました。
次回、中編 募る不安。

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