ちひろの解離と育児と…

世の中にはこんな人間もいますって、発信したかったのです。 「ひとりぼっちじゃないよ。も…

ちひろの解離と育児と…

世の中にはこんな人間もいますって、発信したかったのです。 「ひとりぼっちじゃないよ。もう大丈夫」ちーちゃんからの私たちへのメッセージ。

最近の記事

産後の私 後編

こんにちは。ちひろと申します。 前編中編はこちら 今回は後編。完結です。 赤ちゃんへのイライラは働きに出たことで少し緩和されましたが、完全になくなることはありませんでした。 赤ちゃんが泣くと 「泣いたら許されると思うなよ」 と幼少期に父から言われた台詞が頭に浮かび、 暴力を振るいたくなりました。 悲鳴をあげて、必死に耐えました。 私は泣くことを許して貰えなかったのに、赤ちゃんは夫から許されて、抱いてあやされている。 この事実が受け入れられませんでした。 赤ちゃん

    • 産後の私 中編

      こんにちは。ちひろと申します。 今回は前回の続きとなっております。 まだの方はこちらからお読みください。 さて、念願の退院です。 自宅に帰って来ました。 今日から家族3人の生活が始まります。 家事は教えた。夫は無職で家にいる。 準備は万端。 しかし、私は既に病んでいました。 よく不安を口にして夫の不安を煽ったり、 「赤ちゃんに何かあったら許せない」 などと恨み言を言っていました。 我々夫婦は最初、早番私、日勤2人、夜勤夫と分担性にしていました。 今考えるとそれ

      • 産後の私 前編

        こんにちは。ちひろと申します。 今回は産後の私について記事にしたいと思います。 前編、中編、後編と3回に分けて書いていこうと思います。 産後の入院中がやばかった 何がどうヤバいかと申しますと、 ストレスがやばかったですね。 慣れない環境、慣れない自分の身体、 決まったスケジュール、慣れない育児。 出産を終えて、お腹に赤ちゃんはいないけれど、ややたるんだ、普通より大きいお腹。 私は子宮頸管裂傷していた(退院時に知った)ので、肛門近くまで縫い目がありました。 円座クッション

        • 出産レポ 後編

          こんにちは。ちひろと申します。 出産レポ前編はこちら 2022年10月8日夜の11時頃。 私たち夫婦は本当の限界を迎えた。 産院に連絡すると「バースプランにできるだけ自分たちでってありますけど?」とまた言われた。 「出産を舐めていました。ごめんなさい、入院させてください」 子鹿のような足取りで、マンションの階段を降りて、タクシーで産院へ。 「入院させてください」 頭を下げて頼み込んだ。 屈辱だった。でももう限界だった。 陣痛間隔7分。陣痛室へ。 闘いはそこから

          出産レポ 

          こんにちは。ちひろと申します。 陣痛の始まりは2022年10月7日夜中のこと。 いつも通りゲームをしていたら定期的なお腹の張りと共に痛みが。 ちょっとしたら治るかと思いきや、なかなか治らない。むしろ痛みが増していき、痛みの箇所がおりてきて、腰痛に。 いよいよ陣痛か!と、夫に腰をさすって貰いながら陣痛の間隔を測ってみる。 7〜8分間隔できている。 産院に電話するが、初産なのでもう少し様子を見るように言われる。 指示通り様子を見るが、陣痛の波が来るたびに、どんどん腰の痛

          妊娠 後期

          こんにちは。ちひろと申します。 妊娠後期についてまとめたいと思います。 妊娠後期にまずしたこと。 セルフマタニティフォトを撮りました。 一眼レフカメラを持っていたので自分で設定して、妹に指導しつつ撮ってもらいました。 本音はプロに頼みたかったのですが、お金に余裕が無く、自力で頑張りました。 妊娠後期にしたことその2。 夫に仕事を辞めて貰いました。 普通じゃない。 でも今でも思います。間違っていなかった。 産後家に篭れば病む。そう考え、私が大黒柱になろうと思っていました。

          妊娠 中期

          妊娠初期がまだの方はこちらから こんにちは。ちひろと申します。 長らく時間が空きましたが、中期編を書いてみようと思います。 中期に入った私はある図を作成し、 週数を指折り数えては図を参考に見ていました。 医療職ではないので、個人的に調べた何の根拠もない図です。 それでも私にとっては心の支えであり、指標となっていました。 せっかくなので見やすく書き直して見ました。 あと何日、あと何週間と、毎日トツキトオカを見ながら、参考にしていました。 楽しみよりも不安が大きかった様に

          濃密過ぎた数日間

          こんにちは。ちひろと申します。 濃密過ぎる数日間を過ごしていました。 ことの発端は4月中旬。 外出中に兄弟から「私がパートナーにとって好ましくない言動をするとパートナーから苦情のLINEが入る」と聞き、私がパートナーに腹を立てた。 (後にパートナーに聞くとそんなことはしていないとのこと) 仕返ししようとしてパートナーと揉めて、子ども人格が反応。 パートナーを怖がって帰宅困難に。 兄弟の家で一時的に暮らすことに。 4月下旬、パートナーと直接やり取りしない方が良いと、恐ら

