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名もなき家事

こんにちは、Tidyupの片岡牧子です。

「名もなき家事」というワード、ご存知ですか?


家事といえば料理、洗濯、掃除etc 色々ありますが、名もなき家事はいちいち名前がついていない家事のこと。家庭では「名もなき家事」が日常にたくさん溢れています。

例えば
脱ぎっぱなしの靴の片付け、
トイレットペーパーの補充や交換
日用品のストックの補充
ゴミ箱にゴミ袋をかける
etc

これらは「名もなき家事」で思い当たるものの上位に入っているもの、らしいです。

そういった家事1つ1つに担当をつけるのもありなのかもしれませんが、家族皆が24H家にいるわけではないですし、些細なこと1つ1つに責任を取らされるのは窮屈でたまりませんよね。

結局はこういった家事を母なる人が一手になさっているご家庭が今の日本には多いのではないでしょうか。

本当はあなたの責任ではないし、やらなくても良いことなのですよ。

やらないと家族の誰かが困る?だとしてもそれをケアし、責任をとるのは母なる人の役目なのでしょうか? 小さなお子さんはさておき、自分でできる人は自分でやったら良いのではと思います。

1人で抱え込まずに、家族誰かがやると家族で話し合ったり再認識する、多少のことは目を瞑る、家族のためのことを自分の責任と重く受け止めないなど、とにかく家時間が辛くならないように過ごせますように。

そういった名もなき家事を家族のため、家の平和のためにと自ら選んでやっているのでしたら、心の底から労って、自分の心にお礼を伝え、栄養をあげてくださいね。

私はかつて家事も子育ても一人で全部抱え込み、定期的に爆発するを繰り返していた時期がありました。キャパが少ないので当然です笑。

変化を起こすのには、まず自分一人ではできないことを自分で認めるところからでした。そして誰かにやらされているのではなく、自分で選んでやっているのかを自分に問いかけることにしました。

そうすることで、私はこんなにやっているのにとか、誰もやってくれないと責任を相手に求めなくなります。

イライラが減ることで、解決したいことをどうしたら解決できるのか、建設的に考えられるようになりました。

そして最近では、例えば外出前にAとBとCのやりたいことや家事(名もなき含む)がある場合、それを言語化し、「出かけるまでに、AとBとCがあるのだけど、どれをやりたい?」と有無を言わさず家族を巻き込むようにしています。この言い方だと上からではなく、あくまでもチームになるのです。

名もなきことを誰がやるにせよ、少しでも楽しく、ストレスなくできますように。