産後の私 後編
こんにちは。ちひろと申します。
前編中編はこちら
今回は後編。完結です。
赤ちゃんへのイライラは働きに出たことで少し緩和されましたが、完全になくなることはありませんでした。
赤ちゃんが泣くと
「泣いたら許されると思うなよ」
と幼少期に父から言われた台詞が頭に浮かび、
暴力を振るいたくなりました。
悲鳴をあげて、必死に耐えました。
私は泣くことを許して貰えなかったのに、赤ちゃんは夫から許されて、抱いてあやされている。
この事実が受け入れられませんでした。
赤ちゃんが妬ましかった。
仕事は昇格予定が産休が原因で白紙になり、転職しましたが、合わずに再度転職。
正社員で4ヶ月ほど働きましたが、解離性障害の症状が頻繁に起こるようになり、精神科通院するも、働けなくなって退職。
赤ちゃんへのイライラ対策にお薬を処方してもらい、今でも頓服服用しています。
イライラ相談は仕事を完全退職した年の冬に、
やっと役所に相談。保育園を勧められました。
紆余曲折あり、現在は夫婦共に働ける状態ではなく、子どもを保育園に預けつつ、通院とカウンセリングを続けています。
虐待サバイバーの子育ては過酷です。
どうしても過去の記憶がフラッシュバックして、目の前の子どもが自分に見えてしまう。
葛藤が強くあります。
親がどういうものか分からないから、親にされてきたことを子どもにしてしまいそうになる。
夫と保育園、保健師、ソーシャルワーカー、児童相談所に支えてもらっています。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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