          最近のこと

          こんにちは。ちひろと申します。 閉鎖病棟から退院してもうすぐ2週間が経ちます。 退院初日は数十分外にいるだけで、人の多さや車や電車の音などの刺激に疲れてしまい、泣きながら頓服を飲んでいました。 現在は1人で一駅歩いて気分転換に買い物に行くこともできます。 さて、最近のことですが、安全な病院に帰りたがっている人格が複数名おり、その子による自傷を繰り返してしまっています。 私を含めその他大勢が入院反対派のため、兄弟や夫にお願いして1人にならないように見守ってもらっています

          閉鎖病棟 退院&番外編

          こんにちは。ちひろと申します。 今回は退院の流れと一時保護について。 退院の大まかな流れ ①退院前診察(パートナー同伴) ②帰宅荷物の準備 ③1週間分の薬処方 ④窓口支払い 午後退院予定だったのでね、ものすっごい暇でした。先に荷物を準備したいけれど、許可が下りず泣 児童相談所の一時保護 一時保護とは保護者が入院などで一時的に子どもを養育できなくなった時に無料で委託先で保護してくれるものです。 一時保護の流れ 私たちの場合は役所のSWへ相談した為、保健師とSWを通

          閉鎖病棟 退院&番外編

          閉鎖病棟 4週目後編

          こんにちは。ちひろと申します。 相性の悪い患者 以前プライバシー保護の観点から他の患者については一切触れないと書きましたが、今回だけはお見逃しください。 お相手の方とは関係良好で、話しているととても楽しかったです。ただ、一緒にいるだけで私が影響を受けて不調になる。それだけのことです。 子ども人格と人格交代 これまでは子ども人格の気持ちが強く流れてくる「出現」が度々ありましたが、今回は制御できなくなる「人格交代」が起こりました。 一応私自身も一緒にいるのですが、体の制

          閉鎖病棟 4週目後編

          閉鎖病棟 4週目前編

          こんにちは。ちひろと申します。 1週目、2週目、3週目がまだの方はこちらから 人格出現頻発 過去の記憶が戻るたびに子ども人格。 私を罵倒し続ける人格の声。 両親をコロすと息巻く人格。 生のエネルギーに満ち溢れた人格。 自分を傷つけてやりたいと悲鳴をあげる人格。 もう本当に数え切れない人格が次から次へと出現しました。 度々出現する子ども人格にはつーちゃん。 罵倒する一部の人格をグロ山さん。 生のエネルギー源の人格はあつしさん。 何人かに名前をつけました。 人格の声が止

          閉鎖病棟 4週目前編

          閉鎖病棟 3週目

          こんにちは。ちひろと申します。 1週目、2週目がまだの方はこちらから 転換症状 2週目の終わり頃より、転換症状の脱力が7ヶ月ぶりに再発しました。 ザワザワしたり、急に息苦しくなったかと思うと膝がカクンと脱力して、その場に倒れ込んでしまいます。徐々に脱力が全身に広がり、胸から下に一切力が入らなくなります。血圧脈拍ともに異常はありません。 横になって休んでいれば10分から30分ほどで何事もなかったように回復します。 本当に嘘のように元に戻る為、よく嘘つきと言われます。で

          閉鎖病棟 2週目

          こんにちは。ちひろと申します。 この週は作業療法に初参加しました。 1週目がまだの方はこちらから。 OT 作業療法 主治医から作業療法への参加許可が下りた為、 OTスタッフから作業療法について説明を受け、 作業療法に参加しました。 詳細は伏せますが、私は刺し子とミサンガ作りに熱中しました。 ありがとうございました。 ご興味のある方は続きも是非。 番外編 閉鎖病棟で妊娠疑惑 以前記事にしていたかと思いますが、 ミレーナを入れて1ヶ月経たずに入院してしまった為、 検

          閉鎖病棟 1週目

          こんにちは。ちひろと申します。 今回は最初の一週間をご紹介します。 大部屋が空いてない!? 入院の予約を取った時は差額ベッド代のかからない大部屋を予約していたのですが、病院側の手違いで初日は個室で過ごしました。勿論、病院側のミスなので料金は請求されませんでした。 個室はかなり広く、収納も多く、プライバシーが守られている感がありましたが、私の病状的には向いていないかなと思いました。消灯時間前に電気を暗くできる利点はありました。 慣れない入院生活。常に人の気配がして、物音

          閉鎖病棟 入院編

          こんにちは。ちひろと申します。 閉鎖病棟を無事に退院できたので、記憶が鮮明なうちに、入院編をやっていこうと思います。 入院手続き 今回は任意入院だった為、家族同伴での最終診察(意思確認)を経て、入院手続きが始まりました。 ①コロナなどの風邪症状チェックシートの記入 ②腋下での体温測定、血圧測定 ③医師による任意入院同意書、外出制限同意書、 任意入院診療計画書、入院申し込み書などの説明と同意サイン ④SW(ソーシャルワーカー)による病室の同意書、入院費支払いなどの説明と同