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しし座満月だから「しし座」に想いを馳せてみる。


今日は久しぶりに暖かな朝。
身体が緩んでいたので、心もフッと緩みました。
さすが立春過ぎただけのことはある。
これからが三寒四温を繰り返し、春になっていくのだな。

さて今日はしし座満月。
私はしし座のお話がわりと好き。

12星座はおひつじ座から始まって魚座まで、それぞれの星座には物語(=エネルギー)があり、その物語が極まると次の星座の物語へと繋がっていく。

しし座はおひつじ座から5番目の星座。
その物語は、小さな子の無邪気な承認欲求がテーマになっている。

自分の描いた絵を「ねぇ見て‼︎みて‼︎」と見せているちびっ子のようなエネルギー。とりあえず、見てもらえれば満足なのだ。私のイメージの中では「見て!」と言って見てもらっている時のちびっ子は、鼻を膨らまして自慢げだ。

楽しく描いて、誇らしげに誰かに見せて「上手に描けたねぇ」と褒めてもらってご満悦、というご機嫌さがしし座のエネルギーにあると思うと、しし座が可愛くて仕方ない。

この純粋なエネルギーは、クリエイターやアーティストにとっての底力にもなるもので。しし座と関わりの深い「5」という数字にもこのエネルギーが含まれるため(←こういうところが占星術の奥深さだと思います)、自分の出生チャート上の「第5ハウス」という場所に、現在のラッキスター・木星がやってくる年は「クリエイターやアーティスト」にとっての“当たり年”と言われるのも納得だ。

こんな可愛いしし座なのだけど。
やはり、このエネルギーも極まると問題が出てくる。

絵を描く→人に見せる→なかば「褒め」を強制して褒めてもらう→ご満悦

…というサイクルが崩壊する時がやってくる。それは繰り返すことにより新鮮さが欠如してくる、ということもあるが、とにかくこのサイクルは「ほぼ主観」で回っているため、成長がない。

そんな風にしし座のエネルギーが極まると「批評・分析・客観」が信条の「おとめ座」へと繋がっていく。

自分の世界で楽しく絵を描いて、善意の“評価=褒め”で気分よく過ごしていたのに、それだけじゃ物足りなくなるような変化。きちんと客観的に批評を受けて、正しく評価されたい=褒められたい。それが「しし座→おとめ座」へのジャンプ。

なんかね、可愛かったあのちびっ子が少し大人になってしまうようで切なくなるんですよね。

しし座の物語、この切なさ込みで好きなんだけど。

いつまでもキラキラした瞳でぐりぐりと画用紙にクレヨンで好きなように描いてて欲しかったな、といつも思ってしまう私がいます。

でも、おとめ座の批評を受けて劇的に洗練されて、それが次の「オシャレ番長・てんびん座」に繋がっていくので。

この成長は止められない。それもわかってますし。
現実的には「おとめ座」の友人が1番多い私なので。おとめ座も大好きです笑。

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