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新型コロナウイルス感染症の 「患者」数は26日連続減少し、3万3千人に(6/12現在)

新型コロナウイルス感染症の
「患者」数は26日連続で減少して3万3千人に。
この1週間、平均で1631人ずつ減りました。
「患者」の実効再生産数は0.75。
21日連続で1.00を下回っています。
この状況が続くと、
6月20日には2万5千人を下回ることが予想されます。

新型コロナウイルス感染症ウォッチング448日目。
厚生労働省が公表した6月12日午前0時時点の数値をもとに見ていきます。

陽性者の数から退院した人と死亡した人を除いて求められる
12日時点の「患者」数は、前日から1694人減って3万3059人。
5月17日に過去最多の7万6490人となってから減少に転じ、
この26日間で「患者」数は約4万3千人少なくなりました。

1週間のPCR検査陽性者数の合計は
5/19〜5/25に第4波で初めて前週から約7900人減と減少に転じ、
5/26〜6/1は2万4801人(約9200人減)
6/2〜6/8は1万7178人(約7600人減)で、
感染拡大は完全に峠を越えました。

重症者数の推移を見ると5月26日に1413人と過去最多となりましたが、
6月1日から12日間減少が続き、12日現在では890人となりました。
これが、ワクチン接種の進展による高齢者の感染者数減少の影響なのか
注目していきたいと思います。

感染力が強いといわれる変異株の感染が広がっていますが、
最も効果的な感染予防策がマスクと手洗い・うがいであることは変わりません。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の効果がはっきりと表れている現在。
日常生活を通常に戻して経済活動を全面的に再開する道筋を示すことが
政治に求められています。
それには、第3波、第4波を超える感染拡大に
十分に対応できる医療提供体制の整備が最大の課題です。
政府、国会、日本医師会、日本病院会などには、
実効性のある迅速な対応が求められています。

#新型コロナウイルス感染症を乗り越えよう

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