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新型コロナウイルス感染症の 「患者」数は36日連続減少して、約1万9千人に。

新型コロナウイルス感染症ウォッチング458日目。
厚生労働省が公表した6月22日午前0時時点の数値をもとに見ていきます。

新型コロナウイルス感染症の「患者」数は
36日連続で減少して約1万9千人になりました。
この1週間、毎日平均で1350人ずつ減っています。
「患者」の実効再生産数は0.67。
31日連続で1.00を下回り、第4波以降最低の数値に落ち着いています。

陽性者の数から退院した人と死亡した人を除いて求められる
22日時点の「患者」数は、前日から1017人減って1万9417人。
5月17日に過去最多の7万6490人になってから減少に転じ、
この36日間で「患者」数は約5万7千人少なくなり、
ピーク時の4分の1になりました。

1週間のPCR検査陽性者数の合計は、
6/16〜6/22は9991人で前週比約2400人減、
2回目の緊急事態宣言が解除された3/17〜3/23の1週間以来、
3か月ぶりに1万人を下回りました。

重症者数の推移を見ると5月26日に過去最多の1413人に
なりましたが、6月1日から17日連続の減など減少傾向が続き、
22日現在では697人となり、ピーク時から半減しました。

変異株の感染力の高さが指摘されている中でも
感染者数や重症者数の減少が続いており、
医療従事者や高齢者へのワクチン接種進展の効果が
表れ始めていると言えそうです。

最も効果的な感染予防策は飛沫感染を防ぐマスク、
手指などに付着したウイルスを取り除くための手洗い、
口に入ったウイルスなどを排出するためのうがいです。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の効果に加え、
ワクチン接種の効果が表れ始めたとみられる現在。
日常生活を通常に戻して、経済活動を全面的に再開する道筋を
国民に明示することが政治の責務です。

それには、第3波、第4波を超える感染拡大に十分に対応できる
医療提供体制の整備が最大の課題です。
政府、国会、日本医師会、日本病院会などには、
引き続き実効性のある迅速な対応が求められています。

#新型コロナウイルス感染症を乗り越えよう

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